パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
INDEX | 感想 | サイトマップ 
公開日:2025-05-27 | ページ表示数:10回

TriZon(一般)

製作:Ling
発売日:2025-05-15
シナリオ:5 グラフィック:5 システム:6 総合:6
長所:俺強  短所:底が浅い
種類:W
ローグライクデッキ構成型ゲーム。人間がカードになってしまった不思議な世界に迷い込んだ主人公がカードバトルをして脱出を目指すゲーム。ただ主人公(少女)の影は薄い。カード化して仲間(トリや女ハンター)とこの世界の過去を追っかける感じのストーリーになっている。会話はそこそこ多いが内容はフレーバー程度。カードゲームとしてはInscriptionと大差ない。マップのアイコンから次の移動先を選択すると戦闘・キャンプ・カード削除・カード融合・ボス戦が開始される。戦闘後はカードやアーティファクトが手に入る。カードはコスト0になると場に出すことが出来る。コストは場のカードを生贄にして下げる。ターン終了後に双方の攻撃が開始される。カードはコスト・攻撃力・体力・属性のほかに様々な効果があり場に出さずに攻撃したり、凍結させたり、無敵になったり、行動によってステータスがアップしたりする。ゲーム終了時に1枚持ち越すカードを選ぶことが出来るので、それを永遠と強化すれば何も考えないでやっても本編クリアは可能。ただ強い組み合わせはあるので初回でもクリアは可能なレベルの難易度になっている。コンセプトからして最強カードを作って敵を蹂躙して楽しむことなので、バランスは早々に崩れる。エンドレスモードはどこまで耐えられるかというよりもどこまでも強化するためにある印象。絵が可愛くてほどほどゲーム性が高いのでさくっとプレーする分には楽しめる。ただし、長くて20時間もプレーすれば飽きるだろう。(マニュアルがないので良く分からない部分が多い。虹色などカードの色に意味があるのか、格好いいだけなのか?とか、カードは何枚引けて持ち札に上限はあるのかとか)(ネタバレ:脱走兵コンボや神罰などの全体攻撃重ねなどで1ターン開始前に倒すのが定石。エンドレスモードだと1ターン待つと敵が強くなってくるので厳しくなってくる。キャンプで手に入る治療・逮捕・神罰は役に立つが、他は融合しても役に立たなかった。逮捕は融合すると繰り返し使えるので便利。エンドレスモードはやり続けるとアーティファクトがなくなり、ただ繰り返すだけになる。敵が強くなっていくが微々たるもの。

©Ling/TriZon(持ち出し厳禁)©Ling/TriZon(持ち出し厳禁)©Ling/TriZon(持ち出し厳禁)
©Ling(リング)/TriZon(トリゾン)
analysisページの先頭に戻る
今日:628昨日:798合計:3473688 | rss | Copyright 1998.2.6-2023.廃虚碑文 (Twitter)