パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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題名:CRESCNT (_) Silky's
D オムニバス 簡単/単調?
オムニバス。4つのお話を楽しむことが出来る。「博士の見えない欲望」は、透明人間になって女子寮に侵入していたずらをするお話。「乙女探偵ボディー・アタック」は、冴えない探偵のもとに誘拐事件の解決の依頼が来るお話。「魔性の謝肉祭」は、馬鹿王子が魔女に取られた城を取り返そうとするコメディータッチのお話。「禁断の銭湯」は、予約していた旅館に向かう最中に迷い込んだ不思議な旅館でのお話。1話30分程度で、きちんとしたストーリーはない。Hシーンのためにいい加減な話が付いてきた感じ。セーブやロードがないことから短さが分かるし、CG鑑賞がある事からこの作品の目的が分かる。製作年代からすると大した出来で、「魔性の謝肉祭」のお馬鹿なノリはかなり気に入ったが、他のお話はあまり楽しめなかった。Hシーンは各話に2つから4つあるがCG枚数は同じくらいで10枚もない。プレー時間から考えると多い方だと思う。立ち絵がなく毎回違ったCGが表示されるからか、やたらと、お触りシステムや、選択肢の選択でクリックさせられるからか、少なくは感じなかった。ゲームとしては、バッドエンドになる確率も低く、一本道なので多少物足りなさを感じるが暇潰しくらいには最適の作品だと思う。(システム面では短いからといって、フラグを立てる為に総当りでコマンドを実行しなければならず面倒だった。文章量もそこそこあるのに、メッセージスキップが出来ないのもマイナスだった。)(「魔性の謝肉祭」は、想像すらできない姑息な攻撃をするなんて、とか繰り返し言うだけで何したのか不明だったり、ユーザー様のリセット攻撃は大変だとか、おとりとして部下を人食い魚に食わせたり、自分の失敗を笑った部下の名前をメモしたりとかする。よくある傍若無人、非道の行いを楽しむ部類の笑い。)

題名:黒と黒と黒の祭壇 ~蟲毒~ (_) C's ware 原画:山本京助 シナリオ:朱門優
W オカルト ロリ?/設定
ロリ、オカルト。歴戦の勇者である主人公が戦いに勝ち帰国すると、義妹である聖女によって処刑の命が下されていた。牢に現れた不思議な少女に誘われ聖女への復讐を決意する。連れられた先には、聖女や聖女と共に兄妹のように過ごした女騎士、そして自分の侍従も連れて来られる・・・。という出だし。魔術、儀式、神話なんかがキーワードになるオカルト。キリスト教を元にして他の有名な神話をブレンドしているようだ。段々と真実が明かされていくが、内容はどうでもいい気がしてくる。この類の話が幅を利かせてヒロイン達とのストーリーが非常に薄い。本末転倒というべきだろう。陵辱物としてもいまいち。聖女が言うことを聞くようになるのも、嫌われたくない誤解とはいえ許して欲しいという一心であって、陵辱物としてのコンセプトから外れているように思う。他も似たり寄ったりでこれは恋愛物の設定だ。だからと言って、そういう個別エンドがあるかと言えば、幸せと呼ぶには少々躊躇するような代物しかない。とにかく半端な作品。システムについては既読スキップが面倒だった事とセーブ箇所が21箇所しかない事の他には特に不満点はない、プレー時間が7時間ほどなので大した気にすることもないだろう。完全攻略は骨が折れる。エンディングの分岐はまだ分かるのだが、Hシーンの分岐は因果関係がないので難しい。HはSM系が多い。連れてこられた3人との物がほとんどで、他は不思議な少女や天使の絡むものが少しあるだけ。聖女以外はおまけみたいなもの。CGは雑多なものも合わせても100枚以下しかない。ロリ、オカルトこの二つの言葉に反応する人はやってみてもいいかもしれないがどの角度から見ても傑作とは言えないだろう。(絵は悪くはない。音楽は・・・そういえば流れていたような気がする。歌はオープニングにはあった。声は悪くないだろう。)(言葉にして伝えていさえすれば防げていただろう思い違いが多すぎる。と言うことで愚痴という名の、以下ネタばれ。こういうゲームでは主人公が皆に好かれているのは常識中の常識だが、このゲームはやりすぎ。元の場所に戻った時の民衆や騎士の歓迎ぶりはもう信仰のレベルに達している。牢屋から始まるので主人公の栄光の日々など知らないこちらとしては、オタクの自意識とダブらせているのではないのかと勘ぐってしまうほどだ。まぁこれは大したことはないのだが、売りのオカルト部分がどうもぱっとしないのが気になる。どこかで聞いた事のある実のない話が延々と繰り広げられる。神だろうが、神々だろうが性格悪すぎて話しにならない。チッセが悪魔というのは濡れ衣だと言っていたが、主人公以外に対する行動は悪魔そのもの。神にしても勿体つけて出てきた割には悪い感じに年を取ったお爺さんのような、人間味豊かな情けないキャラクターはなんだろうか。そして何より、聖女にしてもチッセにしても言うべき事を言わない。聖女は事前に理由を教えておくか、再会した時すぐに騙されたと言うかすればこういう事にならなかったはずだ。チッセは隠し事が多すぎて、自分の気持ちをきちんと伝えないから主人公に拒否されるんだと思うのだけれど・・・。だが、当然ながらこうであるから矛盾したストーリー展開が可能になる。少しの違和感と引き換えならば商品として当然の選択だろう。ただ、そうであっても作品としては大きな欠陥だ。

