パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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題名:デリシャスらんちぱっく (_) Scoop 原画:豊島ちはや・白米玄・七色神
D H CG枚数が多い/一部無駄な選択肢がある
おかずゲームにストーリーが少しついた感じのゲーム。オムニバス形式で3つのシナリオがある。デパートで次々にやってしまうやつ、学校で次々にやられるやつ、ファンタジー、の三つ。雰囲気は全て同じ。ゲーム性は一部あるがほぼ無しの一本道。特徴は可愛らしい絵柄か?絵が気に入ったら買ってみて下さいというゲームです。これはCG数も多くプレー時間も長いので損はしないはず。鬼畜と言えば鬼畜な場面もあるば、そう思わせないほど後には尾を引かない。(悲壮感が0)見てのとおり絵柄は多少童顔。ショタネタは珍しいかも。「Xchange」を彷彿とさせるシナリオもある。コンセプトはお気楽だと思う。と言ってもバッドエンドも多いです。とにかくおかずゲームで、それ以外の用途での使用は不可。

題名:TRIGGER (_) Zyx 原画:ながたき 勇樹、金子、三浦 シナリオ:GM(朝凪軽)
D アニメ、声 オムニバス/中途半端
オムニバス形式のアニメーションが売り、ついでに声も出ます。これはもう最先端技術の駆使としか言いようがありません(嘘)。しかし、評価は低いです。アニメーションをするにしても中途半端過ぎて、しかも内容が記憶に残らない。一応、マルチエンドになっていますがはっきりいって取ってつけたような、唐突感があります。後、話は三話、SF、探偵、ホラー(?)。はっきり言ってしまうと出来が悪いです。しかし趣味は人それぞれで意外と違う人には面白いのかも。短い話ですが、絵が気に入った場合は手に入れてもいいかも?

題名:TRIGGER2 (_) Zyx シナリオ:GM(朝凪軽)
D アニメ、声 オムニバス/中途半端
「2」になって大躍進!と言いたいところですがどっちが先に出たのかわからないといっていいほど変わってないです。話の内容が変わっただけといった感じです。もし何かあげるとしたらアニメーションを前よりするようになったような気がするだけ。やっぱり話が短いですね。ファンタジー、伝奇、ロボットの三話。さて、やっぱりこれは趣味の問題。ただこの作品の噂はほとんど聞きませんし、聞いてもソニアの某シリーズの質の悪い模造品だというものですかね・・・。おっと、当然声も一部ついてますよ。

題名:DOR Part1 (_) D.O.
D オムニバスAVG 楽/ありきたり?
オムニバスAVG。プロネタリウム、テレフォンスキャンダル、加奈子さんの憂鬱の3本立て。プロネタリウムはヒロイン1人で、主人公のプロフィールは2つから選べる。タイトルそのままのシナリオ、隣の女性とHを始めるので強引さにびっくりする。テレフォンスキャンダルはテレフォンダイヤルに電話をして2人組のOLか同級生とHをするシナリオ。相思相愛系とお姉さんに襲われる系のシーンになる。加奈子さんの憂鬱は突然訪れたちょっと抜けている吸血鬼の少女に血をあげる変わりに色々とやらせるシナリオ。全てどんなに掛かっても30分程度のボリューム。(テレフォンスキャンダルの分岐は本名を言うか偽名を言うか、他はゲームオーバーの選択肢はあるが分岐はない。単独版は音声がついたりちょっと違ってくる)(OLのお姉さん達に襲われるのと、弱気な吸血鬼の少女が最後にちょっと強気になるのは珍しいかも)

題名:ハーフムーンにかわるまで ~蘭宮涼の虹色玉手箱☆~ (_) F&C(カクテルソフト) 原画:蘭宮涼
D 原作有り オムニバス形式/古い?
趣味です。下のCGを見ると分かるとおり、4つのオムニバス形式です。4つ共システム自体違って楽しめます。基本はほのぼのとして笑いも織り交ぜている感じです。鈴鹿シナリオは恋人と抜け忍をしようとするが、異次元に飛ばされるお話。ダンジョンRPG風で敵とも戦います。イブシナリオはスキン販売をするゲーム。といってもフィールドから行く場所を選択して進行する普通のAVGです。これだけマルチエンドですね。バニーシナリオはモグラ叩きをするゲーム。バニーの国にオカマバニーやアニキバニーが出現。勇者になって国を守れ。ということになってます。ティティスシナリオは本当に一本道。選択肢は一切無い普通のAVGです。人魚のティティスが王子様を捜し求めるお話です。同名の漫画が原作という作品です。蘭宮涼さんの原画のゲームは他にも色々あります。お勧め。

題名:VIPER-V16 (_) Sogna
D(W) アニメ アニメ/面倒
「RISE」と「IMAGINE」という2話のオムニバス。「RISE」は続編が出ています。その名も「VIPER-V16-RISE AFTER-」とそのまま。Vシリーズ最後の作品だけあってアニメーションも様になってきました。「RISE」は地底人にさらわれたファミレスの女の子三人の逃亡劇。下のCGがそうですね。「IMAGINE」は専門学校を舞台にした恋愛物。当然ですが絵は全く違うので本当は二枚CGが欲しいところですがそれほどの作品でもないので。このシリーズは変わるのはシチュエーションとアニメーションの頻度、原画の三つだけという物なのですが、「IMAGINE」は少し真面目に恋愛やってます。びっくりです。

