パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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題名:Let's! パイレーツ ~とらぶる・ばかんす~ (_) Zyx 原画:金子光晴 シナリオ:GM(朝凪軽)
W 百合 百合?/薄い?
レズ。大金を稼ぎ、バカンスにやってきた海賊の主人公カップル。研究資金を溜め込んでいるというマッドサイエンティストの噂を聞き探し始めるが捕まってしまい・・・・。というストーリーで、基本的には姉貴肌の主人公とすかたん子猫ちゃんとの会話を楽しむ(?)ゲーム。ナレーターにいちいち反応する以外に特に特徴のない会話だが・・・・。Hイベントは彼女らの絡みと、マッドサイエンティストの美人助手とのSMまがいが主で、後はタコやイカにやられてしまうものとバッドエンドや人体改造が少しあるだけ。バッドエンドは3.5個、不幸エンドでそこそこしかHではない。エンディングはHひとつに普通がひとつ。システムは、メッセージスキップ機能がなく連打しても音声の部分で止まり、音声は右クリックでスキップしなければならず快適とは言えない。CG鑑賞や二個しかないがプレールームはある。音声やOPムービーは当時としては悪くないだろう。細かいことを考えずにシナリオさんの名前を見てプレーするかどうかを決めるのが吉だろう。ゲームは2、3時間はかかるが、Hは薄め。内容もいつものような、おぼれる感じのものが少なかった。とにかく、一流の海賊にしては間抜けすぎるとか、伏線が潰されていることなんかは気にしてはいけない。適度に馬鹿らしいストーリーのある、Hゲームだ。(「TRIGGER」の続編ということになっているがジャンルからして、宇宙海賊物と18禁的探偵物というようにまったく違う。ただのりやいくつかの展開は同じ。)(攻略が意外と骨が折れる、武器を二つ持っていく事には気をつけるように、媚薬を手に入れるとエンディングが変わります。)(おまけCDドラマが付いているがもう少しストーリーに工夫して欲しかった・・・・切実に。)(XPでは「inst2000」を使ってインストールする必要がある。)(子猫ちゃんは、3年前襲った船から誘拐した少女で長年の調教の成果で従順なペットになったという・・・・ついでに書くとどちらも相手が初めての相手。それにしても・・・・実はひどい話。)

