パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2004-02-22 | ページ表示数:2412回

鏡 -mirror-(一般)

製作:スタジオ・トゥインクル
発売日:1992-12-09
原画・原案:美龍 シナリオ:あきまさき
シナリオ:6 グラフィック:5 システム:4 総合:5
長所:シナリオ?  短所:CGの少なさ
種類:D
Win版:無
病院を舞台にした淡い恋物語。違う人生を歩みたいと思っていた主人公が辿り着いた不思議な店、そこにいたはずが、気づいてみたら記憶をなくし病院に入院していた。そこで、出会った女の子との恋物語。不思議な店の正体は、そして恋物語の行方は。という筋。奇想天外な行動をする(この業界ではごく普通の)主人公と理屈ぬきで相思相愛の一風変わったヒロインとの会話を楽しむ極めてありきたりの作品。ただ、ストーリーが物悲しかったり、怖かったり、おかしかったり、少し目を引かれるものがある。登場人物は多めで特に看護婦は半数を占める。ただ、18禁ではないので当然ながらCGは立ち絵のみだ。92年の制作だけありCGの数は少なく二人のヒロインでさえ数枚しかCGは用意されていない。一番際どい物でも下着や上半身がはだけた程度だ。システム面では、セーブが自動セーブのみでゲーム中では4個所のみだったり、分岐が分かりにくかったり良いとはいえないが、CG鑑賞などのおまけは一通り揃っている。全体的には古さがにじみ出ているが、普通の恋愛ゲームと違った展開が見られる、ちょっと悲しい物語。ストーリーは頭一つ抜きん出た印象はあるが、ほどほどといった所。(そんなはずはないがまだ珍しかったのかレントゲンが物珍しい物として書かれていたのには時代を感じた。)(2時間程度で終わるが、全パターンを確かめるにはちょっと時間が掛かりそう。あまり代り映えしないけれど・・・・・だって・・・・)

©スタジオ・トゥインクル/鏡 -mirror-(持ち出し厳禁)
©スタジオ・トゥインクル(スタジオトゥインクル)/鏡 -mirror-(ミラー)
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