パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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題名:Moon Whistle (同人)(_) 神無月サスケ・他
F(W) ストーリー重視RPG 全体的/少し長すぎる・・・?
作者のWebサイト
インターネットコンテストパーク99年10月受賞作品。幼稚園児と正義のヒーローの冒険物語。というのは最初だけで次々と驚く展開を見せる。普通のゲームだと世界の滅亡を救うとか、そんな展開になる所だが首尾一貫して夢を持ち続けて欲しいというメッセージを投げかけてくる。製作者の気合を感じる大作。特に後半は見ものだ。この題材でここまでやった作品は見たことが無い。画像も独自の物が多用されていて独自の世界を作るのを手伝っている。そして、ストーリー展開も凄いが、ゲームとしても良い線を行っている。特定の敵を倒すことでもらえる特技や隠し宝箱など工夫されている。何より遊び応えたっぷりだ。最後にはレベル55に達してしまった事からもこのゲームの長さが窺えると思う。プレーしたのはアップデート版だが、ゲームバランスも申し分ない。市販ゲームとは毛色は違うが負けない作品なので、ぜひプレーして欲しい作品だ。(RPGツクール95で製作されている。フルスクリーンでプレーすればメッセージウィンドは半透明になる。)

題名:メグとばけもの (一般)(_) Odencat
W RPG味アドベンチャー ストーリー/小さくまとまっている
タイトルで想像する通りのゲーム。一応、RPGで戦闘もあるが雑魚戦はない。プレーした感触としてはミニゲームの一つであり、ストーリーのためのフレーバー程度の位置づけ。戦闘中に記憶などのミニゲームがある。ただ、難易度は低く失敗したり負けてもやり直せる。ストーリーを楽しもうと思うと少し面倒に感じるかもしれないが、それほど頻発するわけではないので我慢。隠し要素の類はなくクリア後は各キャプチャーから再プレーが出来る。4時間程度でクリアできる短編。ストーリーは化け物が住んでいる大きな穴の中が舞台。そこに落ちて来た子どもと出会った2人の化け物が仕方なく母親を探してあげていたら仲良くなっていき・・・・。というもの定番的な展開だがキレイにまとめっていて悪くはない。半面、キレイにまとまりすぎていて印象が薄いところがある。2人の化け物も子どもも皆可愛いので気になったらやってみるのもいいかもしれない。

