パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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題名:虚像庭園 ~少女の散る場所~ (_) BLACK PACKAGE TRY 原画:KI-MA シナリオ:三波雄
W エロ(愛?) 親切設計/無理有り
この作品をプレーして最初に思ったことは下の画像を見ると分かるようにチャート式で今自分がどこにいるのか一目瞭然でやりやすいと言うこと。本当だったら迷う分岐やエンディングを素早く選べます。そして効率良いプレーが出来ます。そこにまず感動しました。(というかチャート式自体が大好き)そのほかにも作りが非常に親切です。さて内容ですが、死んだ兄が助けた少女の家に偶然、立ち寄った主人公は少女とメイドに親切にされる(ついでに好かれる)のは助けたことで死んでしまった兄の弟だからだと思います。主人公は常日頃兄と比べられています。兄を見返して(?)やろうと少女達に酷い事します。どのエンディングになっても基本的にみんなに好かれてます。(笑)あくまで最後は・・・・ということですが。最後に注意点として買い物で買う品によってシナリオが大きく変わります。ベストエンド(下から二番目)は直進することです。声有り。

題名:霧島診療室の午後 (_) May-Be Soft 原画:影崎夕那 シナリオ:茂手木亮平 企画:日高真一
D(W) アブ 多彩なキャラ/システム
メイビーソフトの一連の作品の中では良品。どこが違うかというとお手軽という所。無駄な選択肢と言う物がありません。内容は親がいない一週間の間代わりに診療所で診察をすることになった響子が相談に訪れる女の人の悩みを解決します。来る人来る人、皆アブノーマルで、女の子を襲ってしまった女の子(したのCG)から、女装が癖になった男の子などなど多彩なキャラクターが続々。中には違う人もいますけど・・・。そんな人たちを診る響子(主人公)も三度の飯より女の子が好きという性格。メイビーソフトの作品が嫌いという人は止した方が良いでしょうが、値段が安かったらお勧め。しかし、短いので定価で買うのには抵抗があります。ストーリーと言う物は期待しないように。キャラクター毎のストーリー以外はほとんどないと言った感じです。

題名:king exit (同人)(_) 深爪貴族
W RPG ストーリー/ボーナスステージ
エロ漫画家(紅唯まと)による同人RPG。魔族を滅ぼした女英雄がなぜか牢獄に繋がれる。どうにか脱出しようとする途中に盲目の少女や様々な仲間達と巡り合いながら事件の真相が明らかになっていく。絶望的な状況で、悲惨な現実に見舞われながら、強い意志で頑張る主人公達が眩しい。スキップ可能な凌辱シーンというかリョナシーンが多々あって、ひどいものだと対象が死ぬまでやったりする。それだけ絶望的なストーリーなのに、キャラが頑張るし温かったり熱血だったり怨念だったり感情が全方面で迸っているところがいい。フルフルで30時間程度の長編RPG。やり込み要素も豊富でクリアしてからのおまけ要素がボリューミー。RPGとして見ても面白い。18歳以上でアニメ絵とエロとグロに耐性があるなら全ての人にお勧めしたい傑作。是非、ネタバレ厳禁で最低限の情報でプレーしてほしい。(プレーから少し時間をおいてのレビュー)(ネタバレ:今まであんなに不幸満載だった本編クリア後に急になんでもありになり、死んだキャラも含めて幸せしているので、そのギャップに少しもやもやした。というか最後の方はもう単純におまけ要素を楽しむもので別物感があった。そこは読後感としてはどうなんだろうかと、ストーリー的に繋がっていない異次元設定だったらまだよかったのだけれど。あと、主人公のゲオルイースが天才過ぎて、何だかんだ事件の半分くらいは本人が優秀過ぎたからのような。)(ネタバレ(Demons Roots):改めてKing Exitをプレーしてみて。あまり関係がないことに気付く。国もボヘロスと帝国が共通して出ている程度で他は顔ぶれが違う。キャラも獄長=支配人(暗殺隊隊長)っぽいのと、ローエン・クダンが洗脳兵としてボスに出てくるくらい。ゲスの三賢者も扉を開ける聖魔法の使い手としてちらっと出る当然別人。主人公の父親は幻想の中だけ。「メビアス」は残滓と呪文の名前で共通するがどういう意味があるのかは不明。超獣は出てくるがKing Exitだとそんなに強くない。第8章で魔族に命令していた少女の話があるらしいが見つけられなかったバージョンが最新でないからか?という感じで直接の繋がりは少ない。ただ、帝国や主人公達のその後を考えると色々と考えさせられるので、どっちもやるとより楽しめるのは間違いない。ちなみに、King Exitは第四世界とか人間への強烈な差別意識が見えるが、Demons Rootsではそれらはなくなっている。)

