発売日:1995-11-03 原画:永田健一 シナリオ:宮崎一男 ディレクター:大隈浩昭 シナリオ:5 グラフィック:5 システム:6 総合:6 長所:長編大作 短所:長すぎる 種類:D Win版:無 | SLG。前作を大幅にパワーアップした秀作。7つのサイドストーリー(5面)と本編(25面+30面程度の依頼)から成り、主人公だけでなく、登場人物達の物語も楽しむことが出来る。総プレー時間は50時間は下らないだろう。ストーリーは盗賊団のリーダーである、主人公が伝説の宝珠の力を利用としようとして全てを失う所から始まる。何故、主人公は宝珠に手を出そうとしたのか、仲間達は何を背負っているのか、そして宝珠は一体どこにいったのか、そして急増した魔物達と見え隠れする陰謀を軸に登場人物達が運命に翻弄される。前作とは薄く繋がりがある。基本的なシステムは前作の「グレイストン・サーガ ~魔界の泉~」と同じなので合わせて見て欲しい。本作での変更点は、特定の魔物のみ仲間に出来る点、その魔物を売れる点、修行や魔法の研究がお金が掛かる代わりに何度も出来る点、マップに隠しアイテムやイベントが出来た点、戦闘の合間にまぁ充実したストーリーが付いた点、とまぁこんな所。これらの変更点によって、魔物を仲間にして売るということが非常に重要になってきた。何をするにもお金が全ての世界なので出来るだけ魔物を仲間にしておきたい。難易度は高くはないが、突進するとあっけなく死んでしまうので間合いが重要になってくる。ストーリーの方は、硬派な世界存亡の危機に立ち向かう若者達というありがちな内容。ボリュームもバランスもストーリーもこの系統のSLGの中では頭一つ抜きん出ている印象を受けるが、個人的にはあまりに長すぎた・・・・。(SLGというのは、戦闘アニメを切ったら飽きたという事が多いと思うが、サイドストーリー2つクリア、その後、本編10面に行った辺りでアニメを切ってしまった。)(サイドストーリーやっても何が起きているのか良く分からなかった、前作の主人公も出てきたが、名前すっかり忘れてた・・・。とにかく、名前と人間関係覚えるのが上手な人には楽しめるのかも。)(以下ネタばれ、攻略、他>前作同様、ボスは弓で遠くからちまちまやれば無傷で倒せます(数匹例外有り)。25面では強い魔物を複数仲間にしていないと死亡確定。隠し洞窟などは、マップをクリックすれば見つけられます。神経質にお金を稼がなくとも、敵をきちんと倒し経験値を手に入れることさえ考えていれば問題は起きない(最終的に30万以上あまってしまった・・・)。戦闘で使うキャラクターを6人程度に絞り、出てくる敵を全滅させていけば後はなんとかなる、装備は宝箱でまかなえるので、マジックブーツが買える様になったら、主力分+1、2足買っておけば他は買わなくとも良い。とにかく間合いを掴み地道にタコ殴りする事。さて、隠しアイテムなどは大抵色違いの床にあり。町の人たちの話でどこにあるか分かる場合が多い。分かりづらかったり、ヒントがない物で自分が見つけたものを書き出してみます。ところで、依頼の「依頼人が無くした宝物を捜索する」で手に入る隠しアイテムの、モブリスの秘術本がないと取れない宝箱が多くあってちょっとびっくりした。さてでは、5面:マニラーマ神殿、祭壇の左裏、幸福の指輪、6面:依頼(依頼人が無くした宝物を捜索する。)、右の地面(色違い)、モブリスの秘術本(10面:水の洞窟の宝箱が取れる、14面:上の洞窟で橋が架かる、呪いシリーズや純金シリーズ、18面:愚王シリーズ)、中央の地面(色違い)、ミスリルナイフ、6面:右下の色違いの森、エリクサー、マジックブーツ、11面:コーニッグ神殿祭壇裏、エリクサー、16面:隊長格(Lv20)を倒すと、ワースブレード、17面:町の下の森、癒しのしずく、妖しの小刀、+?、祝福の穴(各パラ+5)、21面:南の森の洞窟、ポコポンで行き、全ての質問に「いいえ」と答えると、ゴールドブーツ、下の門の中の木に、トライデント、24面:穴の縁中央、アダマンタイト、ドラゴンがいる川のあるマップ下、川の横、ドラゴンシールド、反対側、牙竜の骨、入り口右上、デモンブレイカー)(女の子がいっぱい出てくるが、20面まではそれでも硬派だった。それなのに、20面の依頼で仲間になる人形の霊のポコポンらが出てきた途端に、自分の中で世界観が崩壊してしまった。)(エンディングでは男のキャラが大抵不幸になるのは一体何故なんだ?) |