題名:巡り廻る。 (一般)(同人)(_) ゲ制うんかん
W 多機能RPG ゲームデザイン/単調
多機能RPG。戦闘、生産、採集、釣り、依頼、商売、町作り、魔物育成、大会、やり込み用ダンジョンなど様々な要素がある。システムが特殊で戦闘し続けると敵が強くなってしまい勝てなくなる。そのため適切な強さになるように戦闘を避ける必要がある。そうなると戦闘で稼げなくなるので、依頼の運送をしたり交易品を別の町に運んだり、ダンジョンで採集したりしてお金や生産に必要なエレメント、素材を集めて生産で強い装備を作ることになる。そのためには町から町に移動して行き世界をぐるぐる回っていく。タイトルには何重にも意味があるが、その内の一つはこの移動を前提としてシステムにある。他にも日にちにより3属性が設定されていて対応する敵・キャラが強くなったり回っていく。生産は装備品がメインで生産レベル以外に素材の組み合わせでもパラメーターが異なる。装備品同士で合成も出来て生産レベルが上がれば桁違いに強くなる。ストーリーは一応存在するが完全に無視しても問題はない。エンディングも存在する。仲間キャラごとに9個くらい友好度合いで会話イベントが発生するものと、イベントが10個程度あるメインストーリーがありボリューム的にはメッセージを読むだけだと数分で終わる程度。巡り廻るというタイトルに即したなかなか味わいのあるストーリーになっている。恐らく攻略情報なしで最後まで行くのは困難だと思われるので、ある程度詰まったら攻略情報を見ることを勧める。プレーの流れとしては、荷物や交易品を運んでエレメント・金を稼ぎ、途中ランダムに配置される小マップで採集などをして素材を稼ぎ、生産をして生産レベルを上げて装備を強化して、敵と戦闘して楽に勝てるくらいまで強くする、途中にダンジョンに行ったり、ボスを倒したりしつつメインストーリーを進める感じのプレーになるだろう。様々な要素があり独特なものもあるため慣れるまでに時間が掛かるかもしれないが、やり込み系RPGが好きなら是非やっておきたい作品。(特に独特なのがエンカウントで、移動中に出る黄色!はキーを押すと戦闘になり、赤!はキーを押さないと戦闘になる。)(ゲームのボリュームは人によるだろうが、50~200時間程度になるイメージ)(結婚・子供システムを持つエターナルモードあり)(バージョン2.02をプレー)(主人公はいくつかの要素を設定して作成する)(攻略:まず敵と戦わないこと。そのために後列に3人張り付かせて逃亡確率を100%にする。次は火→地→水の順番で荷物運びをする。お金に余裕があれば交易品(水:骨・魚、土:木・花、火:石・宝石)を売買する。ゲージいっぱいになったらゲージ拡張をする。余裕があれば武器・防具・道具のレベルを上げるため同一素材同士で生産をする。PTメンバの装備も揃えていく。胴体、武器、頭、腕、足の順番で重要だと思う。レベル1の敵をボス含めて楽に倒せるくらいになったら敵のレベルが上がるまで戦う。また闘技場で戦闘を繰り返し武器レベルを上げる。短剣の盗みさる(19で覚える)を覚えれば素材に困ることはなくなるので素材集めはこれをメインにする。ただし盗めるのはランク9素材までなので、ランク10素材はダンジョンのボス部屋での採集が必要になる。ここで装備用に数個は確保しておく。最終的にはピッキングと冒険者のアイテム交換(Lv45以上)で入手できるのであまり多く集める必要はない。白光金は雪の女王、アンコウが落とす。最終的にはストーリーボスが落とすのでこちらも無理に集める必要はない。敵レベルがリミット時最高の9になったら、水の国の森で連打してレベルを上げる。吹っ飛ばし、スキル封印がないので安定する。30レベルくらいからギガサンダー、剣風、通常攻撃×2でやっていて、完全に安定したのは50レベルくらいと合成防具が必要だった。連打ツールはキー連打リングで、倍速にしたい場合はAlquadeLiteを使うと良い。装備で合成を使い始めたのはレベル40頃でWikiのレシピを参考にした。ただ作成したのは杖、盾のみ。他は非合成品で重量1品が主。ボスは火力キャラと本のバフキャラがいれば他は自由なイメージだが、本も必須ではない。最終的にLv116で防具Lv97で絶望を倒したがかなり余裕があった。その後のやり込みダンジョンは未確認。ちなみに、終わってみると名も無き地、鉱山、釣り場は基本無視していい気がする。採集・採掘はダンジョンや大会の方が効率が良い。釣りはヌシで料理をしたいのでなけらば、ドラバーン(☆9)が盗めるので十分。野営地は☆10の交換が出来るまではほぼ不要。廃墟はピッキング出来るので重要。秘境はエレメント稼ぎに良い。

題名:夢の精 (_) 13cm 原画:あんみつ草、きゃろらいん=ようこ、QKAT シナリオ:うめ☆cyan、TAMAMI
D オムニバス 短い/全部
オムニバス。3つのストーリーは以下。二股がばれてしまった夜に二人の恋人がバニーガールの格好で現れ・・・『ONE』、ネコミミアイドルの控え室に忍び込んだ主人公が目にしたものとは・・・『ミンキーキャット』、誘拐されたお嬢様を助けるため敵のアジトに侵入する『ミッションエイジ』。各ストーリーは原画からシステム、シナリオ(重複あり)まで全く別人が担当している。毛色はかなり違うので、バリエーションが豊富と言えば、豊富なのかもしれない。ただ、各10分もあれば終わってしまうのはあっけなさ過ぎる。『ミッションエイジ』のみRPG風の戦闘が数十回あるので時間が掛かるが、『ONE』は最短1分以下でバッドエンドに突入する、『ミンキーキャット』に至っては選択肢さえない。通常のゲームのイベントが単体で唐突に始まり終わったという印象を受ける。CGは各20枚前後はあり豊富だが、流れるように使われてかつメッセージが少ないので、あまり有効に使われているとは思えない。それに完成度が高くない。システム部分は3つのストーリー共に違うが、フォントが細すぎたり、無駄な戦闘させられたり、飾り気がなかったりいまいち感が強い。メッセージスキップが高速なのが唯一の救いか。とにかく、全体的に荒が目立ち、短く内容が薄い、もう少しどうにかならなかったのかと悔やまれる凡作。(『ONE』はもしかすると、評価する人もいるのかもしれない。ヒロイン2人の心理状況や力関係が裏でうかがえるから。)(「ソーサルキングダム」のスタッフとかなり重複していた。まぁブランド名が違うだけなので当然ですが。)(『ミッションエイジ』は右側の扉に行けば、仲間の用心棒とH。左は特になし。最後に関係あるのか?)(『ONE』で1枚CGが見られなかった、どうでもいいので放置。)

