製作:Active 発売日:2002-05-10 原画:九郎乃 シナリオ:枕流 シナリオ:7 グラフィック:7 システム:8 総合:6 長所:やきもち? 短所:ストーリー 種類:W | 兄妹愛ホラーサスペンス風味。親をなくし兄妹で暮らしていた主人公に兄を探して欲しいという少女。それを断るが、自分達兄妹と同じ境遇の少女が、次第に気になり始めて、少女の兄を探し始めるが・・・・。と出だしはこんな所。しかし探偵物とは言えない。調査と言っても、ハッキングしたり、忍び込んだり、深夜の学校を徘徊したり、徘徊したり、徘徊したり・・・・要するに徘徊するだけ。で、ホラーサスペンスも味付け程度。徘徊すると決まって出てくる化け物類くらいで後は最後の方に少しあるだけ、物語にはほとんど関係しません。まぁ、人はごっそり死にますが、主人公達の知ったこっちゃ無いし・・・・。で実際はなんといっても、妹ゲー。着替えを見られても「お兄ちゃんにだったら、週イチくらいなら・・・。」とかのたまい、何かと愛の告白と勘違いするお兄ちゃん命の義妹と、何故だか主人公に溺れていく無表情の現在お兄ちゃん捜索中の少女、この二人が主人公を取り合うゲーム。また主人公の格好いいのなんの、カギは3秒、暴力団員5人は一瞬、ザコ化け物はナイフで瞬殺、校門は飛び越え、ハッキングは超一流、その正体は・・・・。とやりすぎ・・・。いつ殺されるとも分からない状況下でも平気でHや漫才を繰り広げ、緊迫した場面ではこれ以上ないほどシリアスに決めるこの不自然さ。数々の意味不明の設定、展開、事件もうこれはあまりに多いので気にしないでプレーするのがいいでしょう。というか気にしたら負けです。ということで最後に各感想、音楽は普通、歌はなし、声は主人公もあって普通のゲームとは違った雰囲気、演技は・・・・途中から慣れました、絵は見ての通り悪くない、Hはパターンを無しにすると30枚弱、完全攻略はやや難(攻略テキスト同封)、プレー時間は8時間前後。終わってみると釈然としないものが残りますが、プレー中は展開が気になり、痴話喧嘩が面白く、悪くない出来。ただ、細かい事を気にしなければという注意付き。(二人の妹とのHは豊富。それ以外のHイベントはなし、CGならあり。)(お気に入りはやっぱり野原彩葉・・・・っていうか彼女って何者?妹の元クラスメイト?)(CG左の少女の目、右目の位置が不自然に下がりすぎ・・・・後のCGは違和感ないのに大事な立ち絵だけ・・・・。)(何故人形になったら、メイド服に着替えているのか・・・・謎。)(ホラー場面の演出が非常にまずい。他の場面と全く同じ演出で、しかもCGがほとんどない。したがって盛り上がらない。) |