製作:Force 発売日:2000-01-14 原画:蒼月裕忠 シナリオ:深沢 豊 シナリオ:6 グラフィック:6 システム:4 総合:6 長所:終盤、ちょこっと不思議 短所:前半、システム全般 種類:W_?? | まず始めに・・・趣味の問題なのでほとんどの人には駄作かも。5人位で作ったゲームのようで所々に粗が目立ちます。シナリオ・企画・プログラムを一人で担当しています。そしてゲームのシステムにフリーソフトのツールを使って手間を省いています。このフリーソフトはまぁまぁの出来なのですが画面上でカーソルが点滅するのは絶えられません。画像も下のCGを見てくれれば分かるように背景さえも画面の30%程度で立ち絵も少ない。そして極めつけは文章の間違いがよくあること。一回検査すれば直せると思うのですが、時間が無かったのでしょう。粗はこんなところで、お話は前半が非常に暇。一本道シナリオなのですがキャラクターごとの攻略というのは束縛されているというか・・・なんとなく嫌。というのもバットエンドも存在しない本当に一本道だから。何時まで続くのかと言う焦燥感に駆られます。パターン化されて次に何があるのか分かる事が問題なのでしょう。そんなちょっと退屈な恋愛劇が何回か繰り返されると次は怒涛の解答編。ちらほらと出てきた謎が一度に解き明かされます。ほんの少しだけ感動的な幕切れですね。この最後の展開で10位に入っているわけですが、実は物語以上にこのゲームの個人的評価を引き上げているのは・・・・原画。「火焔祭」の原画に似ているなぁと思っていたら同一人物ですね。うまい絵ではないのですがとても気に入っています。さて、すっかり忘れていたシナリオですが自転車事故に遭った主人公と幼なじみ、その事故で幼なじみは死んでしまった。事故からしばらく経ったある日、部屋に小さくなった幼なじみが現れた。とこれだけです。後は成り行き(?)で小さくなった幼なじみが見える少女、昔家庭教師をしてもらっていた教師とその生徒そして幼なじみ、この4人を順番にしかもエンディングを迎えないで通して物語が進みます。シナリオに矛盾点も少しあります。大した作品ではありません。(修正ファイルを入れると結末が変わるらしい。ここでは修正ファイルを入れずにプレーしています。後、メーカー次回作「書淫」と物語が関連しているそうです。) |