パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
INDEX | 感想 | サイトマップ 
「検索の使い方」

503 件の感想が書かれています。 [41-50] を表示


題名:インモラルスタディ シナリオ2 飯嶋由佳 (_) Scoop 原作:今西精二 作画監督:神宮美八子
D H、アニメ アニメーション?/動作が重い
超優秀な家庭教師が手取り足取り指導するお話。実際はうまくだましてHして終わり。シナリオ2では男勝りの女の子がターゲット。工場の一人娘で社員の美少年に惚れている。しかし、男勝りの性格があだとなって告白出来ない、そこに主人公がつけこむのだが実は利用されていたという落ち付き。はっきりいって家庭教師という設定は意味を為していない。ただ訪問してやるだけでシナリオにはどんな期待も抱かない方がいい。さて、このゲームの特徴はやたらとあるスクロールグラフィックと少しあるアニメーション。後は不自然に露出度の高い服装。一時期、スクロールする大画面CGが流行ったが見づらいだけで個人的には嫌いだ、となると他に見るべき所もないのでお勧め出来ない。ただ、絵を見て気に入った人を止めるほどでもないので、そういう人はご自由に。

題名:インモラルスタディ シナリオ1 白川玲子 (_) Scoop 原作:今西精二 作画監督:神宮美八子
D H、アニメ アニメーション?/動作が重い
超優秀らしい家庭教師が深窓のお嬢様をうまくだましてHしてしまおうという話。お嬢様はこれでもかというほどのだまされやすい性格でどうしてそうなるか理解不能の展開です。邪魔役としてバアヤが出てきますが普通にプレーしていたら問題無し。お話は解説とか感想とかつけるほどりっぱな物ではないです。ということでCG。アニメーションは5回程度しますしスクロールCGも比較的多いですが、次作ほどではありません。後、CG自体は少々汚め。枚数は多めですが、うまくだましてHしたら終わりなので種類は多くないですね。システムはメッセージスキップもセーブもどこでも出来るので快適。ということで典型的なおかずゲームです。今となっては需要がなさそうなゲームですが絵は特徴あるので意外と好きな人もいるのかも。

題名:EVE ~burst error~ (_) C's ware 原画・シナリオ:剣乃ひろゆき
D_?? 探偵 シナリオ/フラグ立てが面倒
推理AVG。「Desire」とシステムなどは同じだがこちらの作品の方がシナリオが良い。人気シリーズというとある意味嘘になる。このシリーズは一作目のみが高い評価を得ていてその他の作品は相当の酷評がなされている。その一作目だが、主人公が2人いる。もしかしたら3人かもしれないが、とにかくこの2人のシナリオを交互に進めて行って始めて最後までいける。これは意外にいい趣向だが、少々面倒。大方の所では交代するように知らせてくれるが分からない時は同道巡りをしてしまう。ストーリーだが、小次郎はとある事情で寂れた場所で探偵をやっている。そこに、絵を探して欲しいという破格の依頼が舞い込む。首尾良く依頼を成功させてはみたが・・・・。で、まりなは左遷先から戻され命じられたのがとあるイスラム教国家の要人の娘の警護だった・・・・。とまぁ出だしはこんな所だが、はっきり言ってこれでは何にもわからないだろう。前半だけでは、プレーしていてもわからないのだからしょうがない。要するに何の関わりもなさそうな二つの事件が一つになり、思わぬ展開になるのだ。推理AVGなのでどういう展開になるのかは書けないが、人間関係の複雑さと次々起こる事件、後は恋愛関係が見所。フラグ立てが面倒で何度か詰まったが物語りは面白く出来は上々だ。この系統のゲームの中では、そのファンタジックな要素のためもあろうが、異彩を放っている。(極めて頭の切れる人物が総出演だが、プレイヤーのために妙な所で鈍くなる。あれだけ推理できる人物が何故気付かないのかという展開が多々あったように感じた。そして何より、終わってみると主人公達は自力で事件の真相に迫っていない。真実の欠片を拾い集めているだけだ。殺しに関しても殺し屋のテラーがやったこととして全て片付けている(物語の最中では)。なにより何故殺されたのか分からない場合もある。第一まともに捜査すればすぐ犯人がつかりそうだ。あと、最後に犯人を答えさせられるのだが、わからなかった。といってもその後に全て明かされるので大丈夫だけれど。)

題名:With You ~みつめていたい~ (_) F&C(カクテルソフト) 原画:橋本タカシ シナリオ:草薙こうたろう
W 恋愛 作り全般/立ち絵の種類が少ない
人気作品。全般の出来は関心させられる物がある、例えば主人公以外声付き。そしてきれいな一枚絵と立ち絵。システム回りも洗練されている。歌もあるし口ぱくだってします。しかし・・・・ストーリーは完璧な恋愛ゲームではっきりいって面白くない。とそのストーリーですが、二人の幼なじみの内どちらかと絆を深めるという内容で、一方はいつも一緒にいてもう一方は外国から帰ってきたばかり、そんな三人の物語。波瀾万丈で展開によってはミステリアスな話にもなっていますが、「F&C」らしくキャラゲーというか美少女ゲームというか・・・ストーリーに重みがありません。幼なじみの感覚で行われるデートや付き合いそんな物がメインで多数の女の子達との日常も意外と大きなウェイト占めています。少女漫画を読んでいるというか定番を一つ一つ確認している感じ。でも、恋愛ゲーム好きの人には是非お勧めの作品、作りは本当にいいですからね。ということで欠点ですが、立ち絵の種類が少なく不自然な体勢もあったり気になりました。後、メッセージスキップが未読だろうが関係なしなのもマイナス。(当然18禁というより一般指定がお似合いのゲームです)

