パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2023-11-09 | ページ表示数:172回

ウエディング・エラントリー~逆玉王~

製作:Grocer
発売日:1994-12-9
シナリオ:6 グラフィック:6 システム:6 総合:6
長所:システム  短所:日課作業
種類:D
Win版:有
RPG。女の子に振られ続けの主人公がお姫様の婿探しイベントに招待されて「いい男養成ダンジョン」に挑むお話。システムが特殊でカロリー、運動量、体型というステータスがあり、適切な食事をして適切な量の戦闘や移動をして寝るとステータスが上がる。食べ過ぎると体型が変わり防具が装備できなくなったりする。レベルアップは経験値を溜めて王女にしてもらわないといけないのも手伝って日課作業が発生する。そのため長時間ダンジョンにこもるようなプレースタイルはしずらい。カロリーが少なくなると空腹でろくに戦闘が出来なくなる。戦闘は体力(HP)が0になったら敗北。気力は多くの行動に必要で熱血で全回復する。武器は実質3個のみで命中率と攻撃力のバーターで強い武器があるわけではない。防具も同様。お金はいつもかなりカツカツ。雑魚敵も強く、適切な睡眠を繰り返しつつ、レベル上げをして余裕を持って進めないと詰むことになる。戦闘時の振れ幅が大きく、命中させるだけで一苦労な時もある。そのため余裕にならないと戦闘時間は長くなる。マップは6個程度。イベントやお使いで右往左往することになるのでマップが少ない割にはボリュームがある。仕掛けはよく見ると分かる通れる壁や木などがあり一部分かりにくいかもしれない。基本は各階にいる「かぐや姫」と呼ばれる練習相手?で事情をあまり説明せずに連れてこられた女性とHしつつボスを倒す。合間に姫、レズキャラや嫌味なライバルキャラなどとの掛け合いが入る感じ。後半はシリアスになるがそれまでは間の抜けた、軽い感じで進んでいく。主人公は気弱で優しいHな男だが勇気もありあまり酷いこともしない。システムが特殊なのでプレー感も特殊なものになっている。制約が増えた感じで若干ストレスを感じたり、強くなる方法がレベルアップと睡眠のみで、強くなった感が実感しづらい部分があるが、逆に緊張感が続いたり慣れは来づらいかもしれない。結構頻繁にCGが表示されるしキレイ。よく出来た良作だと思う。(毎回起動時にオープニングが流れるのが面倒)(珍しいシーンとしてはレズSM、お仕置き。小さい子もちらほら。姫とレズキャラがヒロイン的なポジションでシーン回数も多い。他キャラは基本1回のみ。CG回想機能あり)(魔法攻撃、回復は雑貨屋で買える道具を使用する。買える数は10個などの少ない数での上限が設定されている。この辺りは苦戦しないとあまり使わないが、総じてリソース管理を気にしながらプレーする必要があるゲームなのが特徴)(主人公はモテないダメ男みたいな感じで始まるが勇者の息子というバックボーンもあり実は素質があるという設定。ストーリー上仕方なかったとは思うが、ちょっと話が違うよと思わなくもない)(基本は一本道)(プレー時間は10時間程度)(マップはマスが小さいので見にくい。発売日からするとプアだが、プレーしていてそれほど気にならなかった)

©Grocer/ウエディング・エラントリー(持ち出し厳禁)©Grocer/ウエディング・エラントリー(持ち出し厳禁)
©Grocer(グローサー)/ウエディング・エラントリー(ウエディングエラントリー)
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