題名:ユーディーのアトリエ 〜グラムナートの錬金術士〜 (一般)(_) ガスト
PSP RPG 錬金調合/イベント進行条件
錬金調合RPG。錬金術師の主人公は調合の失敗から過去に飛ばされてしまう。元の時代に戻るために冒険を繰り広げる。古き良きアトリエシリーズ。探索地で素材と採集したり、敵と戦ったりしながら調合して物語を進める。拠点がいくつかあり仲間候補も何人もいる。酒場で調合品の依頼を受けてお金を稼ぎ、仲間と一緒に冒険して仲間のストーリーを進める。そして、調合可能なものを増やしていく、というのが大まかな流れ。錬金術で攻撃アイテムも作れるので、最終的にはアイテムが最強だが、最後の方のダンジョンではアイテムを使うと崩れて入口に戻されるので、レベル上げ、武器防具の作成・強化は欠かせない。ストーリーは添え物で基本的には錬金とダンジョンでの採集。アイテムには各種属性があり、錬金したアイテムの効果が大きく左右される。裏ダンジョンもありやり込み要素はそこそこある。シンプルながら遊びやすい作品。ただ、ストーリー進捗の条件に仲間とのストーリー進捗があるので、満遍なく仲間にして一定期間一緒に採集をする必要があるが面倒。日付による制限はないので、詰むことはないし、難易度は易しい。(プレーから少し時間をおいてのレビュー)

題名:ライヒスリッター 帝国騎士団 (_) ENIX ゲームデザイン:スギヤマ トモノリ シナリオ:ミツモト コウジ
D 一般 システム/古い
シミュレーションRPG。王位継承のまさにその時、魔王復活が告げられた。魔王を倒すため戦乱の世の中で力をつけるため、国取り合戦や仲間集めなどをするというゲーム。国取りは簡単でマップを移動して行うイベントも簡単な物が多い。内政コマンドはなく、いずれかの国に属している場所のみ歩ける。1ターンに1つの国しか攻められないので、序盤は決められた通りにやるしかない。しかし、イベントの発生は意外に難しい物もあるかもしれない。自由度が高く、イベントに絡んでこなかった情報がいくつかあった。(同盟関係になるだろう国、要するに闘わない国での情報、全般)光栄のリコエーションゲームを思い出すつくりだ。あのエニックスのゲームだけのことはあり製作年度からすると良く作りこまれた良作だ。しかし、今現在プレーする事を考えると暇でない限りお勧めできない。この系統のゲームは94年頃に多く作られているので、もしゲームシステムに興味がある場合、そちらのゲームをプレーすることをお勧めする。

