製作:D.O. 発売日:1995-7-28 シナリオ:6 グラフィック:6 システム:6 総合:6 長所:絵 短所:戦闘頻度 種類:D Win版:有 | 本格RPG。CGが多い回想で120枚ほど、半数は通常イベントCG。ボリュームは12時間前後でダンジョンは10個ほど。前作で故郷の島の事件を解決して大陸を目指した主人公達(男女)だったが、そこでは魔族が暗躍していてもっと大きな事件に巻き込まれていく。前作から見た目が改善されて二頭身のキャラがマップを歩く方式になったり、ボス戦後に雑魚敵が出なかったりする。RPGとして見ると難点は多い。レベル上げが面倒だったり、敵に有効な攻撃が水属性だけとかピンポイント過ぎることが多々ある。敵が固すぎて持久戦になってしまったり、お金入手の主力が宝箱なので装備を事前に買い揃えるのが難しかったり、雑魚敵が出過ぎたり。ダンジョンの謎解きも結構面倒で、レバーを引いたり、ボタンを押したり、転移の方向を変えたり、時間が掛かる。魔法や装備を宝箱から取得するので取り逃すと難易度が上がるのも頂けない。とはいえ、個人的にはギリギリ許容範囲。H関係を見ると、ボリュームは多い。横道のシーンも多い。種類としてはモンスターに犯されそうになって救出時に軽く主人公(男)がいたずらして主人公(女)に怒られるというのが定番。後は主人公(男)や仲間(女)のシーンが多く、女性同士も多い。主人公(女)は悪戯されたりするシーンが数回ある。会話のボリュームがそこそこあったりモンスターがちゃんと話をして女の子をイジメたりと基本は揃っている。ストーリー的には前作はやっていなくても最初に振り返りがあるので問題ない。各地の困りごとを解決していく過程で魔族との抗争に発展していき次作に続く感じで終わるが次作は発売されていない。そのせいで主人公の男女の恋愛が中途半端な感じで終わってしまうのが残念。丁寧に作られているが、当時としてはありがちな遊びにくさがある。それでも十分秀作だと思う。(途中の分岐で主人公(男)側のイベントを見たが、どっちが良かったかは悩み所。その後は楽が出来るが、四天王最後の1人が魔法しか効かないのでもしかすると女ルートの方が楽だったかもしれない。アクセサリーについては基本主人公男女に持たせる方がいいが、使い道がないものが多いのであまり神経質になる必要はない。ただ、MP回復と攻撃力アップ、魔法攻撃力アップのような利用がほぼ限定されいるものを主人公の逆側に持たせると辛いかもしれない。横道イベントは、町人のコメントがヒントになっていてそれ以外はほぼない。宿屋に泊まったり、占い師を再訪したり、湖の上とか奥とかで発生するのは分かりにくいかもしれない。城を含めてダンジョンに再訪する必要はないのが分かれば、マップをウロウロすることも少なくなりそう。敵が強いと感じたら、楽な所でゲームスピードをコンフィグで上げてレベルアップすることをお勧めする。最終ダンジョンなどの前にはアイテムを買い集めておくのも重要。Lv40もあればクリア可能。ビッグバン、パワー、回復系、最初の水魔法以外は最悪なくてもクリア出来る。装備も次のダンジョンでより強いものが取得できるので宝箱は全部取らなくともなんとかなる。全部取るつもりなら神殿のレバーを引く前に宝箱を取得すること。引いてしまうと戻せないので2度と取れなくなってしまう。) 「ブランマーカー」 |