パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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題名:Meine Reise (一般)(同人)(_) イロハニソフト
W SLG+RPG 育成/バグ
戦略SLG要素のあるRPG。太閤立志伝のように下っ端から王までの身分で遊べるゲーム。ダンジョン攻略、クラフト、国盗り、町作り、技(アーツ)・装備・キャラ育成要素がある。エンディングはなくゲームの目的もない。マップ上を全登場キャラ・軍隊がごちゃごちゃ動いている。マップはワールド、町、町内の建物、ダンジョンがあり、全登場キャラはどこかにはいる。キャラの要素としては、身分(冒険者・武将(兵士、士官、領主、国王)・商人(鍛冶屋、薬屋、雑貨屋、魔法屋)・村人(一般人))、ステータス、熟練度(アビリティー)、スキル(技(アーツ)や特性)、才能、装備などの要素がある。特性はキャラメイク時や行動を繰り返すことで覚える。技はアイテムや特定の人に教えてもらうことで覚える。装備や技にはレベルがありレベルが上がると強化が出来る。装備の強化はマップ上で拾える素材を使用する。また、他の装備を消費してその装備のステータス強化値やスキル類の写しをして育成していく。装備のスキルやステータス強化値はある程度ランダムでここに違ってくる。技の強化は点数を各要素に割り振る形で行われる。キャラ育成の基本はダンジョン攻略でそこでレベル上げやレアアイテム収集を行う。その後に装備を育てていくことになる。国盗り要素は下っ端の場合はお使いなどの仕事をこなすのが基本、内政要素は薄くキャラが育っていれば何もしなくても問題は発生しない。ただ、要素自体は多くあり、町マップに施設を設置したり、人材登用、コモン兵の整備、アイテム作りなど色々と出来る。ダンジョン攻略では5人セットだが、戦争ではユニークキャラ5人+兵士5人の10人セットで最大25人ごとで戦う。援軍すると倒された際の補充要員になる。人数は多くなるがダンジョン攻略の戦闘と同じシステムで行われる。そのためキャラを強化すれば戦争も勝てる。戦争や内政は某という無名キャラに任せられるので最悪主人公だけでも全国統一が可能。5人以上のキャラが必要な場面が少ないため、その他キャラの存在意義は薄い。商人プレーは追加で店が持ってスタートするだけで、店では商品の補充以外は出来ない。そのため要素としては薄い。ゲーム全体で見ると色々と要素はあるが、ごちゃごちゃキャラがマップ上を動いているRPGで、国盗り要素もある、という感じになると思う。育成が楽しいので個人的にはオススメ。ただ、アイテム消失などバグが多い、ver2.8ではアイテム消失くらいで気を付ければなんとかなった。(リスタートでは登録キャラの初期設定、装備(レベル、強化値)、アーツ(レベル、強化配分)、覚えたスキルのみが引き継がれてキャラ自体のレベル、アビリティー(鍛冶や採集、武器、魔法属性ごとの熟練度)レベルは初期化される。リスタートは必須ではないが、一部レアが落ちるダンジョンを周回したり、キャラ登録による装備増殖が出来るので、時短のためには必須になる。)(体験版があるので気になったらやってみるべき。操作はパットがオススメ。動作が遅めなので加速ツール(AlquadeLiteなど)推奨。攻略Wikiがあるので熟読すること。)(まんべんなく全ての要素(採取・採掘・鍛冶・魔法・付与・強化・ダンジョン攻略・修練・仕官・イベントが対象。料理・薬・ダンジョン攻略以外の依頼の優先順位はかなり下)を進めて行き、少し強い敵と戦うと良い感じに攻略できる)(攻略:5人キャラを登録して、その5人でパーティーを組むことを推奨する。初期レベルそのままで低レベルダンジョンやイベントから自由に楽しむ。世界は通常とランダム・大中小。ランダムの方はイベントがなさそうなので通常がオススメ。難易度は宝箱のレア度が上がるので最初からハードでもいいくらい。