パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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題名:緋色の姉妹 (_) Janis 原画:藤原秋久 シナリオ・監修・プロジュース:雅端櫻人 開発:サイドB
D H 無駄(?)のない作り/難しい
Sの父親がMの女性と再婚。その女性の3姉妹とSMで交流(?)するお話。親達は新婚旅行に行ってしまって4人で生活している。上は大学生から下は○学生の姉妹を押し倒したり、自慰をみてしまって襲ってしまったりして次第にSMな関係になっていく。何故か姉妹は主人公にべたぼれ状態なので問題は発生しない。ストーリーはあってないような物だ。エンディングもHな物だけしかない。要するに完全なおかずゲームそれ以外の使用は不可。家の中を行ったり来たりしてイベントが発生し時間が流れる単純な作りだが意外に難しい。選択肢というものがほとんどないので一回の選択でストーリーは大きく変化する。SMが好きならば中古で探してみる価値はあるかもしれない。そこそこ定評のあるゲームでもある。(グラフィックは比較的雑で汚い。「愛姉妹」と良く比較されるようだが出来からいったら遠く及ばないが趣味の問題だろう。)

題名:Hidden2 ~暴かれた本性~ (_) unicorn-a 原画:臼田美夫 シナリオ:招き猫
W M男 M男/全体
SM、寝取られ。SとMの両側になれるのが特徴。サッカーを優先し、母親の死に立ち会えなかった主人公を恨む義妹との良い関係を取り戻そうとサッカーをやめ、彼女を探し繁華街をうろついていると、SMクラブに迷い込む。過去の両親のSMプレイを夢に見るようになっていた主人公は、女性に蔑まれる男性を見て異常な興奮を覚え、段々と引き込まれていく。それと同時に主人公に復讐を誓う御曹司が、行動を開始する。終盤以外は、ヒロイン達との交流を主軸に、裏で主人公のSMへの興味と拒否の揺れ動きが描かれている。ほとんど共通したシナリオで、ちょっとダークな雰囲気とM男関係を抜かせばありふれた恋愛物語が展開する。その際ヒロインが絡むHイベントはほとんどない(M男として舞台に出たり、御曹司の奴隷の先生が苛められるものだけ)。しかし、終盤になると今までのストーリーとはほぼ無関係に監禁されSMの世界に没入していく。SとMとのキャラのギャップも非常に強くまさに別人で、違和感を感じる。Sの後すぐにMになったり不整合もかなりある。これが最大の欠点。Hイベントを関連ではなく単体で見たならば、特殊な趣味に合致したなかなかの出来。基本的にヒロインとのプレイで複数でのものもあり、アナルに突っ込まれたり、馬にされて鞭を打たれたり、良くあるタイプ。エンディングの変動は、SM度、だれが最大好感度か、さくら先生(サブヒロイン)の好感度によって決まっていて、最低限さくらの好感度が一定以上(ハート5個)ないとSエンドにはならない。要するにMメイン。ヒロインは3人で、残りはおまけ。上述の3つの要素でエンディングが変化して、しかもかなりシビアなので5回程度は初めからやり直さなければならない。プレー時間は1周2時間程度だが全体的なプレー時間は相当のものになる。このように攻略は切れる大人を作りそうなくらいに難しいので攻略メモを用意した、「Hidden2 ~暴かれた本性~ 攻略TXT」。CGは可もなく不可もなく。顔のみ違うものも数枚あり、100枚足らずだが日常シーンなどはほとんどないので、そこそこの枚数だと思う。義妹が一番多く31枚。恥辱プレイのものが大半を占める。システムは独自の挙動も多くゲーム終了が面倒だったり、選択肢でセーブが出来なかったり、アップデータしないとバグもありいまいちな部分も多いが、イベントを自由にセットして連続して見る事が出来る面白い仕掛けがあったり、使い勝手は悪くは無い。作中で言う、愛のあるSMというのが全くといっていいほどなく、薬漬けの狂った彼女とのプレイしかなく、寝取られないとエンディングに行く事が出来ないので、いまいち感が強い。趣味が合えば決して悪くはないと思うが、作品としてみるとそのシナリオ部分の稚拙さが目立ってしまう。(とは言え、かなり好きな作品です。作品全体から醸し出される安っぽさがたまらない。後、声優がうまく、何よりコンセプトが目新しい。)(以下、ネタバレ、光一、邪魔。なんで相思相愛になったと思ったら誘拐されて薬漬けにされて狂ってしまうんでしょうか?これが、寝取られとかいうジャンルなのか?M男と寝取られはセットだと考えているようです。上でも書いたが、かなり無理がある展開なのがおしい。終盤以外での恋愛模様も詰まらなかったが、そこから終盤にいくのは唐突で、しかも誘拐されて1日で嬉々として主人公を苛めたり、苛められたりするのが納得いかない。瞳に光がないことから正気ではないと言いたいのだろうけれど、主人公が苛める時だけ瞳に光が戻り、まともになるのも納得いかない。苛める対象が気ちがいだったら確かに面白くないからしかたないと言えばしかたないが、日常のあの狂いぶりと合致しなさすぎる。愛のあるSMという割に愛の部分が全く書かれず、ただ調教(した)されたという感が強い。特に誘拐後に彼女らがまともにしゃべることが一度もないのが救いようが無い。光一に刺されるバッドエンドでは、由香がまともに戻っているので、やはり薬のせいだと思うのだが・・・。まぁそんな整合性など毛ほども気にしていないような作品だけれど。後、エンディングに多いが過激というか特殊なものが多すぎる。尻に生け花だとか、尿道(?)に生け花だとか。義妹の妊婦Hや眼鏡っ子の巨乳肉体改造はまだ何となく分かるがいまいち。もう少しオーソドックスにタイトル画面みたいなエンディングが欲しかった。く

