パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2025-10-09 | ページ表示数:14回

連れてって、ダンジョンヘ!!

製作:Hanabi Fuusen
発売日:2023-06-23
シナリオ:6 グラフィック:6 システム:6 総合:6
長所:ゲーム性  短所:説明不足
種類:W
ローグライクデッキ構成型。ファンタジー世界に転移してしまった主人公が美少女と出会って戦闘の指示をしつつダンジョン探索をする。ダンジョンのマス(階)ごとにランダムに戦闘(ノーマル、レア、変異)、イベント、休憩、ショップ、宝箱などが設定され、固定のエリート(中ボス)、ボスと戦闘する。戦闘はカードで行い、コスト、属性、強化枠、効果が設定されていてイベントマスの選択でそのラン限りで強化出来る。戦闘でははめこむルーン石やお金が取得できる。ルーン石は単純な攻撃力強化から特殊効果の付与まで多種あり、合成で強化出来る、またストーリーの進行によって強い石が入手可能になる。お金はカードを買う、ルーン石の合成に使う。カードはストーリーの進行によって解放されていきそこから8~10枚選んでランを開始する。難易度が難しいの場合、クリア可能なデッキはほぼ固定。カードの効果を見ながら相乗効果が得られるものをルーン石を含めて考えていく。手札は最初に全て配られる。全て使って手札がなくなると休憩して1枚デッキから破棄してそれ以外を配り直される。破棄時に永続強化(オーラ)の効果があるものがありうまく獲得していく必要がある。HPがなくなって敗北も多少はあるが基本はカードを全て破棄してしまって負けることが多い。ダンジョンは複数に分かれていてクリアした後にはデッキを変えないと勝てないようになっていることが多い。最終コンテンツとして50階のハイスコアを目指すダンジョンが用意されている。色々と仕掛けが多く、イベントマスでのイベントの種類も多い。ダンジョン内のショップではカードが作成出来たり、宝物の収集が出来たり、残HPで休憩のCGが変わったり、温泉マスで入っているキャラが増えていたり。ストーリー面でもこれ系のゲームとしてはしっかりしていてボス戦前後だけでなく、ダンジョン内でもちょいちょいイベントが入り一貫したストーリーが展開する。基本的にはイチャラブ系だがシリアスになったり、ボス(女の子や触手)に負けるとHされたりする。フルボイスでCGは差分もあるが30枚ほど。ギャラリーやストーリーの振り返りも用意されている。立ち絵はキャラごとに1枚ずつ。全てクリアして20時間ほどだが、勝てるデッキが分かっていれば負けることはないので時間は掛からないだろう。最終コンテンツは初期デッキが固定されハイスコアを目指すことも出来るが最終的なデッキの種類はそれほど多くない。かわいくてライトだがちゃんとゲーム性もある、そんなゲームをしたくなったら最適なゲームだと思う。(ネタバレ:かなり初期からパメラは本当の妹でモナとユナは同一人物なんだろうなと分かってしまう。なのでストーリーに驚きみたいなものはなかった。デッキ構成の方はほぼ固定なんだと分かると底が見える感じ。行動阻害、蓄力・出血・燃焼、毒/カウンター、負のエネルギー、清酒辺りが基本。そこまで複雑ではないので継続戦闘能力や回復、ガード、ダメージ、ダンジョン内での強化も見据えてデッキを組めばいい。メインのラストだとオーラを解除されるので負のエネルギー以外では勝てないと思う。

©Hanabi Fuusen/連れてって、ダンジョンヘ!!(持ち出し厳禁)
©Hanabi Fuusen(ハナビフウセン)/連れてって、ダンジョンヘ!!(ツレテッテ、ダンジョンヘ!!)
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