製作:Silky's 発売日:1993-10-21 シナリオ:5 グラフィック:6 システム:4 総合:5 長所:簡単 短所:単調? 種類:D Win版:無 | オムニバス。4つのお話を楽しむことが出来る。「博士の見えない欲望」は、透明人間になって女子寮に侵入していたずらをするお話。「乙女探偵ボディー・アタック」は、冴えない探偵のもとに誘拐事件の解決の依頼が来るお話。「魔性の謝肉祭」は、馬鹿王子が魔女に取られた城を取り返そうとするコメディータッチのお話。「禁断の銭湯」は、予約していた旅館に向かう最中に迷い込んだ不思議な旅館でのお話。1話30分程度で、きちんとしたストーリーはない。Hシーンのためにいい加減な話が付いてきた感じ。セーブやロードがないことから短さが分かるし、CG鑑賞がある事からこの作品の目的が分かる。製作年代からすると大した出来で、「魔性の謝肉祭」のお馬鹿なノリはかなり気に入ったが、他のお話はあまり楽しめなかった。Hシーンは各話に2つから4つあるがCG枚数は同じくらいで10枚もない。プレー時間から考えると多い方だと思う。立ち絵がなく毎回違ったCGが表示されるからか、やたらと、お触りシステムや、選択肢の選択でクリックさせられるからか、少なくは感じなかった。ゲームとしては、バッドエンドになる確率も低く、一本道なので多少物足りなさを感じるが暇潰しくらいには最適の作品だと思う。(システム面では短いからといって、フラグを立てる為に総当りでコマンドを実行しなければならず面倒だった。文章量もそこそこあるのに、メッセージスキップが出来ないのもマイナスだった。)(「魔性の謝肉祭」は、想像すらできない姑息な攻撃をするなんて、とか繰り返し言うだけで何したのか不明だったり、ユーザー様のリセット攻撃は大変だとか、おとりとして部下を人食い魚に食わせたり、自分の失敗を笑った部下の名前をメモしたりとかする。よくある傍若無人、非道の行いを楽しむ部類の笑い。) |