題名:PIL caSEX (_) PIL シナリオ:丸谷秀人
D(W) 狂気 狂気、ボリューム感/過激
5つの小ゲームが合わさってます。シナリオ、原画などのスタッフも全く違います。調教、いじめ、看護婦、死、SMと一言で表すとこうなるけど、ちょっと違うかな?全体的にPIL特有の狂気と、SMが見られます。作品としては良い出来だと思います。いじめ、看護婦はマルチシナリオでやりごたえもあります。詳しく説明すると、調教は前に出た作品の番外編として軽く普通の調教。いじめは過激にいじめられてペットになったり色々する。看護婦は新マルチシナリオでどのシナリオが始まるかわからないが始まったら見てるだけ。死はSMの局地で殺して欲しがってる狂気の女の話。SMは不思議な話で3人の女主人に犬として買われてメイドに惚れる話。

題名:PERSONA ~淫虐の仮面~ (_) SORCIERE
D 多重人格 簡単/・・・?
連続婦女暴行殺人犯である主人公。しかしそれは多重(六重)人格である主人公の一部の人格のしたこと。その人格を消滅させ死刑を逃れるために主人公に関係のある女性3人が制限時間内に治療をするというもの。ゲームは特別な作りで5つのパラメーターの変動しよって他の人格が出現しだれかに暴行するというもので、各人格3パターンのHシーンがある。パラメーターの変動は予測不可能で時間と3人の部屋のどこに行くかで決まる。人格は普通(主人公)、女王様、のぞき、虐待、SM、医者がある。単純な作りでシステムやシナリオに不満点はない、比較的良く出来たゲームだ。しかし、おかずゲームとしてはの話ですけど。今でも中古屋で見かけたら買ってもいいかも。回想、CG、音楽の再生も出来てメッセージスキップも出来るのがいい。(3人のどの部屋に行くか選ぶだけのゲームです。)

題名:魔性の貌 (_) Mink 原画:中村錦
D(W) H 絵?/システム
SM?ある日現れた従姉が主人公や周りの人々を狂わせていく。主人公はおかしくなっていく自分と家族に苦悩しつつ、彼女を嫌悪しながらどうにも出来ないでいる。主人公のみならず義理の母や妹にも手を出し果ては主人公の幼馴染も合わせて肉欲生活を繰り広げる。H専門。絵もHシーンになると急に気合が入ったものになる。SM紛いのものが多い。見方にによるとM男物語と言えるかも(それ系が2枚以上ある)。エンディングもその延長上にあり癖になってしまいその後も・・・という展開が多い。艶のあるというか変わった絵と、背徳的なストーリーが他には無い雰囲気を醸し出している。2、3時間で一通りプレー出来るが、背徳的な作品を探している人は是非買ってみることをお勧めする。(ゲームは途中のだれの部屋に行くかという選択肢と最後の選択でエンディングが分岐する簡単な仕組み。したがってその他の選択肢は見せかけ。DOSゲームにはよくある事だが面倒だ。)(エンディングは8通りでさらに細かくいくつかに分かれる。例えば、義妹にネコミミ、拘束服、尻尾を付けてペットにするとか、幼馴染と結婚してベランダでHとか、とにかく変質的なものが多い。)(Win版はDos版に声を付けただけのもの)

