パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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題名:緋王伝2 (一般)(_) ウルフチーム
D SRPG システム/画面の狭さ
SRPG。シリーズ2作目。牢獄から少女を出すために同じく牢獄にいた主人公が魔物を召喚して仲間にしながら戦いを繰り広げる物語。ステージ制でクリア時に時々物語が進行する。ちょっとダークで悲しいお話だが内容は原稿用紙数枚程度のボリューム。ゲーム性が高く、1チーム4人で最大4チームで牢獄(ダンジョン)の仕掛けを解きながら先に進む。鍵が掛かった扉、ボタン(壁が消えたりする)、効果のある床(道が閉じる、回復、ダメージなど)があり初見殺しで1回でクリアするのは難しい。詰将棋やパズルをしている感覚。仲間の魔物はマップ上で取得したり敵の死体をアンデットにしたり召喚魔法で追加される。マップ上の魔物は1種類1匹のみ。敵を倒するとチーム単位で経験値が入りレベル差があると激しくレベルアップする。マップに落ちていたり敵から取得できる装備やアイテムは多めだが、大抵の魔物は装備が出来ない。4チームが全てある程度育っていないとクリア出来ないマップがあるので精鋭だけ育てるのは難しい。難易度は高くかなりシビアで育てるキャラを間違えると詰む可能性もある。主人公の男女が死ぬとゲームオーバー。前作と比べると1チームのキャラ数もチーム数も減り操作性は向上した。好きな人にはかなり刺さるゲームだと思う。(オススメ育成キャラ:主人公達、スケルトン、サムライ、ウィッチ、エンジェル、ヒーリングが使えるキャラ、初期で装備が可能なキャラ、最後の方にマップで仲間になるキャラ、ヴァルキリア)(全21ステージで攻略が難しいステージも多い。インビジブルで隠れたり、無敵キャラを通せんぼしたり、飛行キャラで穴を飛び越えたり、敵を釣りだして各個撃破したり、死亡耐性など耐性持ちで固めたり)(強化すると結構無双できるが囲まれたり回復役がやられたりで死ぬことも多い。逃げようとしても行動方針に逃げるがないのでなかなか逃げてもらえずに同じ場所で固まることがあるのはストレス。)(回想で前作の主人公が出てくるがストーリー上、前作も知っていないといけないものではない。)(マルチウィンドウだが、初期配置が一番楽。ただ扉を開けたり、道具を整理したりで頻繁に大きくしたりするので操作は面倒な部類。)(精霊のネックレスは精霊に返すのがオススメ。アイスコフィンはそこそこ強いので。返さないでMP半減は使いどころがあまりない。商人に渡すのは、まつたけだったと思うので論外。)

題名:Filsnow ~光と刻~ (_) Leaf 原画:ドリルキング(水無月徹) シナリオ・音楽:下川直哉
D RPG 本格派/楽しみの欠如?
本格派RPG。スタッフには音楽で有名な「下川直哉」、「折戸伸治」がいる。特に「折戸伸治」は「Tactics」で好評を得て「Key」で人気を不動の物にした感がある。原画も「」「」などでヒットを飛ばした人だ。それなのに売れなかった悲劇(?)の作品。プレーしてみると納得だが、大々的に宣伝していたことを考えると原画さんがまだ未熟だったのが原因の様に思う。と言っても作品自体がスーパーファミコンの二流RPGの乗りなので致し方ない。とは言っても出来は悪くない。画面もきれいでミニゲームでコインを集めたりもする。自動戦闘や隠し宝箱。あちこちに工夫が凝らされている。ただ、魔法が役には立たない事と何より敵出現率が高すぎる。ダンジョン等で隠し宝箱が必ずあるので歩き回るともう血管がきれそうになる。強力な攻撃がないので弱い敵にも何ターンもかかる。物語も淡々と短めに終わっていくだけで面白くない。要するに楽しみに欠ける。少なくとも口込みで売れていくというレベルにはない。Hイベントの方も神様の封印を破るために最高のエクスタシーを・・・とかいう設定でする物と目撃(?)イベントだけ。原画にも癖がありすぎる。「リーフ」ファンが値段を吊り上げている様なのでもしプレーしたかったら「猪名川でいこう!!」を買えばWin版が入っている。

