パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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題名:さよならを教えて comment te dire adieu (_) CRAFTWORK 原画・企画・原作・構成・脚本・監修:長岡建蔵 構成・脚本:石埜三千穂
W 狂気 題材/起伏が少ない
狂気。教育実習中の主人公。永遠であるかのような焦燥感、駄目な自分への嫌悪感。そんな中、天使を犯す怪物の夢を見る。そんな彼は、天使と同じ顔の少女を初め、屋上で遠くを見ている少女、年下の幼馴染、いつも図書館にいる真面目な少女、おっとりして弓道部の少女、と出会い引かれていく。狂気と幻が支配する彼の生活の行く末は。という所だろうか、基本設定自体は非常に早い時期に分かるはずなので、売りは嗜虐的変態Hと電波展開、哲学的な苦悶ということになると思う。救いようのなさとアンバランスなヒロイン達の暖かさ、意外に前向きな素振りを見せる主人公とエンディング、非常に収まりの悪い作品。ただ、目的としている所はきちんと達成しているので良作ではある、詳しくはネタばれで。グロテスクさで言えば、臓物くらい普通に描かれているので一般的には回避の対象かも。Hは各4回程度で、弓矢で串刺しや死ぬまで殴打からフェラなど普通のものまで。基本は嗜虐。CGは各10枚ちょっとなので少ない。そういう趣味の人には実用レベルでしょう。音楽は普通、歌は狂気と優しさを表現した非常に合ったものだと思う。システム的には、グラフィック効果など飛ばせない部分が多いという欠点はあるが、他に問題はない。5時間程度と小粒ではあるが、攻略も問題ではなく、遊びやすい。鬱々とはしているが、悲劇というほどでもないので珍しい物を探している人は気軽に(?)どうぞ。(もし欝になりたいなら、「Figure ~奪われた放課後~」の方が断然お勧め。)(バックログ機能があるんですね、気付きませんでした。)(「あやせまい」「氏賀Y太」など聞いたことのある人も協力しているようです。)(以下、ネタばれ精神科での彼の妄想と少しの現実がこの物語なわけですが、姉の他は先生も妄想の産物達も現実の睦月も皆主人公に優しいんですよね。先生なんて女としての最後の武器まで使ってくれたのに・・・それでいてあのエンディング。しかも、どのヒロインで迎えても全く同じというのは焦燥感すら漂います。彼女達は主人公を現実の世界に送り出そうと頑張っているのに、現実に戻っても居場所もなければ、やることもない、と逃げてまた同じ事を繰り返す。ここまで行くと、それが目的だったと考えるのが妥当でしょう。こういう精神病、狂ってしまった主人公の話だと過去に何があったのかが主眼になることが多いですが、これは狂った状態をある意味自然な状態だと考えている節がある。18禁ならではの狂気の肯定が為される辺りは面白い。ただ、狂気を扱っているにしては皆良い人過ぎて緊張感がない。2人目以降は完全に先が見えている(カラスだとか猫だとかちょっとした驚きはありますが)ので先が知りたいという欲求が沸かない。見せ方が下手な印象を受けました。幻の中にも攻撃的な幻が入り、ヒロインの性格が一定しない。空ろな世界観で、会話が楽しいわけでもない。マジメという言葉が一番合いそう。表現方法として狂気を利用しているという感じが見て取れて、基本的な展開が普通の恋愛物と同じなので斬新さに欠けるかもしれません。良作なのは間違いないのですが、向き不向きがかなりありそうです。

題名:三国志Ⅳ (一般)(_) KOEI プロデューサー:シブサワコウ
D 一般、SLG 本格派/コンピューター馬鹿過ぎ
信長の野望シリーズと双璧を成す超有名歴史SLGの第四弾。CGを見てもらえれば100の内70くらいは分かるはず。国分けされていたシステムが城ごとになったり、武器の開発で城攻めが楽になったり、色々ゲーム自体が細かくなってきた作品ですね。しかし古いゲームのせいかコンピューターが馬鹿でして相当不利な状況にならない限り苦戦するということはないでしょう。そうそう、自分で武将を作る事も出来ますし、君主が放浪することも出来ます、ついでにシナリオは5つ、群雄割拠から段々と3つの国だけになる経過ですね。武将には能力値だけでなく技能もあってこれがなかなか重要。まぁ典型的な歴史SLGですね。イベントもあるようですが出会うのは難しいです、面白い事は面白くてよく出来た作品ですね。

題名:31 いわゆるひとつの超らぶりぃな冒険活劇 (_) アルテシア
D ギャグ ギャグ/その他
今までで一番落胆した作品。何故か通して最後までやってしまいましたが作品としては古風なAVGと言った感じではっきり言って面白く無い。ストーリーは王子が女装をしたまま行方不明になってしまった。占い師によると魔王に連れ去られたらしい。それを聞いて王女は有志のなかから一人の若者を選んで旅に出かける。という話。場面は城、森、魔女、町、魔王の城と5個のしかありません。森の所で迷うかもしれませんすごく狭くて特定の場所で何度もコマンドしないと抜け出せない。18禁的には、考えない方が無難。展開に少し無理があるというか型にはまっているというのか、短くて意味無しの展開が・・・。

