パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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題名:Making Candy ~お気に召すまま~ (_) きゅろっと 原画:遠也 シナリオ:あおきしずか
D(W) H お手軽/イベントが少ない?
よくあるタイプの毎日、やるだけのゲーム。同棲生活の始まりがゲームの始まりで一から教え込むというもの。調教とかではなく一応、愛です。コスプレ、レズ、ポーズ(?)なんかが大目。突発イベントは全部合わせても十数個。エンディングは16個でレズにはまってしまって主人公が捨てられたり、SM関係、社会生活不適合者になるものが多いですね。面白いかどうかは完全にその人しだいですが、CG数も多く、ゲーム自体も難しくないので絵が合わない人以外は大失敗ということもないでしょう。買ってみてもいいのではないでしょうか。ただ、見て分かるとおりPC98からの移植版ですので相当古い作品です。使用色数も16色だし、声なんかもありません。(超高速メッセージスキップが出来るので初めから最後まで簡単に進めたり、PC98版が同封されているのはうれしいですね。)

題名:メイド狩り (_) evolution 原画:村上水軍 シナリオ:林保成
W 鬼畜 メイドさん・・?/レイプ
懸賞で適えたメイドさん付きの夢の生活(期限付き)。しかし主人公はそれだけに満足せずメイドさんに襲い掛かる。鍵を閉め密室と化したお屋敷で逃げ惑うメイドさんを追いつめろ。という内容ですがなかには攻撃してくるメイドさんもいて体力や制限時間に気をつけたりで意外と大変。下のCGの通り4人(+一匹)を追いつめるのですが部屋(台所、地下室など)ごと12回のHシーンと逃げられてしまうイベント数種類があります。ものすごく悲惨な状況のはずなのですがゲームは明るいです。さすがにレイプされるときは泣き叫んでいますがそれ以外は明るいから不思議。あまり深く考えずにプレーするゲームでエンディングはハーレムや恋人になるものから警察に捕まるものまであります。メイドさん好きのためのおかずゲームなのですが、一つ注意、Hシーンは全部レイプです、奉仕とかじゃないので気をつけて。声もでますがうまいとは言えませんからおまけ程度に。

題名:メグとばけもの (一般)(_) Odencat
W RPG味アドベンチャー ストーリー/小さくまとまっている
タイトルで想像する通りのゲーム。一応、RPGで戦闘もあるが雑魚戦はない。プレーした感触としてはミニゲームの一つであり、ストーリーのためのフレーバー程度の位置づけ。戦闘中に記憶などのミニゲームがある。ただ、難易度は低く失敗したり負けてもやり直せる。ストーリーを楽しもうと思うと少し面倒に感じるかもしれないが、それほど頻発するわけではないので我慢。隠し要素の類はなくクリア後は各キャプチャーから再プレーが出来る。4時間程度でクリアできる短編。ストーリーは化け物が住んでいる大きな穴の中が舞台。そこに落ちて来た子どもと出会った2人の化け物が仕方なく母親を探してあげていたら仲良くなっていき・・・・。というもの定番的な展開だがキレイにまとめっていて悪くはない。半面、キレイにまとまりすぎていて印象が薄いところがある。2人の化け物も子どもも皆可愛いので気になったらやってみるのもいいかもしれない。