題名:禁術と呼ばれる術 (同人)(_) ガソン・ワフ
F(W) 戦闘重視RPG 戦闘/・・・?
ダウンロードはここから
副題が「Normal Fantasy RPG」とありますが確かにストーリーそれ自体はそうかもしれません。しかし戦闘や遊びの要素はとてつもなく濃い。戦闘は下のCGのように敵が見えるタイプでしかも復活しないので数に限りがあります。ボスキャラは非常に多くそれぞれ何かを守っています。伝説の武器だったり魔法だったり。とにかくあちらこちらにボスがいる。しかも、最初からかなりいい武器が手に入りますし、武器屋などもクイズを解いたりすれば全てにいけます。魔法は特定のダンジョンで敵を倒すと覚えられます。強い魔法は各地のボスが教えてくれる。パズル要素も大きく色々な遊びにも出会えます。とにかくRPGの楽しさを濃縮したような作品。目に見える敵はかたっぱりから倒してしまいまいた。後、ストーリーもそれほど悪くありません。記憶をなくした4人が記憶を戻そうとかぎとなるダンジョンを捜索するのですがその内の二人は昔、魔王と呼ばれていて・・・・。

題名:禁断の血族 (_) C's ware 原画:やさまたしやみ シナリオ:野口ろうご
D(W) H H?/ストーリー
途中に出てくる選択肢はことごとく無力化されます。したがって一本道。ストーリー:両親が死んだ後富豪から養子の話が舞い込む。なぜ養子の話がきたのか戸惑いつつ館で生活をはじめる。そこでは未亡人の富豪と5人姉妹そしてメイドがいた。そこで繰り広げられる・・・・・主人公争奪戦??ストーリーはあってないようなものでなぜ姉妹達とメイドが主人公にほれるのかも不明。養子にされた真の理由もばからしくてお話そのものもまれに見るカス。ただ、原画は多くの人気作品で活躍しているので好きな人は好きかも。Hは普通のものからSMまであります。枚数はそこそこ。プレーしたのはWin版なので声もついていましたが短い作品ですし、下手ではないですが上手いわけでもないのでなくてもよかったくらい。ということで買うことはお勧めしません。(ただ、この作品(Dos版)が93年11月発売なのを考慮にいれると平均的なおかずゲーム。巷で熱烈な人気があったというのは信じられませんけどね。)

題名:偽善 (_) DXX
W 監禁 簡単・・・/創意工夫0
生徒を拉致監禁+強制猥褻しながら偽善者として教師生活を続けるゲーム。保険医である主人公が職員室などに顔を出す。そのほかにはトイレに監禁している生徒の所に行く以外やることなし。要は何時何処に行くか以外はなんでもないゲーム。CG枚数も一人約3枚だけで少ない。人数は生徒と教師がペアになっているので多め。極めて単調だしHも軽く終わってしまいます。もし何かひかる点があるとすると原画と声優。特に最後のスタッフロール(?)に出てくるのが声優の名前だけというのですからすごいです。有り余る財産に恵まれた方以外は購入しない事をお勧めします。声有り。(一人ずつしか監禁出来ないので途中で解放しながらゲームは進のですが誰も警察に行ったりしないで主人公と顔合わせているこの設定ってすごいですね。あ、後評価低すぎるかも、これも趣味の問題ですからご勘弁。)

