パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2006-01-14 | ページ表示数:7794回

妖鬼討伐忍法帳

製作:Zyx
発売日:1996-07-28
原画:多田裕之 シナリオ:GM
シナリオ:5 グラフィック:5 システム:4 総合:5
長所:SM特化?  短所:短さ
種類:W
くノ一。幕府転覆を企む赤松と謎の僧侶の探索中に捕まってしまった姉のような存在を助けるために、主人公は式神がうろつく屋敷へと忍び込む。という設定。独自ルールのカードバトルが計6回行われる。分岐はこの結果のみで決まる。運に左右されることもありこれが結構難しい。この時間を除けば、プレー時間は30分ほどで極めて短い。ただ、戦闘以外はほぼHシーンなのでそれほど問題はないのかもしれない(といっても6つしかないけれど)。システム的には、戦闘前でセーブが出来るだけで、他には何も出来ない。ただシーン回想で、独自のナレーション(女性ボイス)が付くのは珍しいかも。それと、1の選択肢を何回、2の選択肢を何回、というようにしてフラグがたつので総当り式といっても良い。Hシーンでもそうなので、かなり面倒でテンポが崩れてしまうのではないかと思う。肝心の中身としては、式神(人外)に犯されるものも1つあるが、女性を折檻することがなにより好きという赤松に捕まって、縄で縛られ、竹刀で打たれたりするもののみ。基本的に泣き叫ぶだけ。ストーリー部分に文量を割いていないわりには、違和感はなかった。男性含めてフルボイスでかなり豪華声優を使っているのが売りだが、他となると見つからない。嗜虐が好きという人にはいいのかもしれないが、道具やシチュエーションに特に珍しいものがあるわけでもなし、微妙。(戦闘部分は、攻撃より自分の強化や相手の弱化が勝利の鍵。ただ攻撃するだけだとほぼ間違いなく負けます。)(エンディングは不幸エンドとトゥルーエンドのみ。エロくはない。)(首が飛ぶのにわざわざアニメーション使ったのには驚いた。)(Windows3.1版も入っているというのには時代を感じる。)

©Zyx/妖鬼討伐忍法帳(持ち出し厳禁)
©Zyx(ジックス)/妖鬼討伐忍法帳(ヨウキトウバツニンポウチョウ)
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