題名:Mi・da・ra (_) Mink 原画:福永ユミ シナリオ:御剣神斗
W 妄想体験 シンプル/回想なし
妄想体験。ぶつかった相手からもらったビデオには自分と義妹との淫らな行為が録画されていた、それは見たことも無い場所、今とは違う時代で行われていた。登場人物と一体化しながら、自分の意思とは無関係に動く体に翻弄される、しかもそのビデオを見た周りの人も次第にビデオに出てくるようになる。果たしてこのビデオは一体?というストーリーがあるにはあるが、ほとんどこのビデオを見ているだけ。主人公も義妹も相手の事が好きだけれど、兄妹という事でその想いを抑えている。で、主人公は大学で彼女を作り、義妹は主人公の後輩と付き合いだす。その屈折した現実をどうにかしてくれるのがこのビデオというわけ。設定は大体これくらいで、後は本当にエロスとタナトスを気にしつつビデオを見るだけ。ビデオの中での選択でエロス(ゲーム中では快楽の意味)、タナトス(ゲーム中では現実の意味)の値が変動してそれによって義妹とのエンディングが変わる。途中起こる数個のイベントもこの値によって多少変化するが、どの内容を見たかというのは何も意味しない。ビデオの内容を全種類見るのは結構大変だが、それ以外に何もないのでそれはそれでいいのかもしれない。さて、肝心のHシーンは主人公と義妹の心の声と自分達と同じ顔の登場人物の行動、会話が2人同時に表示される珍しいものになっている、見辛く、2人同時というのは邪魔なだけだが独特の仕掛けで好きになる人もいるのかもしれない。後は、チチモミや服を脱がせたり、マウスの操作と連動しているのも珍しいが攻略の際にはかなり面倒(そう思ってか、パラ変動が大きいものにはこれらがない事が多い)。ビデオは全5本で大きく分けて各2から4パターン程度で、SMやヒロイン同士の絡みが多い、中には女に男が犯されたりする変り種があったり、充実しているが5本で設定は5つ、1回も短めであまり代わり映えがしない。段々と登場人物と同調していって、淫らに変わっていくのが醍醐味なのだろうが、現実世界では相当パラメーターが偏らなければあまり影響しないのでどうもいまいち。ビデオの意味からいって必然なのだろうが、ビデオであれだけやっておいて現実世界ではまともに恋人、兄妹をやるだけというのがほとんどなのでちょっと物足りないというか拍子抜けしてしまうというのが強い印象。とは言え絵も悪くなく、ボリュームもそこそこあって絵が気に入ったらやってみてもいいのではないかと思う。(全てのパターン見るのが難しいのに回想出来ないのは不便。)(何故エロスが上がるのか、タナトスが上がるのか理屈が分からない場合がほとんどなのがいただけない。)

題名:Making Candy ~お気に召すまま~ (_) きゅろっと 原画:遠也 シナリオ:あおきしずか
D(W) H お手軽/イベントが少ない?
よくあるタイプの毎日、やるだけのゲーム。同棲生活の始まりがゲームの始まりで一から教え込むというもの。調教とかではなく一応、愛です。コスプレ、レズ、ポーズ(?)なんかが大目。突発イベントは全部合わせても十数個。エンディングは16個でレズにはまってしまって主人公が捨てられたり、SM関係、社会生活不適合者になるものが多いですね。面白いかどうかは完全にその人しだいですが、CG数も多く、ゲーム自体も難しくないので絵が合わない人以外は大失敗ということもないでしょう。買ってみてもいいのではないでしょうか。ただ、見て分かるとおりPC98からの移植版ですので相当古い作品です。使用色数も16色だし、声なんかもありません。(超高速メッセージスキップが出来るので初めから最後まで簡単に進めたり、PC98版が同封されているのはうれしいですね。)