題名:巡り廻る。 (一般)(同人)(_) ゲ制うんかん
W 多機能RPG ゲームデザイン/単調
多機能RPG。戦闘、生産、採集、釣り、依頼、商売、町作り、魔物育成、大会、やり込み用ダンジョンなど様々な要素がある。システムが特殊で戦闘し続けると敵が強くなってしまい勝てなくなる。そのため適切な強さになるように戦闘を避ける必要がある。そうなると戦闘で稼げなくなるので、依頼の運送をしたり交易品を別の町に運んだり、ダンジョンで採集したりしてお金や生産に必要なエレメント、素材を集めて生産で強い装備を作ることになる。そのためには町から町に移動して行き世界をぐるぐる回っていく。タイトルには何重にも意味があるが、その内の一つはこの移動を前提としてシステムにある。他にも日にちにより3属性が設定されていて対応する敵・キャラが強くなったり回っていく。生産は装備品がメインで生産レベル以外に素材の組み合わせでもパラメーターが異なる。装備品同士で合成も出来て生産レベルが上がれば桁違いに強くなる。ストーリーは一応存在するが完全に無視しても問題はない。エンディングも存在する。仲間キャラごとに9個くらい友好度合いで会話イベントが発生するものと、イベントが10個程度あるメインストーリーがありボリューム的にはメッセージを読むだけだと数分で終わる程度。巡り廻るというタイトルに即したなかなか味わいのあるストーリーになっている。恐らく攻略情報なしで最後まで行くのは困難だと思われるので、ある程度詰まったら攻略情報を見ることを勧める。プレーの流れとしては、荷物や交易品を運んでエレメント・金を稼ぎ、途中ランダムに配置される小マップで採集などをして素材を稼ぎ、生産をして生産レベルを上げて装備を強化して、敵と戦闘して楽に勝てるくらいまで強くする、途中にダンジョンに行ったり、ボスを倒したりしつつメインストーリーを進める感じのプレーになるだろう。様々な要素があり独特なものもあるため慣れるまでに時間が掛かるかもしれないが、やり込み系RPGが好きなら是非やっておきたい作品。(特に独特なのがエンカウントで、移動中に出る黄色!はキーを押すと戦闘になり、赤!はキーを押さないと戦闘になる。)(ゲームのボリュームは人によるだろうが、50~200時間程度になるイメージ)(結婚・子供システムを持つエターナルモードあり)(バージョン2.02をプレー)(主人公はいくつかの要素を設定して作成する)(攻略:まず敵と戦わないこと。そのために後列に3人張り付かせて逃亡確率を100%にする。次は火→地→水の順番で荷物運びをする。お金に余裕があれば交易品(水:骨・魚、土:木・花、火:石・宝石)を売買する。ゲージいっぱいになったらゲージ拡張をする。余裕があれば武器・防具・道具のレベルを上げるため同一素材同士で生産をする。PTメンバの装備も揃えていく。胴体、武器、頭、腕、足の順番で重要だと思う。レベル1の敵をボス含めて楽に倒せるくらいになったら敵のレベルが上がるまで戦う。また闘技場で戦闘を繰り返し武器レベルを上げる。短剣の盗みさる(19で覚える)を覚えれば素材に困ることはなくなるので素材集めはこれをメインにする。ただし盗めるのはランク9素材までなので、ランク10素材はダンジョンのボス部屋での採集が必要になる。ここで装備用に数個は確保しておく。最終的にはピッキングと冒険者のアイテム交換(Lv45以上)で入手できるのであまり多く集める必要はない。白光金は雪の女王、アンコウが落とす。最終的にはストーリーボスが落とすのでこちらも無理に集める必要はない。敵レベルがリミット時最高の9になったら、水の国の森で連打してレベルを上げる。吹っ飛ばし、スキル封印がないので安定する。30レベルくらいからギガサンダー、剣風、通常攻撃×2でやっていて、完全に安定したのは50レベルくらいと合成防具が必要だった。連打ツールはキー連打リングで、倍速にしたい場合はAlquadeLiteを使うと良い。装備で合成を使い始めたのはレベル40頃でWikiのレシピを参考にした。ただ作成したのは杖、盾のみ。他は非合成品で重量1品が主。ボスは火力キャラと本のバフキャラがいれば他は自由なイメージだが、本も必須ではない。最終的にLv116で防具Lv97で絶望を倒したがかなり余裕があった。その後のやり込みダンジョンは未確認。ちなみに、終わってみると名も無き地、鉱山、釣り場は基本無視していい気がする。採集・採掘はダンジョンや大会の方が効率が良い。釣りはヌシで料理をしたいのでなけらば、ドラバーン(☆9)が盗めるので十分。野営地は☆10の交換が出来るまではほぼ不要。廃墟はピッキング出来るので重要。秘境はエレメント稼ぎに良い。

題名:メタ女 ~府立メタトポロジー大学付属女子高校SP~ (一般)(_) ANJIN(R-FORCE) 企画・ゲームデザイン:横山裕一、寺島広道 パッケージデザイン:原田将太郎
F(D)_?? 元市販、戦略SLG テンポ、ゲーム性/・・・
配布Webサイト
あの名作が無料版になって帰って来た(2002年3月)。付属テキストによると修正版となっているので多少の手直しはしているらしい。それにしても、市販ゲームが無料で公開されるという珍事、しかも96年という新しい作品としては業界初だ。製作者の横山裕一さんに感謝をしつつプレーしてもらいたい。さて、ストーリー紹介、千年近くの歴史のあるメタ女では倶楽部間の戦乱の歴史が繰り広げられていた。二大勢力「天文部」「生物部」の間で和平が進められていた時、天文部西支部の真由美(主人公)の所に謎の敵が襲来した。と始まりはこんなところ。本当にバカにしたストーリーだが終始真面目に進んでいくのが気持ちいい。何故か大佐など階級があったり、イワドレッヒ・ヨレヨレという名前や、さまよえるオランダ砲という兵器があったりとなんだかすごい。女子高なのに当然、戦闘では殺しあう。とにかくその世界観は大きな魅力だ。戦闘それ自体も技能システムなどがあり面白い。展開も選択ごとに多少違ったものになる自由度がうれしい。キャラクターがしゃべったりもする。なにより言語化しにくい面白さがある。無料でもあり、エミュレータやDOSの知識が一切なくともプレー出来る様になっているので、興味を持ったらぜひやって欲しいゲームだ。(このシリーズには同人版と続編がある。同人版はタケル発売のエナジーの中に入っている。続編の「ツァイ~メタ女~」は普通にパッケージ販売だ。)