題名:WAVER -The Seeker2- (_) 天津堂 原画:RB26DETT シナリオ:しばかつのり
D(W) 変質者 SM?/変態
続編ということになってます。前作はG.R.の中の一つで当然、SM。SM以外には語る言葉が無いような作品。とあるカップルが車のナビゲーターに導かれてたどり着いた館はSMの巣窟だった。という話で、恋人探して歩き回るのがメインでそこで色々な変質者に出会います。物語は重くてしっかりした感じです。このゲームはプレイヤーのSM度を測るような感じで一般から館の一員になるものまで多種のエンディングが用意されています。SMと言いましたがスカトロジーも満載です。ついでにランドセルも出てきます。(笑)ほぼ同時に発売されたPC98版の移植ということになります。意外としっかりしていて時間もある程度かかり、絵も綺麗に見えます。趣味が合いそうな人にはお勧め?(何故か再度リメイクされている。)

題名:ウエディング・エラントリー ~逆玉王~ (_) Grocer
D RPG システム/日課作業
RPG。女の子に振られ続けの主人公がお姫様の婿探しイベントに招待されて「いい男養成ダンジョン」に挑むお話。システムが特殊でカロリー、運動量、体型というステータスがあり、適切な食事をして適切な量の戦闘や移動をして寝るとステータスが上がる。食べ過ぎると体型が変わり防具が装備できなくなったりする。レベルアップは経験値を溜めて王女にしてもらわないといけないのも手伝って日課作業が発生する。そのため長時間ダンジョンにこもるようなプレースタイルはしずらい。カロリーが少なくなると空腹でろくに戦闘が出来なくなる。戦闘は体力(HP)が0になったら敗北。気力は多くの行動に必要で熱血で全回復する。武器は実質3個のみで命中率と攻撃力のバーターで強い武器があるわけではない。防具も同様。お金はいつもかなりカツカツ。雑魚敵も強く、適切な睡眠を繰り返しつつ、レベル上げをして余裕を持って進めないと詰むことになる。戦闘時の振れ幅が大きく、命中させるだけで一苦労な時もある。そのため余裕にならないと戦闘時間は長くなる。マップは6個程度。イベントやお使いで右往左往することになるのでマップが少ない割にはボリュームがある。仕掛けはよく見ると分かる通れる壁や木などがあり一部分かりにくいかもしれない。基本は各階にいる「かぐや姫」と呼ばれる練習相手?で事情をあまり説明せずに連れてこられた女性とHしつつボスを倒す。合間に姫、レズキャラや嫌味なライバルキャラなどとの掛け合いが入る感じ。後半はシリアスになるがそれまでは間の抜けた、軽い感じで進んでいく。主人公は気弱で優しいHな男だが勇気もありあまり酷いこともしない。システムが特殊なのでプレー感も特殊なものになっている。制約が増えた感じで若干ストレスを感じたり、強くなる方法がレベルアップと睡眠のみで、強くなった感が実感しづらい部分があるが、逆に緊張感が続いたり慣れは来づらいかもしれない。結構頻繁にCGが表示されるしキレイ。よく出来た良作だと思う。(毎回起動時にオープニングが流れるのが面倒)(珍しいシーンとしてはレズSM、お仕置き。小さい子もちらほら。姫とレズキャラがヒロイン的なポジションでシーン回数も多い。他キャラは基本1回のみ。CG回想機能あり)(魔法攻撃、回復は雑貨屋で買える道具を使用する。買える数は10個などの少ない数での上限が設定されている。この辺りは苦戦しないとあまり使わないが、総じてリソース管理を気にしながらプレーする必要があるゲームなのが特徴)(主人公はモテないダメ男みたいな感じで始まるが勇者の息子というバックボーンもあり実は素質があるという設定。ストーリー上仕方なかったとは思うが、ちょっと話が違うよと思わなくもない)(基本は一本道)(プレー時間は10時間程度)(マップはマスが小さいので見にくい。発売日からするとプアだが、プレーしていてそれほど気にならなかった)

