発売日:1993-06-04 原画:飯島世紀 シナリオ:廣野健一 シナリオ:5 グラフィック:5 システム:5 総合:5 長所:絵? 短所:絵 種類:D Win版:無 | 実験の失敗から透明人間になった主人公。本当の目的である虚弱体質を改善するクスリを作るために、美少女の体液を集め始めるが・・・・。という筋。自分の勤める女学園を歩き回りフラグを立て透明人間になって襲うの繰り返し。虚弱体質などのために日頃、苛められていた主人公の復讐物語でもあるが、大抵は面識がない。基本的にお気楽な物語。Hシーンではおさわりシステム(?)が採用されていて、興奮度をうまく上げないと体力を使い果たし死んでしまう(そのシーンからやり直し)。CGは2枚程度で、約8人。下を見れば分かる通りかなり濃い特徴的な絵なので、一部ではかなり見苦しい。SM系が多少あり、男は表示されない。好みが分れそうだが、話からしてHではなく半分ギャグの分野にいっているのであまり気にしなくともいいかもしれない。この作品の特徴は、(まぁ絵も特徴だが)文章がなかなか面白い事だ。「我が輩」や「なかろうか」など主人公の言い回しが珍しいというのもあるが、かなり頭の悪い少女達の行動や、それに対する主人公の反応が目新しい。絵がそう思わせている所もあるが、少女に対する幻想が他のゲームに比べて少ない。生々しいというか、ガサツだったり、陰険だったり。普通の美少女ゲームに飽きたら、息抜きにやってみてもいいかもしれないと思わせるチビ珍品。(システムはCG鑑賞が付いているが他にはなにもない。ただ、プレー時間が2時間以下でスムーズに進行するので特に不満点はない。当然ながら一本道ストーリー。)(裸で主人公から走って逃げる後ろ姿のCGが何故か笑えた。水泳部員に集団レイプ(?)をされたり、レズカップルにちょっかい掛けたり、不良の歪んだ愛情表現が見れたりこの作品は何かが違う。)(主人公の受けた苛めの内容というのは、ポールに全裸で吊るされるなどちょっとシャレにならないものだった。)(スペシャルサンクスに「アラベスク」のスタッフの名前があった。) |