題名:クック・ドゥ・ドゥル・ドゥー (同人)(_) 中西白夜(=中野亘)
F(D) ストーリー重視RPG シナリオ/古い
ダウンロードはここから
(Windowsでプレーするためのプログラムも紹介されている)RPGツクールスーパーダンテで製作されたものをDante98に移植したのがこの作品。歴史上唯一の1000万円獲得作品。店を建て直すため闘鶏大会に出場させられる鶏の物語。途中、猫や妖精を引き連れて大冒険を繰り広げる。なかなか口の悪い鶏で面白いストーリーが展開される。まんぷくどうの食材にされかけたりご主人に魔法で改造されかけたりやっていて楽しい。才能を感じるが、大人(?)向けではないので印象は薄い。戦闘もそれほど面白くもない。ソフトウェア上の制約だがボリュームも少ない。ただストーリーを楽しみたいならぜひやって欲しい作品だ。

題名:クライスイーパー (_) D.O. 原画:小田いくた シナリオ:嶋
W H? フルボイス?/ボイス、テキスト同時出力不可
良くあるタイプのサスペンスアドベンチャー。あちこち歩き回る昔ながらのシステム。でも、ヒントがでるので意外にスムーズ。物語は妖魔に襲われ助けを求める少女を助けるために陸の孤島のような女学園に潜入するというもの。主人公は変身能力と思念を読む能力がある。物語中は真面目そうな少女に変身している。相棒は念動力を使う少女。その二人が異常な学園で探し回るのだけれど、生徒、学園長、警備員は(一部生徒は普通ですが)変態ぞろいでレズや淫魔、警備員を使ったレイプのオンパレード。主人公は人の考えを読むのですが大体主人公を襲ったり襲わせたり妄想に直行しています。そのわりに根本のストーリーは悪くないです。主人公が人助けをおせっかいなのかもしれないとか悩んだりするところなんかがいい。とシナリオについてはここまで。このゲームの特徴は声優を使っているだけでも珍しいのにキャストが豪華だということ。こおろぎさとみさんとか、当時のD.O.は声優に凝ってましたからね。まとめると、18禁的作品であるのに意外にしっかりしたストーリーと豪華声優が売り。全体的に「買い」のゲームですが、これはあくまで96年発売ということで欠点を許すことが出来る心が必要。(ボイス、テキスト同時出力は不可でゲーム開始時にどちらか決めます。過渡期を思わせるゲームです。良く思うのですがシナリオは今のゲームの百倍程度の濃度がありますね。さらりと書きすぎのような気がします。)

題名:くるみちゃんあ・そ・ぼ (_) STDIOねこばんち 原画:沙亭☆杏 シナリオ:田辺軍平
W 調教 無駄無し/イベントが少ない
調教ゲーム。三流大学に入学した主人公が入った下宿の主人は未亡人だった。その娘に気に入られ、いつのまにかいけない関係に・・・・。というありがちな内容でゲームシステムもよくあるタイプのものCG枚数も少なく、サブキャラも二人だけ。エンディングも細分化されていないのか、愛情とエロで区切られているだけで代わり映えしない。ついでに、音声もアニメもない。あと特に気になるのはイベント数の少なさ、難しくもないし、長くもないのでさくっと終わるゲームを探している人にはいいのかも。絵を見て気に入った人以外は買わないほうがいい。というか絵を見て気に入るかどうかそれしか関係ないようなゲーム。(ゆかちゃんあ・そ・ぼという第二作目も出ている。)(ただサブキャラのエキセントリックな友達はちょっと珍しいかも。)

題名:くるみちゃんにんじゃあ (_) Janis 開発:すたじお実験室
D 江戸 作り全般/一本道
点数は少し辛目。Janisの作品・・・というか「すたじお実験室」の一連の作品は安心して遊べる物ばかり。内容は忍者のくるみは怪しい黒船の見張りを命じられます。しかし、行方不明者が出たり、怪しい、ピザ屋やラーメン屋やカレー屋が出没したり事件が続発します。訳有りそうな親娘にあったり、抜け忍と協力して事件を解決したりしながら一連の事件の真相を探ります。と書くと硬いですね。簡単に言うと時代劇にドラマを少しブレンドしてコミカルで味付けしたゲームです。主人公が女の子なので、ズーレしかありません。すたじお実験室の中では少し地味な方です。難易度が最初に変えられたりレイアウト、システムもうまく出来ているだけにもう一味欲しかった。

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