題名:浪漫珠 ~ろまんす~ (_) Angel Smile 原画:ますやまけい シナリオ:JUN 挿絵:根須魂介
W_?? ほおぼの シナリオ/荒削り
恋愛SLG。小説家を目指す主人公は初めて小説を出す事になった。その内容は、恋愛浪漫小説。良い物を書くには自分が恋愛しなければならないと、恋を探し回る。明治時代風味の恋愛物語。ちょっとした出会いから仲良くなっていくタイプで、メインヒロイン相互の関係は一切ない。ファンタジーから普通の恋愛まで様々で結末が想像できるものも多いが、しっかりとほのぼのとしたストーリーを作り上げている。起こった出来事を元に小説を書いているという設定だからか、山あり谷ありのストーリー展開を楽しめる。この設定があるおかげでまた違った側面からストーリーを見ることが出来るので人物の心情などが詳しく理解できる。それほど派手ではないが、堅実に丁寧に定番をいっている感じがいい。ヒロイン一人一人のストーリーもテイストは同じだが、かなり違ったものになっていて飽きは来なかった。詳しくはネタばれで。絵については、正直微妙だが、挿絵は良かった。元々「Endless Serenade」の時から好きだったが、今回は単色なのが拍車を掛けた。個人的には、色の数が多い絵は好きになれない。後、システムレイアウトというか、メッセージボックス(?)のデザインが最悪。配色のせいか文字が見難いようにさえ感じた。他は特に問題もないが、XPではインストールできないので、「inst2000」を使ってインストールしなければならない。それでも画面が乱れたがプレー出来たので御の字。プレー時間はメインヒロイン1人3時間程度で、サブヒロイン1人2時間程度。メインは4人。サブ、2人。後はおまけ。CG枚数は、各15枚程度、各10枚程度。それほど頻繁にはCGは使われないが、要所要所でうまく使っていると思う。小説の挿絵として22枚も使われているので枚数的には問題ないだろう。恋愛物ではHシーンは飛ばしているので確かな事は言えないが、複数回あって恋愛物としては充実している方だと思う。歌も3曲あり、音楽もうまく使っていたし、声優も上手かったと思う。いつもながら荒削りな感じを受けるが必要十分に楽しませてもらった。単純だが、ほのぼのとしてちょっとした仕掛けがある所がいいのだろう。本当に久しぶりに後味も良く、気持ちよくプレーできた。人にも間違いなくお勧めできる。(人気挿絵師として根須紺主之介というのが出てくるがちょっと違和感があった。彼が何かストーリーに関わるわけではないのに・・・内輪ネタはちょっと・・・・。。)(という事で、詳細ネタばれ、かなり一人一人違うので、個別でいってみたい。まず紫桜。病弱の令嬢で気が強くでも実はやさしいという良くありがちで、結末もありがちだが、本当に暖かなストーリーだ。浪漫珠を出版する時、というか本人が出てくるまでは本気で死んだと思った。奇跡の起きないそんなストーリーも時にはいいかとさえ思った。で、出てきてまぁそれもいいかと思った。そんなものだと思う。この話の本題はそこではない。本による想いの伝達、それだと思う。文によって想いを伝えるこれが当たり前ながらなんとも新鮮だった。同じ内容の本を二人が出す、一人は死んだ者、もう一人は残された者。次は双葉。恋愛を主眼にした一つはなくてはならないオーソドックスなお話。感情を外に出す事の下手な少女が主人公の一言で、付き合ってくださいと言い出す。自分を変えるために恋愛がしてみたい、そんなお話。すれ違いと思い込み、そんな良くあるお話。楽しめたが、こういうのにはあまり興味が湧かない。椿姫。道場の跡取りとして弟を鍛えようとする姉。それに反発する弟。それを橋渡しする主人公。情事を見られて弟を半殺しにしたりどたばたしていて楽しい。全ストーリー中で一番、物語物語していたが、まぁ悪くもない。まぁさすがに最後の展開が小説の展開と全く重なるのはやり過ぎとも思った。プラム。これは世界観とかなりかけ離れているがこういうロボット物には弱い。感情が出てくる件、すももとの関係、良く考えると良くある話ではあるのだが・・・。この話に限っては小説の方が面白かった。いかにもお話といった感じなのが良かった。いや、ちょい悪人が改心するシチュエーションには弱いんです。もしかしたら、Hシーンがなかったのが良かったのかも。他のは、無理やり入れているからなぁ・・・。後は省略。

題名:One Way Ticket ~不思議な片道切符~ (_) AQUARIUM 原画:海豹かずま、相川亜利砂 シナリオ・プロデュース:やんきち
W オムニバス 絵の多さ/システム
オムニバス。電車の上りに乗れば、お嬢さんに導かれ訪れた館でのネコ耳メイドとの愛の生活が待っている。下りに乗ると看護婦さんの献身的だったり、淫靡だったりする介護が待っている。ということで、どちらもモテモテの主人公がHをするだけ。CGは100枚前後あり、メッセージスキップが出来ないこともあり最低でも4時間は掛かるが、1プレー十数分で内容は薄い。エロと献身的なヒロインが売りだと思われる。CGはたぶん絵を取り込んで多少処理しただけ。種類としては、和姦のみで、上りはSM系多めでヒロイン2人、下りはヒロイン4人が明確に色分けされている、それらの中で特に珍しいものはない(ホモネタとエンディングはあるが、CGなし)。システムはひどく、分岐はほぼ総当りでCG回収は非常に骨が折れる。それに、Windows95専用(Windows3.1では起動しないの意)だけあり、レイアウトが貧弱だったりウィンドウの縮小拡大が潰れたり伸びたりするだけだったり、使いづらいことこの上ない。ということで、エロに力を入れていてCGもHイベントの回数も多く結構長いので悪くはないのだけれど、システム面での面倒さが目立ちあまり楽しめなかった。(上りも下りもCGを数枚見ていない)(以下、ネタばれというか攻略ヒント上りは、3ルートに分かれ怜奈、SM、エミリとなり、決め手はエミリに冷たくするかどうかと屋敷を一人で歩くかどうか。怜奈の部屋でバイブを見つけたりとCGはあちこちに散乱している。下りは、ルートというより見たイベントの多いキャラとのエンディングが主。最初に病院を歩くときに3階に行けば香織に会える、後はあちらから会いに来た時に冷たくすれば大丈夫。城ノ内はトイレ、由里香はナースステーション(イベントは誰ともフラグがたっていない場合に起こる)、順子は1階(病室で寝ればイベント)、春奈は屋上と場所が決まっているので各エンディングを迎えるのは難しくない。

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