題名:ランスⅥ ~ゼス崩壊~ (_) ALICE SOFT 原画:織音 シナリオ:とり ゲームデザイン:TADA
W_?? 超大作 大作/長すぎ
長作。3Dモドキ、ダンジョンRPG。依頼の関係でやってきた魔法使いの国ゼス。そこでは魔法使いでない者は差別をされていた。魔法が使えないランスは奴隷収容所送りになるが、レジスタンスに助けられる。そこで出会ったかわいい女の子をものにするため、魔法使いに仕返しをするために国家転覆を企てる。マップ上には宝箱や冒険功績(溜まると玉やアイテム、お金がもらえる)、固定敵(倒すと赤い引換券)が散らばっている。マップ制覇率によってアイテムがもらえたり、女の子モンスター捕獲も出来て、横道の楽しみが豊富。豊富なのだが、全て完璧にこなそうとすると反対に足かせになってしまうので、注意が必要(要するに足かせになったわけです)。アリスソフトらしいSLGで、バランスは絶妙なのだが元があまりよくない。行動力やセーブ可能な場面が少ない、回復アイテムを戦闘中に使えないなどの制約が多くあり、否応なしに何度も同じマップをやらなくてはならない。プレー時間100時間以上(?)と非常に長いので中だるみする事請け合い。その一番の理由は一本道ストーリーで全く自由度がない事。イベントは一回で全て見ることが出来るようになっている、(まぁ反対に何度もプレーしなければならないのはもっとやだが)、ならば戦闘、育成はどうかというとただレベルを上げるだけ。パワーアップアイテムがほとんど入手できない、パーティーに加わっていれば戦闘に加わっていなくとも経験値がもらえるといった感じで育てるといった感覚は持ちづらい。女の子モンスターもレアは特にいないので簡単に集められる。有効な技の種類も少なく、変化に乏しい。とにかく、消化戦になってしまったのでほどほどしか楽しめなかった。ストーリーは前半は国際情勢のパロディーが多く散りばめられていて、ちょっとやり過ぎというか毒々しいという印象を受けた(キムチの名前の由来はきっとあれを意識してそうだし・・・・)。ヒロイン達とのストーリーは本筋の進展具合で小出しにされ、細切れだったのと特にこれといった出来事も無かったことで印象に残っていない。ハーレムが基本で実はシィルがヒロインだというのが何度も何度も強調される割に特別に何かイベントがあるわけでもない。他の古参キャラクターのイベント群も印象に薄く、これといったイベントはなかったし、シリーズをプレーしていないとよくわからないのではないだろうか。前作の「ランス5D」とゲームのテイスト、方向性が同じで、ストーリー的にも序章的だったと思う。ここで出てきたキャラクターは結構大きく扱われていた。とはいえ程度の違いで、大きなイベントが1つあればいい方。Hはヒロイン達を強引に犯したり、嫌がる行為をさせたり短めで種類は少ない。後は、女の子モンスターの調教説明で調教師がどんな性奴隷にしたてたか説明するという形式を採っていて種類は豊富だが完全に説明なのでちょっと違和感がある。量は豊富なのだろうが、プレー時間当たりにすると少ない。音楽、効果音はノーコメント。声、歌はない。システムは非常に良く出来ている。色々面倒だったが、不備は一切ない。CGはほぼ一定水準以上で、問題はない。1枚見て気に入れば残りも気に入るだろう。SLGとしてもAVGとしてもそこそこ楽しめる、ストーリー展開が気になって徹夜もしたりしたが、いつも肩透かしの印象が強かった。続編である事を意識しすぎたのか本作の続編を意識しすぎたのか中途半端。これでもう少し短かったら賞賛出来たのだろうが、あまりに長すぎた。暇な人や、1本のゲームを遊び倒す人には最適だろうがそれ以外の人はプレーするのに勇気がいりそう。(正直に言えば、中盤で飽きた。グナガン倒せるようになってからがまた長かった。1枚CG取り逃した。見てない立ち絵が2枚あった。)

題名:ランス10 (_) ALICE SOFT
W RPG ゲーム性/中だるみ
カード収集スゴロクRPG。実績の全解放となると100時間くらいかかるのではないかという超長編。周回が前提で実績を集めて部隊強化が出来るポイントを集める。カードやその他は引き継がれない。スゴロク画面では分岐が存在してそこでストリーが分岐する。戦闘はカードを配置してそれぞれ持っているスキルを使用する形で行われる。行動阻止など特殊効果があり、連続して使用しようとするとAPコストが1上がる。どのカードを出すか、APをいつ消費して攻撃するか敵に即した戦略性が必要になる。シリーズ10作目で、外伝を含むともっと数は増える。その積み重ねからキャラクター数が多くストーリーも多岐に渡す。『鬼畜王ランス』とはまた違ったストーリーが展開されるが、比較するとそれはそれで楽しみの幅が広がる。シリーズ完結作に相応しいストーリー展開が楽しめる。絵もきれいで非常に出来の良い大作。ただ、発売時期から考えると声がないのは残念なところだが、シリーズで声はついていないので思い出補正を考えると無難な対応かもしれない。あと弱点としては、中だるみが発生すること。とにかく長すぎるわりに、ゲーム性としてはスゴロク・カードの枠でのみ進むので飽きてくるためと思われる。(アニメ化はしているがファンでもあまり見ていないだろうから、声があったら違和感を感じる人が多いだろう)(プレーから少し時間をおいてのレビュー)

