パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2005-12-10(全面改訂2006-1-8) | ページ表示数:3864回

スタートラップ

製作:フェアリーダスト
発売日:1996-01-26
原画:としまちはや、飯塚正則(メカデザイン) シナリオ:佐和山邁 製作:チャイム
シナリオ:5 グラフィック:6 システム:5 総合:6
長所:CGの多さ  短所:ストーリー
種類:D
Win版:無
お気楽SF。衛星大の生物にステーションが襲われる。調査のために接近した艦船は捕まってしまう。しかし、生物の目的は分かった。「ヤツの目的は、女の子にスケベーをすることだ!!(原文ママ)」。そして、銀河連邦艦隊のお荷物である主人公とそのパートナーに任務が託される。というストーリーがあり実際その生物(触手)と戦うルートもある。ただ、大きく3ルートあるが、1プレー1時間以下、総プレー時間2時間程度で、そのほとんどがHシーンに裂かれているので、内容はないに等しい。かなり軽いのりで、展開の前後関係や複線などは皆無。性欲以外なにもないのではないかという主人公と、レズの2人の新しいパートナー(ダーティーペア、モドキ)、前のパートナーだった高飛車な女の子が主要キャラクター。エンディングが5つで、各キャラやその他のキャラとくっつくものと、誰ともくっつかずにこき使われるものがある。途中の選択肢のほとんどに意味があり、どれを選ぶかで各々Hイベントに分岐する。その手軽さと150枚以上というCGの多さが売り。強姦風味、淫乱、触手、覗き、悪戯と標準的なシチュエーションは取り揃えている(それと女→男の性転換、レズもあり)。しかも、主要キャラクター以外のHシーンも豊富で、登場キャラクター全員にCG4枚以上使われている。とにかくエロ重視で、シーンも当時としては長め。ということで、絵が気に入って、お気楽なノリが嫌いでなければそこそこの良作。(原作は、OVA「くりぃむレモン PART10 スタートラップ」)(CGが豊富なのが何より驚き。まだ70%くらいしか終わっていなかったのに終わったと勘違いしてしまいました。)(以下、ネタばれ敵の正体が触手の化け物、宇宙の迷子(メス)と変わり、それぞれ触手とレズに拘っていた。カップルの間に主人公が割り込むのかどうかはとってつけたようで、本当は上記の2つをやりたかっただけなのかも。それにしても、分岐はすごい、大まかに書けば、船に乗り込む前に司令室に戻ればレイミルートで、戻らずに船に乗ってランの入浴を観賞してかなたに襲い掛かればランルート、それでなければかなたルートと分岐する。しかも、いちいち媚薬を使う使わない、襲う襲わないとそれぞれまたHシーンが変わってくる。シーンこそ少ないが、レズ関係を維持して主人公が小間使いにされているエンディング(ランルートでランとHしないこと)があるのも珍しい。ついでに、その他のキャラとのハーレムエンド(ランルートで彼女らと激しくHして、ランとはHしないこと)もある。

©フェアリーダスト/スタートラップ(持ち出し厳禁)
©フェアリーダスト(フェアリーダスト)/スタートラップ(スタートラップ)
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