題名:三重奏 復刻版 (同人)(_) Hon-Pro 原画:根須魂介 シナリオ:JUN
W 同人 同人の味?/達成度100%への壁
「エンドレスセレナード」の元になった同人作品、しかしストーリーはまったく違います。現在最終版の「三重奏Fainal」が発売されています、変更点は声が出ることだけ。さてこのゲーム同人ゲームとしてはなかなかの評判と出来です。ジャンルは・・・ホラー+恋愛かな?主人公は大学生、幼馴染の高校生、七瀬と用務員(?)さんのちょっとぼけてる皐さん、そして一度だけ見た笑顔に主人公が惚れてしまった美姫。そして大学に出るという化け物と大学に出なくなっていた美姫との大学での思わぬ再開となる補習の3日間の物語。結果的に恋愛だけどちょっと違うかも。ホラーというのも・・少し違うかな?ゲーム自体は「」なんかを意識して作っていそうです。音楽や七瀬、美姫の姿、性格はエンセレにほぼそのまま受け継がれてます。皐さんも性格は同じかも。後、3人のエンド見るとおまけストーリーが楽しめます、例えばかぐや姫とか。それと「ほえほえ三重奏」とエンセレ予告のデータがあるみたいなんですが説明だと入ってないことになってるけど達成度100%になれば見れるかも?(全ての文章見ればいいはずなんですがどうしても・・・99%しかいかないのでリタイヤ)

題名:雫 ~しずく~ (_) Leaf 原画:水無月徹 シナリオ:高橋龍也
D(W) サスペンス シナリオ/おまけシナリオ・・
ビジュアルノベルの第一作目で少しきついところもありますが基礎となるところは「」「To Heart」と同じでなかなか楽しませてくれます。しかしまだ売れないソフトハウスからしそうな臭さも残っていたり、物語に狂気の色が色濃く滲み出ていたりと少し敬遠される可能性もあるゲーム。この作品のせいでバスジャック少年が一時「電波に命令されてやった」とかいったのでしょう。合言葉は「毒電波」です。内容の細かい所は書けませんが学校の珍事の調査を先生に依頼された主人公。途中で3人の女の子の中から誰かを相棒(?)として調査をしますが・・。リーフファンは是非やって欲しい作品ですが物語はソフト路線ではないのでご注意を。

題名:しちゅえ~しょん (_) BERSERKER 原画:早川ナオミ シナリオ:倉田竜次
W H マルチしちゅえ~しょん?/お手軽・・・
見て分かるとおりのゲームです。それにしてもデザインに難有り。DOSゲームを彷彿とさせるシステムですね。しかも、出来は悪い方で・・。簡単なゲームだからかセーブもフルスクリーンモードもなにもなしです。気にしない人は全然気にしないでしょうけどね。さて内容は電車の彼女の痴漢編だけする側、される側の両方でプレー出来ます。言ってる事が正反対なのはちょっと笑えるかも。他は患者さんと教師ですね。題名の示す通りしちゅえ~しょんを楽しむゲーム。ナニ(語尾上げ)をするかという選択肢しかありません。お手軽が好きでかつ絵が気に入ったという人にはいいかも・・・。でも全体を通しても短め、おかずゲーム以外不可なゲームであることは確かです。ショップというのはある程度すると出てきてアイテム(鞭、蝋燭、縄、浣腸器)をもらう事が出来て各シナリオのどこかで使用可能。

題名:しゃぶり姫 ~陰の章~ (_) Mink 原画:いの
D(W) H 絵・・・・/イメクラ・・
ぺろぺろCandy~陽の章~」と対になる作品。システムはほとんど同じ。しかし多少遅く出た事もあって出来はこちらの方が上。マルチシチュエーションゲームだそうです。何処でどんな格好でなど条件を決めてプレーするというもの。偶然辿り着いた山奥の館、そこでは老人と少女が暮らしていた。老人は主人公に少女の内面を磨いて欲しいと提案する。しかしストーリーはほとんど気にする必要はありませんね。絵が気に入ったら買ってみて下さい。念のために書いておくと、登場人物は老人、主人公、少女だけだと思ってください。多分・・・・純愛物かもしれないと思ったりした事もあったような気もします。声も出ますね。(見事に感想の無い文章だ・・・・と言う事で、一味足らず。ゲーム自体バリエーションに富んでいるが微妙に違うCGも多く実際はそれほどでもない?)