題名:BLACK BIRD ~鳥達の遠吠~ (_) Vi★Vi★an 原画:ふぁんとむ
D DRPG DRPG/簡単?
謎の生物と戦う私設警備隊のライトが主人公のDRPG。硬派な感じです。しかし、何故か敵は皆女の子。デジタルビーストは人間に憑依するのできっとみんな取り付かれているのでしょう。しかし、何故縛ったり、教育的指導したりする必要が・・なんて考えてはいけないゲーム。下のCGを見ればわかるように麻雀のようなルールでポンや役がついたりすると攻撃などが出来ます。これがよく出来ていて良い感じ。ダンジョンの方も操作しやすく、進め易いので好印象。最後の調整で頑張ったという感じですね。全部で十数面あるのですが仲間や一番最初の面で保護した少女とのイベントがあってただ進んでいくというだけでなく面白い。ゲームバランス、シナリオ共にDRPGとしては優秀です。クリヤーには時間がかかりますが是非やってみて欲しい作品です、ただ18禁ゲームとしては失格の部類に入るので期待はしないでね。後、欠点として最後のほうは敵の名前だけちょっと変えてCG同じの使ってる事かな。一番最初の開かずの扉には確か・・・・。

題名:ブランマーカー (_) D.O. 原案:高橋ひろ、シナリオ:神坂兼人、ゲームデザイン:宮城ゆうすけ、キャラクターデザイン:G.GOUDA
D 本格RPG 絵/戦闘頻度高い
本格RPG。CGが多い。EDはFD1枚丸ごと。モンスターが出て王子・王女が行方不明になったということで、探しに行く女主人公が冒険するお話。なぜか行方不明の女性は裸でモンスターにイジメられている。隠語ではなく裸にされて縄で拘束されたりしているだけ。CG表示後に救出するという流れで健康的でさえある。主人公が負けたりとかのCGはないし、裸のCGはOPの水浴びだけだったと思う。かつモンスターは一言もしゃべらないのでただただ裸にされるだけで全体として明るい雰囲気。途中で男キャラが仲間になるが、少しだけ恋愛っぽい雰囲気になるだけで冒険仲間という体。RPGとしてはボスが弱いのが特徴的。ダンジョンの謎を解いたり右往左往している間にレベルが上がってしまい、ボスは数回の攻撃で撃破することが多数。下手すると雑魚敵よりも弱い。魔法は宝箱に入っていてレベルアップはステータスアップのみ。ステータスの上がり方は急激。クリア時はLv30程度だった。途中キツイところもあったが、全体的に柔らかい雰囲気で楽しめた。(プレー時間は6時間前後。ダンジョン数は6個で後半は階数が増えてなかなかのボリューム)(体中からキノコが生えた王女や、女の子にされてしまった王子など少し特殊なものもあった)(攻撃対象を指定して倒してしまっている場合は別な敵に攻撃しないので敵を選択しないといけないのは面倒。毒・麻痺が自然に治らないので直すのが面倒。毒は重ね掛けされるとダメージも増加する。死ぬとゲームオーバーでセーブした所からやり直しなので面倒。セーブは町か寝袋で実施。呪いの装備を解除するために町に戻らないといけない。敵の遭遇頻度が高く、特に後半はダメージが多く回復が必要になるのでスピード感が悪い。など面倒ポイントは多い。)(攻略:回復は魔法が主。最初の隣町は右に行った橋を渡ってすぐ。森に行く前には毒消しとウォッカを5個は持って行くこと。町人がアドバイスを言うので聞くこと。呪いは町などにある泉で解除可能。古城以降は宝箱があるので出来るだけ取ること。攻略ページが他のサイトにあるので詳細はそちらで。)