身分は初期レベル、家・店有無、仕官有無のみの違いなのであまり気にする必要はないが、雑貨屋がオススメ。MP消費軽減はMP自動回復のレア武器が手に入るまではとても有用。装備についていたのは狭間の宝箱の1回のみなので初期に付けるのもあり。両手武器使うなら豪腕オススメ。目敏いは1人は必要。他は開眼、不死身、心眼、調和辺りも良さそう。努力はそこそこアイテムについているのでそれを狙う。Str~Comに依存してHP~APの成長度が増えるので、Str~Comは最大、HP~APは最小でもいいくらい。ダンジョンはギリギリ勝てるところを周回することで成長が早くなる。楽勝のところは行く必要がない。最終的にはランク13と狭間のみ行けばいい。妥協してもランク12まで。それ以下だとレア装備がほぼ出ない。また狭間や魔物の出現(ランク13)は酒場の噂でどこに出たのか分かるので探すのが楽なのが良い。装備強化に必要なレア素材は、見える敵や採集、店に売っている。対応するアビリティーが高い店主はレア素材も並びやすいので登録しておくことで周回時に便利。対応アビリティーを上げるのは意外に簡単なので余裕があればPTに入れてレベル上げて登録も可。お金は装備強化か開拓くらいでしか大量には使わない。PTメンバの装備強化は領主以上で賞罰でお金を渡せるので、それを強化に使える。自分の装備は領地の倉庫に入れれば領地のお金で強化可能。狭間やランク13ダンジョンを攻略して不要なものを雑貨屋経営で売れば10万以上は稼げる。武器は自然と最大レベルまで上がるが、防具・アクセサリは防御して棒立ちしたり工夫が必要。修練所にレベル50を置いて延々と戦うのが早いような気がするが、HP/MP回復装備をして狭間で放置も楽。攻撃系のアーツは楽だが、補助系のアーツのレベル上げはたぶん優先に設定しても非常に困難なのでほどほどに。付与が重要で例えばミノタウロスの斧やランダムで付く高い数値を集めて全装備に付与すると強くなる。例えばHP150だと装備枠が5個あるので、750アップする。良い装備が手に入ったら登録キャラに持たせて再登録して増殖させる。で初期レベルを30にしてリスタート。主な目的はミノタウロスの塔。倒した際の宝箱の中身がランダムなので良さげなレア10装備が出るまでロードを繰り返す。強化素材は渋いのでリスタート直前まで使用せず、1キャラの装備を強化してキャラの再登録した後、ロードして別なキャラの装備強化というように使いまわすこと。ver2.8では神獣の皮のみ楽に集められる。神木が特産になるような位置で開拓するとなぜかか神獣の皮が領地の売買で並ぶようになる。赤木が特産だと赤木が並ぶのでこちらも有用。あとは日付を進めて町めぐりして買い集めるのもあり。装備については、自分の場合、創剣ユルグオンスが取得出来たら後は楽だった。イージスの盾、ノーブルコート、防魔の指輪、栄誉の指輪、反撃のベルトにステータス補正などを付与して持たせていたがもっとレア度の高いものの方が強いとは思う。アーツは防御系やアップ系、ディスガードなどのダメージ強化系、攻撃で固めた。個人的にはウォール、ディスペル、リフレッシュはあった方が良いと思う。攻撃は最悪、奥義でも大丈夫そう。不要なものは持たせないこと、無駄に使われてしまうので。状態異常は銀のロザリオでALL43が拾えたのでそれを増殖させ各装備に付与して完封。魔将を倒せるくらいになると後はもう倒す敵もいないので完了。ソロで魔将を倒せるらしいので、そこまでやるならここで書いている内容よりも頑張らないといけない。あと、風の魔将は命中が低いと当たらないのでアーツを改造して命中を上げた。光の魔将のみ勝ったり負けたりだったが、攻撃重視にしたら勝率が上がった。)(理想?の攻略順序: 雑貨屋スタート、同じ町にPTメンバ4人を作る。1人は鍛冶・魔法特性、1人は採取・採掘特性の冒険者。雑貨屋は初期レベルが1なので、修練所で稽古人形を叩いて10レベルくらいまで上げる。PTを組んだらランク6のダンジョンをはしごする。まだボスは倒せないので宝箱開けるのが目的。不要なものは雑貨屋に格納。