題名:妖鬼討伐忍法帳 (_) Zyx 原画:多田裕之 シナリオ:GM
W くノ一 SM特化?/短さ
くノ一。幕府転覆を企む赤松と謎の僧侶の探索中に捕まってしまった姉のような存在を助けるために、主人公は式神がうろつく屋敷へと忍び込む。という設定。独自ルールのカードバトルが計6回行われる。分岐はこの結果のみで決まる。運に左右されることもありこれが結構難しい。この時間を除けば、プレー時間は30分ほどで極めて短い。ただ、戦闘以外はほぼHシーンなのでそれほど問題はないのかもしれない(といっても6つしかないけれど)。システム的には、戦闘前でセーブが出来るだけで、他には何も出来ない。ただシーン回想で、独自のナレーション(女性ボイス)が付くのは珍しいかも。それと、1の選択肢を何回、2の選択肢を何回、というようにしてフラグがたつので総当り式といっても良い。Hシーンでもそうなので、かなり面倒でテンポが崩れてしまうのではないかと思う。肝心の中身としては、式神(人外)に犯されるものも1つあるが、女性を折檻することがなにより好きという赤松に捕まって、縄で縛られ、竹刀で打たれたりするもののみ。基本的に泣き叫ぶだけ。ストーリー部分に文量を割いていないわりには、違和感はなかった。男性含めてフルボイスでかなり豪華声優を使っているのが売りだが、他となると見つからない。嗜虐が好きという人にはいいのかもしれないが、道具やシチュエーションに特に珍しいものがあるわけでもなし、微妙。(戦闘部分は、攻撃より自分の強化や相手の弱化が勝利の鍵。ただ攻撃するだけだとほぼ間違いなく負けます。)(エンディングは不幸エンドとトゥルーエンドのみ。エロくはない。)(首が飛ぶのにわざわざアニメーション使ったのには驚いた。)(Windows3.1版も入っているというのには時代を感じる。)

題名:LAST CHILD -14th NERVOUS BREAKDOWN- (_) PIL 原画:葉沼一郎 シナリオ:ロリータ1号
W_?? ロリ 特殊/面倒?
ロリでSMごっこ。失業中の主人公が道を歩いていると、少女からクラブの会員カードをもらう。行ってみるとそこは素人のSMクラブだった・・・。ということでイチからSMを明るく楽しくやろうってゲーム。特徴はロリだって事と主人公がM男になれること。ムチを持ったCGにゲーム中の罵倒がランダムに流れるというナイスなコーナー「ユリカの罵倒室」というものまである。Hの方はMが2人で各10種類、Sが2人で各9種類、Sの一人以外は初心者。基本的にボイス主体で、各シチュエーションごとにCGは1枚だけで、恥ずかしいセリフが言えるまで文章だけ変化する。ある程度進むとイベント(SとMが逆転するものを含む)が各2回発生して、全て終わるとエンディング。何日かかろうと関係なし。体力を気にしながら、毎日ずーーっとクラブに通うだけの単純な作りです。このゲームとってもお気に入り。何が良いって、セリフや設定、音楽、など色々あるが要はセンス。睡眠時に「らんららららららんららんらら~」とか軽快な効果音を流したり、あまりエロくない明るいCG、ボケボケの会話、半分本気のエンディング。合わない人にはとことん合いそうもないが、合ったらすごく合いそうな、そんなゲーム。(主人公の呼び名は、お兄ちゃん、御主人様、ポチ、先生)(廉価版が3800円で発売中)

題名:LOVE PHANTOM (_) LOVE-GUN 原画:河澄翔 シナリオ:GREAT・NAITO・平六
D H ただただ・・?/紙芝居
紙芝居。悪魔払い師の2つの事件のお話。まずは少女に淫魔が取り付き、彼女は主人公のライバルの所に依頼をしに行くが、そこでSM紛いの激しい攻めを受けてしまう。なんとか逃げ出し主人公の所に依頼に来るが、今度は淫魔が抜け出しその場にいた全員に取り付いてしまい、レズを中心にしたHシーンが始まる。という話で、次は、Hがしたくなる蟲入りのアメを飲まされた少女達の依頼のお話。レズと普通のが半々。どちらも選択肢があるにはあるが、ストーリーが変わるのではなくHシーンが見れるかどうかだけ。ストーリーとして何かが決着するような事はなくただ単に日常の1コマを取り出した感じ。プレー時間も30分程度と非常に短く、絵が気に入った人以外にはお勧めしようにも誉めるところがない。(DLsite.com」にて、同人ゲームとして、1260円で販売されている模様。)

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