題名:シャレード (_) APPLE PIE 原画:H.HORIBE シナリオ・原案・他:安束禊真
D 百合 親切・・・設計?/無駄に複雑
男子禁制ゲーム。主人公は女の子。目的は今付き合っている彼女と学校でもいちゃつける関係になること。物語は選択肢によって彼女達の部活から何から変わってしまうマルチシナリオ。主人公カップルの他には下級生と生徒会長、先生が出てきます。ある日数を終えるか、誰かとイベントを最後までこなすと主人公がみんな忘れて始まりに戻ります。システムメニューはなく、すべて朝起きたときの選択肢でゲーム終了やセーブができるのは面白いですね。ゲーム自体は大人しめのシナリオと因果関係が良くわからない選択肢でそれほど魅力はありませんが、純粋百合の花のゲームなのでそっち系には貴重なゲームのようです。制作会社のHPでは存在が辛うじて確認できるだけで説明もなにもなし、ちょっと悲しい扱いです。(ゲームの内容に似合わず極めて難しいので、攻略データを用意しました。)

題名:週刊フロムH (_) JAST 原画:たみ
D(W) 恋愛? シナリオ/Hシーンは下手?
題名そのままのゲーム。外国帰りの御曹司である主人公は跡を継ぐのが嫌で父親と喧嘩してしまいます。生活のために妹に仕事を世話してもらいます。その仕事先での出会いが・・・このゲームの基本。一週間ごとに違う仕事に変わります。その他に外国から連れてきた彼女、幼なじみの許婚も加わって物語が進みます。シナリオ単独で見るとえらくシリアスですが、全体としてはコミカルだと思います。マップ上の場所を選択するタイプの普通のAVG。個人的には好きです。いかにも昔のゲームといった感じで丁寧に作っています。鬼畜とかは一切無し。どの仕事を選択するかで出会える女の子が変化します。全体的に何の変哲も無いAVGですがたまにはいいものです。もう古いゲームですが中古で見かけたら是非手に入れたい逸品です。(綾波風包帯少女や野球少女、中華やアイドル、記者に看護婦、義妹から許婚、金髪さんや普通の少女が出演)

題名:書淫、或いは失われた夢の物語。 (_) Force 原画:月永真洋 シナリオ:深沢 豊
W ミステリー ストーリー/難しい
緻密に仕立てられた物語。謎の館に閉じ込められた主人公と3人の少女。2つの設定が違う物語では、それぞれ違った趣で物語が進行する。1つは「向こう」の組織に命令され嫌々ながら少女達を陵辱しようとするが奇妙な出来事が続き、もう1つでは家族のような絆を暖めながら「冬になったら迎えに来ます」という書置きを信じて救出を待つ。最後の最後まで何がなにやら分からないが、分かってみると計算されていることに驚く。そんな、「2nd LOVE」同様の作り。ただ、前作同様、そこに行き着くまでが詰まらない。閉鎖空間という限られた場所で、目的を与えられた主人公達のとる行動や出来事は種を知りたいという好奇心は刺激されるが、設定ありきで変化に乏しく、象徴的には多くが練りこまれているが、内面描写に欠けている。そして難しい。進行状況によって新しい選択肢が追加されたり、先を読んでいることによって答えが分かったり、どこが追加されているのか、どこで文字入力すればいいのか悩む場面があった(ただヒントは用意されている)。CGや音楽、システムなどは4、5人でしかも絵以外各1人で担当していることなので贅沢は言わないが、良くて並といったところ。CGは1人16枚前後(内Hが12枚前後)しかなく、Hや他、ストーリー以外の点では何も期待しない方が良い。好きな人にとっては、そのストーリー構成の妙に惚れ込むことだろうが、そこにそれ以上のものを見出すのは極少数だろう。(プレー時間は5時間ほど。)(主要メンバーの2人は、「LANGuex」として同人でゲーム作りをやっているようです。)(以下ネタばれ。時に話題になる、極限下での食人行為。映画にもなった飛行機墜落事故では、被害者が救助ヘリの中に人体の一部を持ち込んだという。理由は、お腹が空いた時の為に、だそうだ。そんな異常な状況で狂ってしまった主人公の架空世界、物語の中の登場人物の1人として治療をするという設定のこの物語。全てが、明らかにされてもなおいくつか謎が残る。どこからが現実なのか。物語を物語と認識している主人公が、現実に戻ったであろうトゥルーエンドでホテルについて言明している。ホテルは物語の中のもので現実にはないはずだ。全ては物語の中なのだろうか?そして、最大の謎は日向の存在だ、彼女の実在はトゥルーエンドが現実なら確か(そうでないなら夕香里の中の彼女?)だが、主人公を逆恨みしている彼女をそれと知りつつ何故治療に参加させているのか。そもそも夕香里とそして、館の元の主人、娘との関係が分からない。主人公が夢に見たように夕香里が娘であり、日向が語ることから主人は日向の父親なのだろう。そうすると、娘は日向ということにもなる。いや、1人1役ではなく、私たちの世界になってしまっていると考えるのが普通か。主人の罪悪感は主人公や夕香里の罪悪感や日向の父親がしたそれでもあるのだろう。暗号も、深紗の事、そして治療の事が重なっている。その結果として地下に封印されていたものが飛び出す。色々な意味が色々な物に含まされている。その構成力とでもいうべきものは、この業界でも並ぶものがないのではないか。伏線はこちらが把握するものより多く、その全てが拾われている。考えれば謎も解けるだろう。ただ、その楽しみは限定的だ。深紗の、そしてそれに対する愛は感動を呼ぶかもしれない。ただ、前に進むため物語全体としては彼女との愛は捨て去る過去にすぎない。そして、彼女以外のヒロインの顔ははっきりとしない。

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