採取・採掘を実施、金銭的に余裕があるなら修練所で採取・採掘のレベルを上げてから実施。装備を一新、良いスキルが付いていたら、装備に付与。自然と出来る範囲で実施でランク6のボスを攻略まで行ける。2、3個倒したらランク8に移行。修練所でヒール、ウォール、フェイント打ち、マジックシュート、強化系アーツなどを覚える。このあたりで各種イベントがクリア可能(ストラディ、ゼオンハイム、古びた屋敷、ミランド、マデアンの順か?)。シルバーソードなどランク7が作れるようになったら鉄鉱石など1段階目までで可能な範囲で強化。並行してランク10~12に移行。魔の塔にも並行していく。その後は酒場の噂を頼りにランク13と狭間(ボスはまだ無理)を見つけ、レベル上げ。装備が揃って、アーツも強くなっていればエジント、ダイダロスの塔(+竜の塔)の攻略が可能になる。ここまでなら強化は2段階目(水晶など)までやらなくても可。レアな強化値を持った装備を入手した、または勝て無さそうなら1人の装備ずつ強化・付与を最大化して登録、最初からもう一度スタートする。その際には初期レベルを30にすること。また、武器を剣などに統一することで強化装備は1セットのみで良くなるので最初は統一する方が楽。また、修練師を始め有用そうなキャラは登録しておくと次回スタート時にも出現するので効率が良くなる。ver2.9から宝物の地図のボスがランダムでドラゴンになっているので竜装備を狙うならドロップリセマラを頑張る。あとはダイダロスの塔、竜の塔、狭間を周回しつつドロップリセマラで良い装備を揃えていけば最強の敵(ver2.9だと狭間ボス)にも勝てる。仕官は好きな時に好きにやると良い。デメリットはほぼなく領主以上になればお金や種を植える場所が確保出来るので効率が良くなる。)

題名:魔王軍へようこそ4 (同人)(_) ののの通信
W お店経営RPG ゲーム性/ゲーム性
シリーズ作で2021年現在5作出ている同人SLG/RPG。基本システムは大きく変わらず、シリーズどれも面白い。うだつの上がらない魔族の主人公が世界征服のためにお店を経営するゲーム。途中にドラゴンクエストのキャラがボス敵として現れて勝つと大体なんだかんだで仲間になって、最後には世界を救ったり、魔王になったり、恋人が変わったりとマルチエンディングを採用している。ゲームのシステムは比較的単純。モンスターや仲間を探索地に派遣して採集や戦闘をさせる。この戦闘は完全オート。JOBの概念があり、JOBによってステータスの上がり方や習得可能なスキルが異なる。採集物は繰り返すことで上がる加工技術に応じてよいものになってくる。お金がたまったらお店をグレードアップしていき、客や収入や仲間を増やしていく。時間制限があるので、出来るだけ効率よく進めていくのが楽しい。時折訪れる店の評判を落とすクレーマー叩きが面倒だが、基本的に設定してみているだけで問題ないゲーム。意外にストーリーも凝っていてドラゴンクエストファンにもおすすめの作品。(比較的単純ながら完成されたゲーム性があるとは思うが、ある程度の慣れてくるともう一歩何か物足りなさを感じる点が残念。定期的にプレーするくらいには面白いけれど。)(プレーから少し時間をおいてのレビュー)

題名:まじかる☆アンティーク (_) Leaf 原画:はぎやまさかげ シナリオ:椎原旬
W_?? 恋愛経営 長時間可能、全体/中途半端
どこかでシリーズ化している骨董屋SLGとは一切関係ありません。(多分)まぁそんな事はどうでもいいのですがこれは骨董店経営SLGです。恋愛の要素はおまけみたいな物です。ついでにいうとヒロインのスフィーだけがイベント、CGともにグンバツです。内容は両親が骨董品を探す旅に出てしまった大学生の主人公。両親に勝手に休学届けを出されて店の経営を任せられる。そんなある日、落下物にぶつかって死んでしまう。その落下物がヒロインであるスフィー。スフィーの魔法で生き返る主人公。魔法の反動で小さくなってしまったスフィー。そんな二人の共同生活が始まる。そんな彼女と喫茶店の娘の幼なじみや姉であるスフィーを追って来たリオンとの物語が進行する。