パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2002-06-19 | ページ表示数:3359回

原罪~innocent guilt~

製作:スタジオ久遠/ウラン
発売日:2000-02-25
原画:刀神真咲 企画・シナリオ:鬼影 姚二
シナリオ:6 グラフィック:5 システム:4 総合:6
長所:シナリオ?  短所:絵
種類:W_??
両親と死に別れ祖父にスパルタ教育をされた御曹司の復讐物語。祖父が一族の男子がかかる不治の病にかかり、その見舞いのために祖父が愛した人々が集まる。自らもその病の兆候を感じた主人公は、復讐として彼女らを壊してしまおうとする。だがしかし、CGの枚数からいってもそんな彼女達に助けられる物語。ひねくれた主人公が立ち直る所が面白い。自分は一日中暗室に閉じ込められたり、厚い本で血が出るほど殴られたりの繰り返しなのに、彼女達は可愛がられてずるいと・・・・非常に子どもっぽくさえ感じる嫉妬がテーマ(?)だ。ゲームは非常に簡単な作りで部屋を訪れ、犯すか話すか決定し、随時選択肢を選ぶだけ。一日に最高5箇所回り、14日間繰り返す。犯すを選ぶと2、3種類のイベントだけで進展がなくなる。CGについてだがご覧のとおりで数少ないイベントCGは一層、雑な物が多い。それに、十代前半のような背格好の子が多い。全体として稚拙な印象を受けるがシナリオは読む価値がある。ボリュームを期待せずお金をどぶに捨てたつもりで買えば、得した気分になれること請け合い。格安で売られていることと思うのでぜひ買って欲しい。

©スタジオ久遠/ウラン/原罪(持ち出し厳禁)
©スタジオ久遠/ウラン(スタジオクオン/ウラン)/原罪(ゲンザイ)
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