題名:Rance5D ひとりぼっちの女の子 (_) ALICE SOFT 原画:織音 シナリオ:TADA
W ボードゲーム 小粒に楽しめる/運任せ
ルーレットAVG、RPGもどき。一回5時間以上。運任せでルーレットを回し、マスの種類によって、戦闘や宝箱などの小イベントが起き、イベントマスに何度か止まることによって物語が進んでいくボードゲーム的なゲーム。戦闘はサイコロによる全自動。武器や目の出る確率を変えるアイテム、攻撃力を少し上げてくれるアイテムなどで調整する。各種アイテムや小イベント、女の子モンスター(Hなし)、制限時間、得点など多彩でかつ遊びの要素も多分に含まれていて良い。絶妙なバランスを持っていると言えるが、欲を言えばもう少しだけ思い通りに出来ると繰り返しプレー出来たのではないだろうか。絵はランスとしては少し違和感のある、ぼやけた感じの物だが悪くはないだろう。イベント発生時とゲーム終了時以外ではセーブ出来ない。ゲームの性格上仕方がないだろうが、少し面倒だ。その他のシステムは、アリスソフトの標準的システムで不満点はない。メッセージスキップも早く、全てスキップすれば2時間程度で最後まで終わらせる事も出来るだろう。遊び要素として、三度連続して同種のマスに止まると特別なアイテムがもらえたり色々な事が起きる。他にも、ギャルズタワーや調べるキャラによって反応が違ったり、アイテムの入手や使用先、育て方の違いで出てくる技の違い、女の子モンスターを捕まえたりなどなど本当に色々ある。一本道で、CGは一回で全て見れるようになっていて、もしも楽しめなくとも繰り返しプレーを強いない。非常に親切丁寧で、ストーリーも無難にランス、価格も激安、Hが少ないような気もするが、まぁ欠点らしい欠点のない秀作。(音楽が場面とあっていたりあっていなかったりで、とにかく変な物が多くて面白かった。)(で要するに、あそこはなんだったのか(元魔人の住処だけど・・・)、なぜあそこにいたのかがわからない。それほど気にならないが設定をもう少し知りたかった。)(復讐ちゃんは良かったが、いつも思うがアリスソフトの女の子モンスターの裏設定はどうなっているのだろうか?)

題名:ランス4.1 ~お薬工場を救え!~ (_) ALICE SOFT 原画:YUKIMI シナリオ・ゲームデザイン:TADA
F(D) お手軽RPG お手軽/雑
簡易ダンジョンRPG。お金の尽きたランスはシィルを置いて、あてな2号と共に仕事に出る。その内容は、製薬会社の地下から突如出現した洞窟からモンスターを退治するというもの。何故突然洞窟が出来たのか、モンスター達の目的は何か、と女の子をどうやって手篭めにするかを軸にお話は進んでいく。洞窟内でも移動は選択肢の「前進する」などで行い、敵との戦闘も30回程度で、装備の買い替えもなければ、レベルアップも1回あるかないかで、ほとんどアドベンチャーゲームといってよい。ゲームの組み立ても、あちらこちらに移動してフラグをたてイベントを発生させるよくあるタイプ。低価格と手軽さを売りにしているが、どうも面倒な印象を受ける。敵との戦闘は逃げることができず、何度も攻撃しないと倒せない、何も手に入らないし、レベルアップも1度しかしなかった。フラグたては親切設計で、大抵は誘導してくれるのだが、あっちに行って、こっちに行ってを繰り返すのは面倒だ。肝心のHシーンは鬼畜街道まっしぐらで、騙したり、脅したりして6人、各2枚から4枚で1、2回、長めのものがある。RPGとしては駄目、会話や物語もほとんど中身はなく、笑えるわけでもなくただかわいい女の子を狙って自分のものにしようとするだけの展開で見るべきところはない。「4.2」へと続く展開になっているので、ストーリー的にもかなり半端。2つ合わせれば1本の値段になってしまうので、低価格の意味がないような気もする、そんな作品。ランスファン以外にはお勧め出来ない。(「4.2」だけやるのは可能だが、「4.1」だけやるのは無意味。)(マーティー鈴木や水槽の中のFM-TOWNSなど何か富士通に恨みでもあるのだろうか・・・。)

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