他二人も出てくるが独自ストーリー。(?)ゲーム進行はAVパートと休日パート、経営パートの三つに分かれています。(多分)休日に骨董品を買ったり、スフィーの機嫌をよくしたり体力回復したりと色々な場所に行きます。そして骨董品を売って最中にAVパートが発生するというものです。基本的に「こみっくパーティー」と同じです。少し違うのが恋愛がおまけで経営がメインな事。(人によっては異論有り?)そう言えば、魔力が溜まるとスフィーは成長していきます。レベル4まであります。しかもレベルごとにエンディングがあるのです。テゥルーエンドが一番小さい時なのは不思議。さてここまでの説明とCGでどんなゲームか分かったかな?それでは感想を・・・まず骨董屋でのアニメーションですがキャラクターが大きいのでスクロールしてしまうのですが何か嫌です。後、骨董品の種類が少ないような気がします。基本は皿、壺、家具、絵画の4種類。それにランクがついているだけ。評判レベルが上がって高級品が少し出てきて。イベントが起きて特殊アイテムが手に入るのですがその頻度があまり多くないのでやっぱり華やかさに欠けます。AVパートにしても王道を行きそうな純愛がほとんどでまさに恋愛SLG。しかも魔女という設定がほとんど無意味。貧乳やチビッコでインパクトを出そうとしているようだがストーリーは可もなく不可もなくという所。と大分貶して来たけれど、このゲーム自体は長時間プレー出来るし、色々なイベントが楽しませてくれる。お金を出すのだからこれ位はして欲しいというものを満足させる出来です。(注:歌はあるがボイスは無し)(個人的にはプレーするだけ時間が無駄になるという作品ですけどね。)

題名:魔導学園R (_) FORESIGHT 原画:角井陽一
D SLG 簡単・・・/単純・・・
本格SLG。魔法剣士になるためにせっかく入った学園が兵士や盗賊に襲われてしまう。生き残った主人公と少女達はさらわれた学園長を助け出すために旅に出る。というのが基本ストーリー。それが最後は世界を救う物語になっている。しかしストーリーはないのも同然のお手軽さなので気にしない方がいい。さて、下のCGは戦闘場面。女の子キャラが攻撃を受けると度合いによって脱衣します。ついでに一本道のクラスチェンジや一人一つのアイテムの装備という特色があります。そんな戦闘を2回程度終えるとパーティー内でHイベントが発生します。絵が気に入ってかつSLGは好きだという人は止めませんがSLGとしては簡単で面白味に欠けますし、絵は構図がちょっと歪んだ感じの物が多いのでお勧め出来ません。(ついでに言うと顔が出てくるキャラでもHイベントないのもいます・・・)

題名:みらくるテンプテーション!! (_) エクシード 原画:華嵩蓮朋 シナリオ:不気味ひよこ
W 恋愛 笑い??/自由度が低い
フェロモンでもてもてになった主人公のお話・・・のはずですが脇役キャラとサブヒロインとのHシーンの理由にしかなってないようにも見えます。恋愛SLGと言って間違いはないはず。ゲームの内容はメイドさんに住み込んでもらいながらフェロモンの原因を突き止めるため病院、花屋、ファミレスのどれかに通いつづけてそこの店員と仲良くなるお話。(本当は会社のバイトの女の子との仲を修繕するお話・・というのが本題)後、香水を作っている主人公の会社の同僚も大きく話に加わります。全体的に軽い、如何にも18禁なゲームに見えますが、意外にそういうのは少なめです。(でも軽さはありますけどね。)オープニング見たときは外したと思いましたが、結果は上の中ですね。絵が少し気になりますが、まぁ恋愛SLGなので多少は目をつぶりましょう。声無し。特徴のとくにない、けれど駄作でもないというのがこの作品の評価です。

題名:無人島物語 (一般)(_) KSS 原画:佐藤茂夫 プロデューサー:高野秀夫、他
D 一般、SLG 文明開化/意外に自由度が低い