題名:うたわれるもの (_) Leaf 原画:甘露樹 シナリオ:菅宗光
W_?? SRPG 定番一直線/特異性のなさ
SRPG。一本道。瀕死の状態を拾われた主人公を温かく迎えてくれる村の人々のため、尽力するゆったりとした毎日を暮らしていた。しかし、(記憶をなくし、取れない仮面を被った)主人公を助けてくれた姉妹と祖母との幸せな生活は長く続かなかった・・・・。とまぁこんな出だし。SRPGといってもストーリー部分の方が長く、ゲーム部分の難易度は低い。能力値も攻撃力、防御力、術防御力、技だけ武器や道具はなく、必殺技は各1個だけ。連続攻撃は威力に乏しく、最後までプレー出来るだけの魅力はあるが、積極的に楽しめるものではない。で、ストーリー。どこかのアニメの寄せ集めのようだが、楽しめる。非常に軽いが、丁寧に作られていて関心させられる。これぞ物語と言った感じ。怪しげなメッセージや主張を盛り込まず、丁寧にファンタジーの王道ストーリーを作り上げている。当然美少女ゲームというジャンルを意識して、多彩な女性キャラクターとのイベントが不必要に多い。ゲームの作りはSRPGである事を考慮して完璧な一本道で選択肢やキャラクターとの個別エンディングをなくしている、思い切ったことだが最良の方法だろう。というように、特に語るものは持っていない。しかし、プレー時間10時間以上とボリュームもほどほどで、丁寧に仕上げられた作品なので買って後悔するという事はまずないだろう。ただ、Hイベントが少し少なめで、その手のイベントが全く無いキャラもいる。(リニューアル版では難易度設定や声の導入など色々とパワーアップするらしい。)(正直いうと・・・・・大体、キャラクターが出揃った辺りから、飽きた。)(音楽、歌については特にどうという感想もない。)(何故か「竜機伝承」シリーズを思い出してしまった。)(オープニングはA.I.C製作だけの事はあり綺麗だが、もしこれがアニメのCMの一場面だとすると、格好悪いキャラ満載で受け悪そう、ゲームのオープニングだから許せるけど・・・・。)

題名:宇宙快盗ファニーBee (_) ALICE SOFT 原画:鈴木典孝
F(D) ギャグ 笑えるシナリオ/ゲームとしては?
SFアドベンチャーでしょうもないギャグの連発です。何故かブルマ教なるものがあったりカップ麺がお宝だったりとにかく会話に注目して欲しいゲームですね。その他にもSFの知識をかたりだしたりする場面も良くあるのでそちらの好きな方も○。なんといっても多彩なキャラクターが光るギャグコメディー。ギター片手に下半身裸で馬の張りぼてつけた警部とかどうしようもないキャラクターが次々と出てくる。時事ネタのギャグも多い。マニア過ぎるネタもあって全て理解できたら凄い。危ないギャグももりだくさん。CGは当然ないが、美少女のホルマリン漬けがあったり、死体食べてたり・・・。顔CGが動き回ったり、文字を動かしてアクションを表現したり今見てもあまり楽しくない特殊効果もある。言葉の端から端までギャグが詰まっているにも関わらずきちんとしたストーリーもある。18禁ゲームとしては失格だろうが、文字通り面白いゲームを探している人はやってみて損はないだろう。(色々させられるが一本道ストーリーで分岐はしない。)

題名:美しき獲物たちの学園 (_) Mink 原画:hide18 シナリオ:女裏拳
W SM百合? 特異性/システム?
SM百合メイン。フルボイス。学園の女王様が新入生を奴隷にしようとするお話。両方の視点で随時ゲームを進められる。(基本的に視点が違うだけで物語の大筋は同じ。)分岐は一回のみで途中の選択肢によって変動するサドマゾ度の値でエンディングが違ってくる。分岐によって立場が逆転する。女王様が、良くありがちな可愛い子をペットにしようとする・・・というのではなく、思い込みに近い嫉妬のために調教をする。地下室に監禁して鞭で叩いたり、外で手下と・・・させたり。しかも、周りの人間までまき沿いにする。そして最後には相手に依存するようになる。ほんの少しだけストーリーも気になるような気もするが、おかずゲームなので良し悪しは人それぞれ。出来とボリュームはなかなか。定番なのかもしれないが、ゲームでは特異な展開がある。(CG回想があるだけでシーン回想はできない。プレー時間はきちんと読めば3時間ほどかかるが、飛ばせば30分もかからない。「daemontools」を使う場合は「daemount」がなければCD入れ替え時にゲームが終了してしまう。後、重要な事だが、修正ファイルがある。これを入れることによってエンディングの迎え方が変化する模様。入れない場合は全制覇が難しい。これははっきりいってバグなのでは・・・・。)

題名:うつせみ (_) BLACK PACKAGE 原画:大越秀武 シナリオ:桜吹雪仁
W 明治 明治/ストーリー
最初、期待していました。だから評価は実際より低いかもしれません。どんな物語かというと怪しい噂が立っていた劇団に潜入した主人公と主人公に恋心を抱いている先生の娘が真実を見る。で良いのかどうかは少し疑問ですが、要は劇団員一人一人と順番に親しくなっていくゲーム。それに多少の謎をスパイスした程度。難しくはありません。下のCGはどこに行くかの選択画面。特殊な点は一人終わると先生に報告書を出すのですが、今まで気づいた点からどれを選んで送るかで話が続いたり、エンディングになったりする所で、これと言って見るべき所もない作品です。

前の 10 件    次の 10 件
ページの先頭に戻る
今日:485昨日:480合計:3374427 | rss | Copyright 1998.2.6-2023.廃虚碑文 (Twitter)