題名:メタモルミーナ (_) APPLE PIE 原画:紘絵ヒロユキ シナリオ:小宮ヒロミ
D 魔法少女 明るい・・・か?/明日はゴミの日
短いぞ。魔法少女困った人をお助けゲームだ。まず最初に妖精と出会って大人になれるステッキをもらう。続いて困っていそうな女の人発見。悩みを聞いて女の人に振られたうっぷん晴らされる。ここでHと愛の素晴らしさに目覚める。学校の先生の悩みを見事解決。実は百合で保健室の先生もまとめて解決。続いて母親の花屋のバイトの「私綺麗じゃないから・・・」さんの自信を回復させるためH。さいごは、小学生である主人公の恋人(?)と変身して半H。やっぱり変身しない自分を好きになって欲しいと一歩大人へ。大人になったので妖精さんさようなら。お・わ・り・。著作権が絡みそうなほど完璧な筋です。こんなに短い&意味不明なゲームは「魔女っ子クミ」の次くらい。Hシーンはオサワリ(?)を採用。あるところ連打してるとすぐ終わります。ところで、エロスではないです。変身前は柔肌一つさらしません。なんで18禁魔女っ子ゲームはこんなにも駄作なのでしょうか、製作者に偏見があるのか、謎です。ところでこれ4枚組みでも内容はせいぜい2枚組み、枚数は圧縮して出して欲しい・・・。

題名:MESSENGER FROM DARKNIGHT (_) TOPCAT 原画:BONOTO(ぼうのうと)、KANIKANI、TANE シナリオ:TONO(鷹取兵馬)、K-SUKE Produce:GREAT、XING
D 人外 分岐/完成度
恋愛ファンタジー。妖魔と人間の混血でしかもその内で強大な存在と共存する主人公。いつものように新たな町の高校に入学するが、そこは妖魔の巣窟だった。3人のヒロインと退魔師、そして暗躍する人外を交えて思惑が錯綜する。3人のヒロインの性格は一言で言えば、わがまま、がさつ、箱入り娘。学校を舞台に、襲われたり事件に巻き込まれたりしながらヒロインと仲良くなっていく。騒動メイン。普通に人間生活に溶け込んでいる妖魔が出てきたり、間の抜けた世界観ですが、基本的には生死を掛けたシリアス物。エンディングが80以上(82)あるのが売り。ただ、これは諸刃の剣でエンディングが多いということは、ちょっと選択肢を間違えただけでバッドエンドになってしまうということ。セーブという概念がなく、中断しか出来ないので後半部分のエンディング回収はかなり面倒になる。3人のヒロインのメインストーリーは順番に2部構成という形で分岐するが、そこまでは理屈のない分岐なので難しく、そこからは合言葉・道順など頭を使うので難しい。最終的には各3パターンのエンディングがあるが、結果だけが違う。バッドエンディングも何事もなく別の町へというのと死亡がほとんど。あっけないほどよく死にます。それともう1つ、ストーリーによって脇役キャラクターの性格が変わりすぎるのには混乱させられた。とはいえ、現在に至るまで、これだけ多くの分岐を設けかなりのイベントを楽しめる作品はそうはない。出来事が主で、心理描写があまりないために恋愛物として見るとかなりお粗末な印象を受けるが、多彩な展開は買いたい。絵は見ての通り好きな人もいるのかもしれないが、顔と体のバランスが崩れていたりで特に魅力は感じなかった。H系は差分なしで30枚程度で立ち絵扱いで他にもいくつかある。良くある覗き、純愛の他にも小人や触手など人外が絡むもの(寝取り?)が少しある。システムは、ゲーム中、選択と中断しかできない上にメッセージスキップもなくちょっと不満。82番目のエンディングを見てから出来るCG鑑賞にH系以外が表示されないのも駄目。マルチエンディングならではで理不尽な出来事を楽しんだり、ピースの足りないパズルの全体像を想像したり、できることはできるが、どうも完成度が低く感じる。当時としては全てのエンディングを見ようと思えば7時間以上は掛かる大作で、欠点らしい欠点はないのだが、オカルト・格闘オタクが書いたような、超能力者(人外)の戦いと裏設定がありますと声高に叫ぶような各種設定、それでいてやりたいことだけやって放り出しされたような深みのなさが鼻に付く意欲作。(以下、ネタばれ設定などにはほとんど拘らなかったし、覚えてもいません。ただ闇夜が一体何者なのか、主人公の父親は出てきたけれど母親は、幼馴染は出てこないの、魔人形の人は大時の仲間だというのは分かったけれど何故出てきたの、などなど疑問は尽きない。世界樹の親玉が宇宙樹というのは何かの冗談としても、設定を臭わせつつ多くのキャラクターを出しておいて、それだけというのは残念だ。こういう分岐が多いマルチストーリー、マルチエンディングの作品はそうなりがちなのは分かるが、そこを納得させる、気にさせないように作ってはもらえなかったのだろうか。この話だけ書いてもなんなのでキャラクターごとの感想を。湯羽あすみについて。ハゥが取り付いていて、主人公を追いかけまわす話。主人公のことが好きなのは初めてイカせられたから。というのはあまりなので、後半ハゥ、あすみ両方とも愛しているということを描いている。唯一コミカルな話で他の話では絶対的な世界樹がボケキャラに。視点変更が出来る。一番楽しく設定なんて気にならないので好き。長岡伊紗里について。運動少女でガサツながらかわいい。ただ、2部に分岐するまでのイベントが少なく、分岐してからもあまり出てこないので印象が薄い。謎解き、ミニゲーム感覚の話。襟崎千秋について。これもイベントが少なすぎる。エンディングでの分岐3種類はいいとしても、寝取り的な後半部分以外に見所はあっただろうか。