サバイバル・ライフ・シミュレーションと銘打たれたシリーズ最初の作品。ゲームの目的は当然無人島からの脱出ですが、最終的にSESとかいうのから飛行船まで自力で作ってしまうというから驚き。ゲームの基本は島を探索して、見つかったポイントを調査して食料や機材を入手する。そして機材を組み合わせて色々作成する。後、少しだけあるイベントを見る。と至ってシンプル。能力値もあって何をするかで変動します。作品としてはなかなか面白いです。アトラスや大航海時代を小さくして女の子を出演させた感じ。イベントは何故か入浴とか海水浴とかが多くてR指定っぽいですが一般指定。続編のなかにはR指定やX指定(18禁)もある、ちょっとアダルトな作品かも。それにしても、何故、小島に石油があったり、海賊の宝があるのかな・・・旧日本軍の兵隊さんもいるし。(真のエンディングで3との関連が・・)

題名:めい・King (_) にくきゅう 原画:大野哲也 シナリオ:林保成
W 町作り 独自性・・?/面倒
恋愛(?)+町作りシミュレーション。羊飼いが精霊を助けたお礼に領主にしてもらう。その時助けた王女に気に入られ花婿候補になる。そして町作りと王女や少女たちと恋愛(?)・・・するゲーム。町作りは適当にやっていてもどうにかなるほど簡単。キャラクタごとのエンディングも簡単だ。しかし1週間単位で5年続くゲームは長めで退屈。特定の場合に発生するイベントが多いので製作者はやりこんで欲しいようだが、その割に戦闘も町作りも単純で深みがない。もしSLGがやりたいなら一般ゲームをやることを推薦する。システムについて。ウィンドウがいくつか開きレイアウトを自由に出来る、個人的には大嫌いだ。ごちゃごちゃしていてうるさい。後は、面倒なゲームであるのに回想が付いていないのは少し痛い。その他は問題ない。さて、シナリオについてだが恋愛の後に(?)をつけたのは印象としては調教の方があっているような気がしたからだ。最初はほとんど無理やりだし突発イベントは極悪なものもある。主人公はいまいち恋愛感情に乏しく、領主の特権だと思っているらしい。二人ばかり主人公の半分以下の身長の女の子もいますがドワーフとエルフなので法律的にも問題なし(?)。お勧めは出来ませんが、原画、シナリオ共に多くの作品を手がけているのでファンの人は買い?(当時としては珍しく、声付き。)

題名:メタ女 ~府立メタトポロジー大学付属女子高校SP~ (一般)(_) ANJIN(R-FORCE) 企画・ゲームデザイン:横山裕一、寺島広道 パッケージデザイン:原田将太郎
F(D)_?? 元市販、戦略SLG テンポ、ゲーム性/・・・
配布Webサイト
あの名作が無料版になって帰って来た(2002年3月)。付属テキストによると修正版となっているので多少の手直しはしているらしい。それにしても、市販ゲームが無料で公開されるという珍事、しかも96年という新しい作品としては業界初だ。製作者の横山裕一さんに感謝をしつつプレーしてもらいたい。さて、ストーリー紹介、千年近くの歴史のあるメタ女では倶楽部間の戦乱の歴史が繰り広げられていた。二大勢力「天文部」「生物部」の間で和平が進められていた時、天文部西支部の真由美(主人公)の所に謎の敵が襲来した。と始まりはこんなところ。本当にバカにしたストーリーだが終始真面目に進んでいくのが気持ちいい。何故か大佐など階級があったり、イワドレッヒ・ヨレヨレという名前や、さまよえるオランダ砲という兵器があったりとなんだかすごい。女子高なのに当然、戦闘では殺しあう。とにかくその世界観は大きな魅力だ。戦闘それ自体も技能システムなどがあり面白い。展開も選択ごとに多少違ったものになる自由度がうれしい。キャラクターがしゃべったりもする。なにより言語化しにくい面白さがある。無料でもあり、エミュレータやDOSの知識が一切なくともプレー出来る様になっているので、興味を持ったらぜひやって欲しいゲームだ。(このシリーズには同人版と続編がある。同人版はタケル発売のエナジーの中に入っている。続編の「ツァイ~メタ女~」は普通にパッケージ販売だ。)

題名:RISE (_) RISE 原画:藤岡タマエ シナリオ:まり
W_?? 育成 馬鹿、単発シナリオ/ストーリー無し?絵?
