製作:深爪貴族 発売日:2021-11-19 シナリオ:9 グラフィック:8 システム:7 総合:9 長所:ストーリー 短所:難易度高い 種類:W | 30時間程度の長編RPG。前作king exitの10年前を描く敗北者が懸命に生き残るための戦いのお話。ストーリー、RPGのゲーム性、エロの3本柱がしっかりと存在感がある大作。絶滅までのタイムリミットが迫る魔族が人間の国を侵略していく。ただ、この人間の国が一癖も二癖もある鬼畜で奴隷を虐げる国ばかり。そのせいで悪いことしている感がほとんどない。道中、魔族が滅亡しかけた経緯や主人公の謎、仲間の女奴隷達の生きざまを熱く語りかけてくる。RPGとしても優秀で強敵、実績、隠しアイテム、特色あるキャラのスキルがあいまって戦い方に幅が出来ている。レベル上限が99しかないので、強敵は戦略を立てる以外だと、周回なりでステータスアップのアイテムや強力な装備を複数集めるしかない。基本はシンボルアタックで一部マップのみランダムアタックになっている。歯ごたえがありすぎるので途中で諦める人もいるかもしれない。そういう人のためにシネマティックモードという超イージーモードがあるが、だからといって相当なプレー時間には変わらないので、そちらを選択できる層がどれだけいるのかは悩ましいところ。途中でモード変更出来ればいいのだが、それは出来ない。エロ関係はスキップ機能もあり、完全に排除することも出来る。基本は奴隷という立場の拷問、もしくは風俗店ならぬ風俗国があるのでそこでマニアックな奉仕をする感じ。RPGとしても歯ごたえがあって〇、キャラもかわいくストーリーも哀愁を感じつつも熱い展開で引き込まれる。全体的に完成度が高く気になるようなやってみて損はない。
(ネタバレ(前作):king exitのキャラは端役程度の出演。ゲオルイースは序章の主人公、裏ダンジョンのボス、後は父親、手紙などで少し触れられる程度。グイーネは序章の主人公と、ラストに主人公を殺そうとするので一番出番が多い。スティアラははなでかおじさんと一緒に町の人を手助けする程度。決死隊の皆さん、サミダレ様は裏ダンジョンの中ボス。ラスターは第三帝国の花園で話に出るだけ、カラの騎士、天下乱、lexxは出てこない。魔族は大体出てくるが。そういう面からすると前作の繋がりは薄い。歴史が違くなるので並行世界扱いだと思われる。)
(ネタバレ(話):皇帝は数千年前の魔族。でもトーデイラは魔族じゃないと言っていた。1000年ごとの魔族は全く別の種族ということか?また、少数精鋭で攻める関係でご都合主義的な感じがする。国王を洗脳したとして国全体があんなにすんなり従うだろうか?とか不思議な点がいくつかあったので。とはいえ、熱い展開てんこ盛りなので全体としては素晴らしいのだけれど。EDとしては遠い未来で魔族が生き残り平和に暮らせてよかったね、という感じだったが1000年ごとに魔王が出てくる点とか世界の仕組み的に可能なんだろうかとか、色々と考えさせられる話だった。本当は仲間達もみんな幸せになって欲しかったけれど、それはなし。裏ダンジョンでゲオルイースを倒してもいつか大きな闇を払うだろうと言われるだけでストーリー的には何も変わらない。ステ大量アップアイテムと武器はくれるけれど。)
(ネタバレ(戦闘):周回ボスと周回の隠しボスの武器がどちらもカリンカの複数回の攻撃武器なので、カリンカがアタッカーで確定。アンジュのガードも必須。あとの2人は任意というところ。デスポリュカのTP回復、ナージェジタの命中率・クリ率アップやスリップは強力なのでこの2人が基本か?リリィキラー、ダイアナはバフ・デバフが強力なので敵キャラによっては使うし入れ替えで欲しいスキルだけ使うというのもあり。メビアスは離脱していることが多いし裏ダンジョンに行けないので除外。ちなみに裏の中ボスの4人組は僧侶から狙うこと。裏ボスはたぶん右、左、真ん中の順番。)
(ネタバレ(攻略):処刑ダンジョンは最適手をミスなしでやってやっと21階までいって死ぬことが出来るレベル。20階はりゅうが2体なのでナイフと劇薬が2つずつ必要になる。それを揃えることを意識して進むこと。天下泰平はプラナのメインコロシアムに、猿の国の温泉はキャラが集まると回想シーン追加、スタッフ部屋は猿の国にある。竜のアレは超獣降臨の雑魚キャラが落とす。聖地のEXをクリアすると入り直せないので注意。帝国の地下道の強敵はどちらも2回目に倒すといい、ダイアナだけだと厳しい、地下水路の方はそもそも2回目でないと小舟が出てこない。各キャラのレイプイベントはH済だと出てこないのでドレミファッキングダムで解放するのはイベント見てからにすること。特に気になるところはこれくらい。)
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