パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2003-06-07 | ページ表示数:8539回

神々の大地 ~古事記外伝~(一般)

製作:KOEI
発売日:1993-05-28
プロデューサー:シブサワコウ
シナリオ:4 グラフィック:5 システム:4 総合:4
長所:???  短所:ただのRPG
種類:D
Win版:無
リコエイションゲームもどき。基本はダンジョンRPG。アマテラスに頼まれ、世界を統一し、スサノオの復活を防ぐ。国によっては無条件で譲ってくれるところもあれば、戦わないとならない場合もいる。そういう国はまぁ数合わせで、国はイベントの攻略によってもらえる。ヤマタノオロチの退治などがそれの典型。普通のRPGのようにダンジョンに入り、最後に待っているヤマタノオロチ(ボス)をやつけるわけだ。イベント一つ一つにメッセージ性がある(一応)。普通のRPGといっても特殊なシステムであることには変わりないので説明する。まず、戦闘。「信長の野望」タイプの簡易戦争が何度かある。RPGタイプは行動力があり、移動し敵に攻撃するタイプ。武器防具道具はシミュレーション部分と重なり、鍛冶などで作ってもらえる。だが、実際は落ちているアイテムやアイテム交換を使うことの方が多い。仲間は国運営のためのものでそのなかから最大3人連れて行くことが出来る。職業も戦闘用は武士など3種類でそれ以外は猟師や農夫などだ(どうせ最後は天人だけに・・)。シミュレーション部分は委任しておいても勝手にやってくれる。しかもゲーム進行の足かせぐらいにしかなっていない。せいぜい鍛冶などで良いアイテムが作れるようになるだけなので割愛する。古事記外伝といってもその世界観にほんの少し間借りしているに過ぎない。ゲーム自体は非常に簡単だが、戦闘が面倒でゲームとしては面白くない。道順が決められていてしかもなんら驚くべき事実というのは明らかにされない、要するに何もかもが単調なのだ。レベルアップでさえ大したうれしくない。ただのRPGとして見てもせいぜい「そこそこ」だろう。(何度プレーしても記憶からこぼれていく・・・。アイディアはいいのだが、まったく生かし切れていない。一番嫌なのは、戦闘から逃げるのが難しい事。後エンカウント率の多さかも。これならまだ、「ライヒスリッター」の方が面白い。)

©KOEI/神々の大地 ~古事記外伝~(持ち出し厳禁)
©KOEI(コーエー)/神々の大地 ~古事記外伝~(カミガミノダイチコジキガイデン)
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