育成+恋愛SLG。で内容ですが、ある日道端で少女と出会って私が何に見えますか?と聞かれて普通の女の子じゃないの?と答える主人公。変な子だと思って学校から帰るとまだ道にいる。家に帰るとその少女が訪ねて来て自分はアンドロイドだという。知り合いの教授の作ったアンドロイドで人間らしくするための生活が始まる。こう書くとよくある話です。ついでに、一昔前に流行ったポストペットに非常に似ている、ななこOSというものがあります。DVDを見たり本を読んだりメモリー、CPU、マザーボードを買ったり家具を新調したりできます。このななこOSの画面で教育をしてパラメーターを上げていきます。そして通常の画面で家にいるか学校に行くかでストーリーが進んでいきます。最終的に大学のミスコンで優勝することが目的ということになっています。画像でも想像がつくと思いますが、ななこは馬鹿です。でも純粋でいい子です。標語(?)としてはななこはあなたに届きたいというのがありますがほのぼのとしていて良い味出してます。本当にほのぼのです。ゲームの基盤になっているのは純粋ということなのかもしれません。もしかしたらプレイヤーも教えられる逸品です。(後に名前をななこOSと変えています。何故かは不明。)

題名:ランスⅥ ~ゼス崩壊~ (_) ALICE SOFT 原画:織音 シナリオ:とり ゲームデザイン:TADA
W_?? 超大作 大作/長すぎ
長作。3Dモドキ、ダンジョンRPG。依頼の関係でやってきた魔法使いの国ゼス。そこでは魔法使いでない者は差別をされていた。魔法が使えないランスは奴隷収容所送りになるが、レジスタンスに助けられる。そこで出会ったかわいい女の子をものにするため、魔法使いに仕返しをするために国家転覆を企てる。マップ上には宝箱や冒険功績(溜まると玉やアイテム、お金がもらえる)、固定敵(倒すと赤い引換券)が散らばっている。マップ制覇率によってアイテムがもらえたり、女の子モンスター捕獲も出来て、横道の楽しみが豊富。豊富なのだが、全て完璧にこなそうとすると反対に足かせになってしまうので、注意が必要(要するに足かせになったわけです)。アリスソフトらしいSLGで、バランスは絶妙なのだが元があまりよくない。行動力やセーブ可能な場面が少ない、回復アイテムを戦闘中に使えないなどの制約が多くあり、否応なしに何度も同じマップをやらなくてはならない。プレー時間100時間以上(?)と非常に長いので中だるみする事請け合い。その一番の理由は一本道ストーリーで全く自由度がない事。イベントは一回で全て見ることが出来るようになっている、(まぁ反対に何度もプレーしなければならないのはもっとやだが)、ならば戦闘、育成はどうかというとただレベルを上げるだけ。パワーアップアイテムがほとんど入手できない、パーティーに加わっていれば戦闘に加わっていなくとも経験値がもらえるといった感じで育てるといった感覚は持ちづらい。女の子モンスターもレアは特にいないので簡単に集められる。有効な技の種類も少なく、変化に乏しい。とにかく、消化戦になってしまったのでほどほどしか楽しめなかった。ストーリーは前半は国際情勢のパロディーが多く散りばめられていて、ちょっとやり過ぎというか毒々しいという印象を受けた(キムチの名前の由来はきっとあれを意識してそうだし・・・・)。ヒロイン達とのストーリーは本筋の進展具合で小出しにされ、細切れだったのと特にこれといった出来事も無かったことで印象に残っていない。ハーレムが基本で実はシィルがヒロインだというのが何度も何度も強調される割に特別に何かイベントがあるわけでもない。他の古参キャラクターのイベント群も印象に薄く、これといったイベントはなかったし、シリーズをプレーしていないとよくわからないのではないだろうか。前作の「ランス5D」とゲームのテイスト、方向性が同じで、ストーリー的にも序章的だったと思う。ここで出てきたキャラクターは結構大きく扱われていた。とはいえ程度の違いで、大きなイベントが1つあればいい方。Hはヒロイン達を強引に犯したり、嫌がる行為をさせたり短めで種類は少ない。後は、女の子モンスターの調教説明で調教師がどんな性奴隷にしたてたか説明するという形式を採っていて種類は豊富だが完全に説明なのでちょっと違和感がある。量は豊富なのだろうが、プレー時間当たりにすると少ない。音楽、効果音はノーコメント。声、歌はない。システムは非常に良く出来ている。色々面倒だったが、不備は一切ない。CGはほぼ一定水準以上で、問題はない。1枚見て気に入れば残りも気に入るだろう。SLGとしてもAVGとしてもそこそこ楽しめる、ストーリー展開が気になって徹夜もしたりしたが、いつも肩透かしの印象が強かった。続編である事を意識しすぎたのか本作の続編を意識しすぎたのか中途半端。これでもう少し短かったら賞賛出来たのだろうが、あまりに長すぎた。暇な人や、1本のゲームを遊び倒す人には最適だろうがそれ以外の人はプレーするのに勇気がいりそう。(正直に言えば、中盤で飽きた。グナガン倒せるようになってからがまた長かった。1枚CG取り逃した。見てない立ち絵が2枚あった。)

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