題名:VIPER-V6 (_) Sogna
D(W) アニメ アニメ・・・?/短い
有名すぎるシリーズの第一弾。アニメーションが売りのこのシリーズだがさすがに古いだけあり、ほとんど普通のゲーム。しかし、音声がついているのはすごい?「アフタヌーン」「悪魔が来たりて・・・」「ダブルインパクト」の全3話のオムニバス。どんな人にお勧めかとなると「VIPER-GTS」をやった事がある人や他のシリーズをやり尽くしている人だけです。見所がほとんどないですね。今更プレーしても・・・・。ストーリー性がないと時間が経つとごみになりますね、ゲームってやつは。PC98版にはRS、TURBOというキットがあるがWin版を買えばいいので気にしなくていいです。このシリーズ、声優さんが有名な人だそうですが・・・さて誰でしょうか?

題名:BIND -緊縛尋問伝説- (_) 桜桃書房/淫SIDE 原画:南条飛鳥、いずみきょうた、あまの・ようき シナリオ:久保田昭史
D SM? 簡単/極短
三話入ったオムニバス作品。選択肢はおまけ。総プレー時間10分。というわけでストーリー紹介。鍵を見つけて、ダンジョンに宝を求めてやってきた二人の女の子が、復讐に燃える女魔道士に尋問されるお話。秘伝書の在り処を知る姉妹を組織が尋問するお話。ブルセラ怪盗が自警団の女の子を尋問するお話。各話で善玉、悪玉双方でプレーできる。ただストーリーにはほとんど差がない。おかずゲームだ。ただ、少し笑いを取ろうとしている節もある。ゲームと呼べないほど短く、Hシーンも淡白というか短いが、気に入る人もきっといるだろう。そんなゲームだ。(短いのにセーブ機能やアルバム機能などシステムは無駄に豊富。)(絵は悪くないのだが短すぎる、CGは大目なのだがどうも多いという印象は受けない。「たまご料理」のように画像は少なくとも話が長いほうがいいと思う。)

題名:FRONTIER (_) FRONTIER シナリオ:H.MIYABI、橋本Q太郎、桜吹雪仁
D H オムニバス/総当りコマンド方式
著作はディスカバリー。3話入ったオムニバス作品。原画、シナリオは全て違う。マルチエンドの物もあるが単純。Hシーンの間にシナリオがあるようなものだが短い割にはよく出来ている。さてストーリー紹介。荒れ果てた未来。賞金首になっている主人公が偶然立ち寄った酒場で4姉妹と交流するお話。話は急展開すぎるが不幸自慢もいいし話にまとまりがある。下のCGはこのお話のもの。そして、愛し合っているが物足りなさを感じていたカップル。二人が不思議な空間から脱出するためにHし一方は耐えるお話。侍女三人をイカセル間に彼女がイカされてしまうと帰れないという設定。そして最後がセックスドールを調教し売っている二人の宇宙船を猫娘が奪い取ろうとするお話。登場人物3人の視点から物語が展開。3人とも少しずつ違った展開をする。ゲーム性はどれも皆無だが、おかずゲームなのでそれもいいだろう。出来は上々だがいまいちインパクトのない作品。絵は奇麗なので気に入ったら買ってみて下さい。

題名:夢の精 (_) 13cm 原画:あんみつ草、きゃろらいん=ようこ、QKAT シナリオ:うめ☆cyan、TAMAMI
D オムニバス 短い/全部
オムニバス。3つのストーリーは以下。二股がばれてしまった夜に二人の恋人がバニーガールの格好で現れ・・・『ONE』、ネコミミアイドルの控え室に忍び込んだ主人公が目にしたものとは・・・『ミンキーキャット』、誘拐されたお嬢様を助けるため敵のアジトに侵入する『ミッションエイジ』。各ストーリーは原画からシステム、シナリオ(重複あり)まで全く別人が担当している。毛色はかなり違うので、バリエーションが豊富と言えば、豊富なのかもしれない。ただ、各10分もあれば終わってしまうのはあっけなさ過ぎる。『ミッションエイジ』のみRPG風の戦闘が数十回あるので時間が掛かるが、『ONE』は最短1分以下でバッドエンドに突入する、『ミンキーキャット』に至っては選択肢さえない。通常のゲームのイベントが単体で唐突に始まり終わったという印象を受ける。CGは各20枚前後はあり豊富だが、流れるように使われてかつメッセージが少ないので、あまり有効に使われているとは思えない。それに完成度が高くない。システム部分は3つのストーリー共に違うが、フォントが細すぎたり、無駄な戦闘させられたり、飾り気がなかったりいまいち感が強い。メッセージスキップが高速なのが唯一の救いか。とにかく、全体的に荒が目立ち、短く内容が薄い、もう少しどうにかならなかったのかと悔やまれる凡作。(『ONE』はもしかすると、評価する人もいるのかもしれない。ヒロイン2人の心理状況や力関係が裏でうかがえるから。)(「ソーサルキングダム」のスタッフとかなり重複していた。まぁブランド名が違うだけなので当然ですが。)(『ミッションエイジ』は右側の扉に行けば、仲間の用心棒とH。左は特になし。最後に関係あるのか?)(『ONE』で1枚CGが見られなかった、どうでもいいので放置。)

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