題名:メルクリウスプリティー (一般)(_) NECインターチャンネル 原画:中村博文 企画:Long Shot
D(W)_?? 育成 多彩なエンディング/極めて単調
錬金術によって作り出されたホムンクルスを育てるという育成シミュレーションだがこれがなかなか面白い、難点を一つ挙げるとしたらイベントの少なさだろうしかしその他の点は全て良好。特にエンディングは一つの物語として読めるものが多くあり楽しめる。声優は国府田マリ子さん。小説が出ているので読んでもらうとわかりますが、ホムンクルスはとことん馬鹿。しかも小悪魔。第一会話コマンドがありますが、受け答えが成立してません。後雰囲気がいいです。西洋の感じが出てますね。原画も超一流(?)ですし、音楽もなかなか良いです。そういえば、漫画、DCへの移植など関連商品は意外と多い。(当然ながらDos版では声はありません。イベントもいくつか少ない。しかし、それ以外はさほど変わりは無い。)

題名:メル・メル メルティー・メルヘン (_) Queen Soft
D 童話 童話パロディー/難しい
妖精が独自の手話で言っている事を正解すると話が進むという珍しいAVG。50音全てに手話があり、覚える必要がある。最初は1、2語だが最後の方は立派な文章が出てきて正解するのは難しい。面倒だが長い文章を正解したりすると空しい達成感が感じられる。ストーリーの方は赤ずきんちゃん、人魚姫、不思議の国のアリスなどで例えば赤ずきんのお話はお使いの途中狼に襲われるが逃げ出す。なんとかおばあちゃんの家に行くが狼と入れ替わっていてまたまた襲われる。そして行方不明になってしまう。というお話。他のお話もそんな感じで無理矢理犯されてしまうけれど最後は・・・。という展開が多い。絵は変わったタッチなので気に入ったら買ってみてもいいかもしれない。しかしボリュームは当然ながら大きくはない。一つの話でCGは6枚程度。後主人公達はみんな物語の年齢より若干上。

題名:Melody 恋のメッセンジャーガール (_) Melody 原画:宗方こち シナリオ:斎藤ケン坊
W 恋愛 ストレスのない展開/ストレスのなさすぎる展開
純愛AVG。ある日夢の中に恋のメッセンジャーガールのメロディーがやってきて、自分が好きだという女の子がいると言う。夢の中で会おうとするが、目覚めてしまう。そこでその女の子を夢の中、現実で探そうというゲーム。悪くはないので安ければ買ってみるのも可。ただ、イベントCGは下手だ。立ち絵が綺麗なだけにギャップに悩んでしまう。下のCGの数値は選択肢によって変動し、数値が高い場合、選択肢を間違えても正しく修正してくれる。かつ、次のプレーに引き継がれる。だからどうということもありませんけど。このゲームの売りはストーリー。ちょこっとの謎とほのぼのでちょこっと平均(?)より良い。ヒロインの一人の教師の場合、恋愛するのではなく恋愛話を聞かされるという珍しい展開が気に入った。他のシナリオも夢が絡んでくるので幾分非現実的。(ついでで書くと、メロディーは恋のメッセンジャーガールだそうなので彼女との恋愛はなし)

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