パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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要改善・改善困難

公開日:2000-03-16(文章添付2000-4-4) | ページ表示数:5639回

Re-Leaf

製作:C's ware
発売日:1998-12-18
原画:CARNELIAN シナリオ:DR2
シナリオ:7 グラフィック:8 システム:6 総合:7
長所:ストーリー?  短所:バグ大爆発
種類:W_??
謎です。謎解きがメインのゲームです。この会社が作ったというのが一目で分かる作品。綺麗にある意味写真のようなCGと緊張感のあるストーリーは間違いなく良品でしょう。音楽も純日本風で印象深い。当然物語自体も純日本風。そこが気に入った逸品です。難点を挙げるとバグがすごい事。クリアー時に見てもいない画像が見たことになったりやってもいないイベントが済んだ事にになって混乱します。この作品、意外と売れなかったようです。この会社は固定客がいるのでそこそこは売れたようですが何故かこれだけの作品がそれほど売れなかったようです。作品の内容は鬼である主人公がとある理由で郁美という少女の体に入ってしまいました。そして意識を交換することによって物語が進展していきます。(郁美は鬼のことは知りません。)物語の中には物の怪や様々な人間が出てきます。中には鬼の存在に気づいていたり、いろいろな思惑が交錯していきます。さて鬼は無事自分の体に戻ることができるでしょうか。と非常に簡単にいうとこんなところです。二つの世界、人格が絡み合って複雑な物語。固めの物語と表現しても良いでしょう。冗談も時々あるのですが面白くて笑ってしまうという類の物はあまりありません。通り一辺倒シリアスな物語ですのでそういうものが嫌いな人にはお勧めできません。これだけシリアスな作品を出しているのは「r.」と「C's ware」の二つが印象的ですが話の重みでは圧倒的に「C's ware」の方に軍配があがります。(実際と違うことが描いてあるので修正。謎解きと書きましたがどうやらそうでもないらしく、複雑にしているのは人間関係で、何故こうなったかの謎の部分は原著(昔話系)でも読まないと分かりません。もしかすると次回作を作る予定だったのかも。)

©C
©C's ware(シーズウェア)/Re-Leaf(レリーフ)
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