パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2004-06-11 | ページ表示数:35911回

今宵も召しませアリステイル

製作:RUNE
発売日:2003-09-05
原画:赤丸 シナリオ:猫舌あち
シナリオ:4 グラフィック:5 システム:4 総合:6
長所:多種類H  短所:全部
種類:W
フェチ。母親から突然送られてきたトランク。中から出てきた少女。なんと彼女は吸血鬼。血を吸わなくとも体液で代替できる・・・・ということでH三昧の日々が始まる。彼女の名前からして、アリステイル略してアリスということで、わがままで、ちょっと小悪魔的なロリータとの夜の生活を描いた作品。夜の生活がこのゲームの大部分を占めます。1回ごとに3回選択肢を選び、その選択により、3種類のフェチ度が上昇します。その値と選択によって色々と新しいバリエーションが増えたりします、また毎日違った展開が楽しめます。ただ、そのために因果関係が非常に分かりにくい。しかもその選択によって次の章が変化するので(攻略参照したので本当の所は知らないけれど)難易度は非常に高く感じた。章ごとのストーリー進行で、分岐はどの章に行くかで決まる。しかも章ごとにフェチ度の種類が変わり内容も変わる。ゲームの仕組みはこんな所。ストーリーの方はHだけではなんだろうということで、おまけで付いている感じ。エンディングはハーレムっぽいのから、不幸なものまであるにはあるがどれも淡白。CGは少なめで下手をすると毎回同じCGばかり見ることになるが、内容、声は大体違うのでそれはそれでいいだろう。ついでに書くとプレー時間は最短10時間程度。ほぼ、アリスのみで脚フェチとか汚れフェチとかニーソフェチだとか踏まれ願望だとかまぁ色々ある。非常に積極的であっけらかんとしたキャラクターと毎日楽しくHする。彼女のCGが気に入ればやってみるべきだろうとは思う。(ただ・・・・もしかすると今までプレーしてきた作品の中でも一番嫌いかもしれない、こういう作品は。)(システムが低いのは因果関係のない分岐のためと、ちょっと変わったレイアウトに戸惑ったため。)(特殊なものとして、M男やふたなりなんかがちょっとだけある。)(続いて愚痴、ネタばれに非ず、何が一番気に入らないかと言えば、主人公それとアリスの性格。毎日Hをしているのにどうやら付き合っているつもりも、愛しているわけでもないらしい主人公のいい加減さ。サブヒロイン達にアリスとの関係を偽ったり、言い訳がましくて・・・。あまりきちんと性格付けされていないのか、マルチエンディングにするためか、かなり都合のいい性格のアリスも気に入らない。なんで主人公が好きなんだ?というか、馬鹿だろ?しかもそのやり取りが・・・・死語かもしれないが・・・バカップルそのもの。見ていて、頭痛がするというか、いらつくというか・・・。こういう作品が嫌いなのではなくて、ご都合主義のハーレムゲームに今の感性が染み付いているところが気に食わない。あっちもこっちもいいとこどりというか、違和感を感じてしまう。それを加速させたのは、難易度の高さとCGが好きになれなかったことだろう。客観的に見れば用途に即したそこそこ良作なのだろう、きっと。

©RUNE/今宵も召しませアリステイル(持ち出し厳禁)
©RUNE(ルーン)/今宵も召しませアリステイル(コヨイモメシマセアリステイル)
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