製作:r. 発売日:1997-11-28 原画:大野勉 脚本・他:花田圭一 シナリオ:6 グラフィック:5 システム:4 総合:5 長所:作り 短所:シナリオ 種類:W | 作りが非常にしっかりしているようにみえて駄作。「r.」の作品全般に言える事だが、見た目はすこぶるいいのに内容は違和感がある、楽しますという観念とは外れた作品だ。人物もたくさん出演して話を盛り上げて行く・・・と思いきや次から次に赤い肉片になっていく。主人公達の預かり知らぬ所でも不幸に死んでいく人たち、なんか暗い話です。でもギャグも多少あります。笑いも取ろうとしている感じ。ストーリーも最後に膨らましすぎて急に終わるのは違和感あり。内容は江戸時代忍び物と思わせておいて中世も出てくるファンタジー。シリアスで痛烈な風刺が主。下の画像はお姫様が敵の蜘蛛に刺された場面。普通、画像は風景だけ。特別なイベントが起きると大きな画像の下に文章が出る。「r.」の作品と波長の合う人には当然お勧め。中では良質な作品です。 |