パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2004-07-20 | ページ表示数:3102回

夏音-Overture-(一般)

製作:Breeze!!
発売日:2003-12-28
原画:おーじ シナリオ:沢村奈唯
シナリオ:6 グラフィック:7 システム:7 総合:6
長所:ドタバタ  短所:半端
種類:W
青春コメディー。近日発売未定の本編へと続く序章。元気いっぱいの主人公(女)が一目ぼれした先輩(女)を追っかけて水泳部に入部する。以外にはストーリーらしきものはなく、後は日常の馬鹿騒ぎなどを延々見ているだけ。ゲームというよりラジオドラマを聴いている気分になる。非常にセンスの良い、使いやすいシステムやデザイン、凝った演出、綺麗な絵と見た目やゲームの部分も当然素晴らしいが、そうではなく、この作品自体が声によって世界を造り、声によって引っ張られている印象を強く受けるためだ。突然始まる、音痴な歌やら、何かに成り切って漫才を繰り広げたり、そりゃもうドタバタとしていて元気が良い。これで、声が無かった・・・と思うと成り立たないが、これで絵が無かったら・・・と思っても成り立つような気がする。声の調子や録音の仕方もラジオドラマと同じなのかもしれない。声優は超豪華だそうだ(確かに見たことの有る名前も多いが、偽名でやっている人もいるらしい)。まぁ、そんな声主体だが、巷では絵に関心が集中しているらしい。しかし、これは序章。本編では誰が主人公なのか、何を扱ったストーリーになるのかも分からない。しかも、本編ではなく、夏音シリーズ第二弾となっているのでもしかしたらもっともっと続ける気なのかもしれない。果たしてどう転ぶのかでどうにでもなりそうな予感がする。個人的には、お気楽に主人公も同じで百合ヶ丘浜学園という名前の通りレズというかお姉さまなお話をやって欲しいが、まず無理な感じ。見た感じだと、もう少し深刻に青春模様を繰り広げる・・・そんな作品になりそうな予感。こればっかりは製作者に聞くしかないが、これ単体で見たならば消化不良は残るが、謎が残るわけでもなく、楽しい、今までプレーしたゲームとはテイストの異なる・・・そう本当にラジオドラマのような世界観の作品で気軽に楽しむ事ができた。値段も安いので、「とらのあな」で買ってみても良いのではないかと思うが、当然ながらHではない。もしこれがR(15禁)指定なら地上波アニメのいくつかは18禁間違いなしだ。あ、もし今からやってみようという人は、本編が出てからプレーする事をお勧めする。序章と言っても3時間は掛かり、しかも何時出るのか分からない本編を待つのはちょっと酷だ。(当然ながら本編は18禁)(「夏音 -June Strange Song- 六月期」というのも出ている。追加シナリオ集で、ネットを使ったアップデータで遊ぶ事が出来るものもあるが、やはり買わないといけないらしい。)(風薫る5月」と「藍そよぐ6月」では作風が違いすぎるのも気になるところ。前は普通にドタバタ、後は独白や描写部分も主人公が語るので落ち着いた雰囲気になってしまっている。)(マンガのジーザスは好きだ。ただ、ネタに使うには大分古いような・・・。)(追加情報、どうも響(男)が主人公らしい、しかもプレー時間40、50時間で、彩音、鈴菜、静流、響が主要人物で、激しいHシーン盛りだくさん・・・・かなり想像と違って・・・・もう駄目かも。後、はつゆめ、日付を1/1にする、まじかる☆ゆかりん編、日付を1/30にする、メリー・メリー・バレンタイン(メリー・ヴァレンタイン)、日付を2/15にするとのことです。2chというのは本当に役に立ちますね。)

©Breeze!!/夏音-Overture-(持ち出し厳禁)
©Breeze!!(ブリーズ)/夏音-Overture-(ナツノネオーバーチュアー)
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