題名:ブランマーカー2 (_) D.O.
D 本格RPG 絵/戦闘頻度
本格RPG。CGが多い回想で120枚ほど、半数は通常イベントCG。ボリュームは12時間前後でダンジョンは10個ほど。前作で故郷の島の事件を解決して大陸を目指した主人公達(男女)だったが、そこでは魔族が暗躍していてもっと大きな事件に巻き込まれていく。前作から見た目が改善されて二頭身のキャラがマップを歩く方式になったり、ボス戦後に雑魚敵が出なかったりする。RPGとして見ると難点は多い。レベル上げが面倒だったり、敵に有効な攻撃が水属性だけとかピンポイント過ぎることが多々ある。敵が固すぎて持久戦になってしまったり、お金入手の主力が宝箱なので装備を事前に買い揃えるのが難しかったり、雑魚敵が出過ぎたり。ダンジョンの謎解きも結構面倒で、レバーを引いたり、ボタンを押したり、転移の方向を変えたり、時間が掛かる。魔法や装備を宝箱から取得するので取り逃すと難易度が上がるのも頂けない。とはいえ、個人的にはギリギリ許容範囲。H関係を見ると、ボリュームは多い。横道のシーンも多い。種類としてはモンスターに犯されそうになって救出時に軽く主人公(男)がいたずらして主人公(女)に怒られるというのが定番。後は主人公(男)や仲間(女)のシーンが多く、女性同士も多い。主人公(女)は悪戯されたりするシーンが数回ある。会話のボリュームがそこそこあったりモンスターがちゃんと話をして女の子をイジメたりと基本は揃っている。ストーリー的には前作はやっていなくても最初に振り返りがあるので問題ない。各地の困りごとを解決していく過程で魔族との抗争に発展していき次作に続く感じで終わるが次作は発売されていない。そのせいで主人公の男女の恋愛が中途半端な感じで終わってしまうのが残念。丁寧に作られているが、当時としてはありがちな遊びにくさがある。それでも十分秀作だと思う。(途中の分岐で主人公(男)側のイベントを見たが、どっちが良かったかは悩み所。その後は楽が出来るが、四天王最後の1人が魔法しか効かないのでもしかすると女ルートの方が楽だったかもしれない。アクセサリーについては基本主人公男女に持たせる方がいいが、使い道がないものが多いのであまり神経質になる必要はない。ただ、MP回復と攻撃力アップ、魔法攻撃力アップのような利用がほぼ限定されいるものを主人公の逆側に持たせると辛いかもしれない。横道イベントは、町人のコメントがヒントになっていてそれ以外はほぼない。宿屋に泊まったり、占い師を再訪したり、湖の上とか奥とかで発生するのは分かりにくいかもしれない。城を含めてダンジョンに再訪する必要はないのが分かれば、マップをウロウロすることも少なくなりそう。敵が強いと感じたら、楽な所でゲームスピードをコンフィグで上げてレベルアップすることをお勧めする。最終ダンジョンなどの前にはアイテムを買い集めておくのも重要。Lv40もあればクリア可能。ビッグバン、パワー、回復系、最初の水魔法以外は最悪なくてもクリア出来る。装備も次のダンジョンでより強いものが取得できるので宝箱は全部取らなくともなんとかなる。全部取るつもりなら神殿のレバーを引く前に宝箱を取得すること。引いてしまうと戻せないので2度と取れなくなってしまう。)

題名:PRIVATE GARDEN2 (_) TETRATECH 原画:気世乱
W 本格パズル 本格パズル/一人一人が薄い?
パズルゲームの第二段。パズル場面については第一作のレビューを参照してください。さて第一作と変わったところはゲームの難易度のアップ、5人から7人+αへ、、一手前に戻せる。こんなものですが一番は難易度のアップでしょう。はっきりいって難しいです。前作とは比べるまでもありません。そして人数が増えた事ですが、一人3ストーリーだったのが一人2ストーリーになったのでおまけを合わせるとストーリー数は変わりません。3面クリヤーするごとに話が進んでいって4つで1つのストーリーは終了です。おまけについてはこのメーカーが以前出したゲームキャラクターが出演しているのですがそのほとんどは「教育実習」ですね。とにかく、パズルゲームがしたい、この頃AVGやRPGに飽きてきたと言う方にお勧め。

題名:プリンセスメモリー (_) F&C(カクテルソフト) 原画:☆画野朗 シナリオ:神田真也
W DRPG RPG?/中途半端
自動生成型ダンジョンRPG+AVG。義理の姉のせいで行く事になったダンジョンで感情を失った少女を見つける。連れ帰り、彼女の秘密を探るためダンジョンを探検する。ヒロインは義理の姉妹とこの彼女。ダンジョンの階層は20+αで節目節目で物語が進行する。非常に簡単で装備品も簡単に全て集められる。やりこみ型ではないが、そこそこ楽しめるはず。18禁としては、最後の最後の各1回のみで期待してはいけない。物語のラストは少し驚かせる物になっているが基本的にダンジョンで見つけた少女の正体(?)を明らかにするというのが主でどうということはない。全体としては良く出来ているがどれも中途半端だという印象は拭えない。RPGとしてはダンジョンは短すぎる。しかしマルチエンディングということで三回(二回?)プレーするにはこれ以上長すぎると困る。恋愛ゲームとしてはイベントが極端に少なすぎる。(最初の感想は背景とチビチャラとのギャップ。チビキャラだけ3Dのつるつるなのはちょっと・・・・)

題名:プリンセスメーカー2 (一般)(_) GAINAX 原画:赤井孝美
D_?? 育成 多彩なシナリオ/・・・
このソフトは育成シミュレーションの元祖と言われるシリーズの二作目です。1よりもエンディイングが多く武者修行などでRPGのような雰囲気も醸し出され、傑作中の傑作といっていいと思います。Win版は二種類あって、元祖娘とリメイク娘が存在します。どっちかというと元祖の方がいいですけどね。でも違うのは立ちシーンだけでイベントなどでは同じ。このゲームのいいところはやはりシナリオ、ゲーム性。断片的で謎が謎を呼ぶシナリオ、特に主人公である勇者については謎。ゲーム性も武者修行で悪魔の杯受けて悪い娘になっていったり、ドラゴンの子供に婚約申し込まれて、主人公が勝手に持参金目当てに了承したり。とにかく無駄がなくて色々なイベントや使い方に悩むアイテムがあったりで是非プレーして欲しい作品。(下の画像は古い娘。)

題名:Predynastic Egypt (一般)(_) CLARUS VICTORIA
W ローグライク ゲーム性/単調
国発展SLG。エジプトを舞台に食料・生産・兵力・文化・権威を土地(施設)から毎ターン入手していき、祭祀(時限パワーアップ)・発見(技術開発)・施設(土地改造)を行いながら、土地探索や他部族(基本1マスで敵というより戦闘のある特殊マスのようなイメージ)との貿易・征圧(占領)・統合(融和)を通して、ゲームクリアの条件を達成するように220ターンを遊ぶ。技術開発やパラメーターの順番、いつ使うのかなどを調整しながら最適解を目指すゲーム。1プレー2~3時間程度でそれほど長くない。また、途中のミッションは固定でマップも大差ない。そのため何十回もプレーするような作品ではない。それでも値段の安さなどを考えると十分もとが取れる良作ではある。開始時に難易度を設定可能で、かつ土地に何が配置されるかはランダムなのである程度の変化はつけられる。舞台がエジプトというのが物珍しい。土地から食料が取れていたが、次第に砂漠化で取れなくなったり、時代によって変化するのも目新しい。技術で獲得パラメーターの5%アップなどが多く、どれだけ早く入手できるかで大きく差がつく。かつ他部族との貿易で土地から採れる以上のパラメーターが入手できるので、単純に占領すればいいわけではない。正直、小粒なので、SLGというより詰将棋やローグライクRPGをプレーしている気分になる。開始後は、最低限の探索で労働者を増やし、入手パラメーターを増やし、祭祀や発見でブーストしつつミッション(労働者を5人に増やせなど)の準備をして最短で達成する。そしてクリアー条件である最後の施設や技術を取得、指定の範囲の部族を統合して、220ターンを迎える。ランダムイベントに結構左右されるがバランスは絶妙だと思う。

題名:POSSESSIONER (_) Queen Soft 原画:こみあきら シナリオ:今長敏
D レズ 絵/シチュ
レズ。近未来、何かに取り憑かれ失踪するという事件が頻発していた。彼女らはバイオクラスタと呼ばれる化け物を連れ街を荒らしていた。元に戻すためには、強い刺激を与えなくてはならない。そんな事件に対応するスリットと呼ばれる組織に所属する主人公(女)と、その事件の顛末を描いた作品。ということで、RPG風の戦闘後に、元に戻すために彼女らにエクスタシーを感じさせ、情報を仕入れ真相に迫るというのが基本パターン。Hシーンでは行為者の姿がないため、仲間同士のHシーンもあり。ちょっと嫌がられる場合もあるが、媚薬使ったりなんだりで、和姦のみ。男が出てこない関係上、バイブを筆頭に道具の使用率が高い。定番ながら波乱万丈の展開があり、あまり深く突っ込まず上辺だけでストーリーが進んでいくので約3時間強というプレー時間の中で上手くまとまっている。Hシーンの理由付けもされている(元に戻す、H好き)ので、計14回もあるHイベントもそれほど違和感がない。絵についても総じてレベルが高く、一枚絵は元より、立ち絵、背景、モンスターまで細かな所まで丁寧に書かれていたと思う。オープニングを中心に装甲車が動いたり、アニメーションも多少する。ただ、登場人物は全体的に幼い見た目なのでそこは好みが分かれるかもしれない。とはいえ、レズを許容出来るかどうかがキーになるだろう。遊びの延長線上にあるHシーンが楽しめるならほどほどの良作といってもいいだろう。(CG鑑賞が出来ないのは痛い。)(レズのみで、覗いていたら参加してしまったり、主人公はH大好き。ただ、エンディングは特にこれという出来事もなく人間関係についても変化は楽しめない。)(この当時は、人類の未来に警鐘を鳴らすというのが流行ったんですよね、確か。)

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