題名:黒の断章 THE LITERARY FRAGMENT (_) Abogado Powers 原画:吉澤友章 シナリオ:大槻涼樹
D カルト探偵 探偵物/面倒
カルト探偵物。過去の事件を通して知り合った二人が主人公。ホームズ役の涼崎は過去の事件の記憶をなくし今も苦しんでいる、そしてワトソン役の草薙は涼崎の精神病院での担当をしたのが縁で共に探偵をする事に。あと、涼崎が引き取った、事件の犠牲になった夫婦の娘を軸に探偵物ののりで物語は始まるが、冒頭部分であるように物語は涼崎の失われた記憶に関連した方向へ・・・・。本格派の推理物から一転オカルト物に変わってしまうのは、潔いというか、なんというか・・・。画面をクリックするタイプのゲームでフラグをすべて立たせるのは意外に骨が折れる。ただ、多少おまけCGが隠れていたり、変化はある。Hシーンは普通のAVG。登場人物一人一人に律儀にも一回ずつHシーンがあるが、それほど浮いていないので好印象。独特のカット取りで他の作品とは一線を画す。当時としては練りこまれたというかマトモなストーリーと、独特の絵、システム、どれをとっても平均よりかなり上でセンスが光る作品。Win版も出るので続編も合わせて是非やってみて欲しい。記憶に残るかは別として変わった作品だ。(画像は涼崎の横顔にするかどうか迷った。それほどに濃い。いかにも主役顔。)(以下ネタばれ探偵物かと思いきや、いきなり今までの捜査は全て無効にしてカルトな世界に突入するのは少し唐突すぎるように感じた。最初の事件の犯人も推理ではなく直感で割り出しているし、地下室への入り口を発見したのも偶然。最後に殺せたのも記憶を思い出したからで、優秀な頭脳を持つ涼崎の見せ場は実はなく、全て向こうの方からやってきて勝手に解決したという印象が強い。ただ、そうはいっても楽しめた。ハードボイルドな雰囲気と明日香と涼崎との関係。過去の事件の真相など気になることも多く続きが気になった。安直といえば安直だがカルト知識を無機的にさらけ出したり、主人公達いや人間自体が神々の駒になっているという設定もゲームのシナリオとしてうまくいっているように感じる。そう、どれだけ矛盾が出ようと疑問が出ようと面白ければそれでいいのだ。例えば、最後に彼女が生き返っていた事や、たまにはハッピーエンドもいいという女神の言葉。それらが毒がある感じでいい味出している。)

題名:黒魔法少女サディスティック妖子 (_) 林組 原画:石原ますみ シナリオ:林保成
W ギャグ 妖子の性格?/面倒
魔王を倒し自らが魔王になろうとしていた矢先に、妖子によって召還され4人の恋敵を堕落させることを命じられた悪魔のお話。昼は妖子が学校に行き、夜は悪魔がヒロインと戦闘をしたりカード収集、使用、合成をする。昼間の選択肢はあまり意味がなく、夜がこの作品の中心。主な作業はカードを集め、二枚を合成し、様々なカードを作っていくこと。場所によって入手出来る物が異なり、エンディングの達成状況に応じてレアカードが入手出来るようになる。カードは、主にヒロインとの戦闘のための物で、能力値を上げたり、ヒロインの活発さなどを下げたりするのに使う。問題は96枚もあるカードを自力で組み合わせ新しいカードを見つけ出さなくてはならない点。これは一度のプレーでは困難なのでカードを持ち越しで再度カード収集をする必要があるだろう。そして、もう一つ難点は、非常に大変なのに必要なカードが少ないこと。戦闘はコツさえわかれば非常に簡単なので、最大でも20種類もあれば十分。この部分でどう行動するかで、陵辱や恋愛など展開が変わってくる。CGは全て合わせても100枚以下と少なく、Hシーンでも使いまわされている。内容は堕落させるという言葉から分かるように、初めは無理矢理というものが多い、パターン化されていて、徐々に自分からというのと、恋愛関係でのもの、後は堕落した時の物、捕らわれているものが一枚ずつ、とイベントでのものが数枚ある。個人的には悪魔と片思いの彼の格好がビジュアル系なことの方が気になったりする。とにかく、立ち絵とさほど違いがないので立ち絵が気に入れば気に入ると思う。長々と解説して来たが、色々と欠点の多い作品だと思う。システムも悪かった。だが、あまり長くなるのもなんなので詳しくはネタばれに書くとして、続いて内容について書いてみる。最初こそ悪魔と妖子が一緒に出てくるが、最後まで全くと言って良いほど接触しない。全く無関係かと言うと、夜で堕落させたヒロインが露出狂になったり、ナンパに誘ってきたり、イベント内容に変化はあるが、それで悪魔と妖子が会話するなんて事はない。まぁ堕落したと言っても性格は変わらないので劇的な変化はないのだけれど。とにかく二重のストーリーを読んでいる気分になってくる。どちらもボリュームが少なく、一回のイベントが次と関係しているということはほとんどない。恋愛関係になるのも非常に強引だ。どこか誉める場所を探すなら、妖子の二重人格を基にしたギャグとハイセンスな歌くらいだろうか。二重人格というのは学校でのおどおどしたいじめられっ子と、悪魔に対する仕打ちや心の中での毒舌のこと。歌はパロディーを効かせつつ、いかにもサディスチックな魔法少女といった歌詞が良い。後は、ストーリーがないのもある意味、良い点かもしれない。気軽に何も考えずにプレーできる、これはこれで悪くはない。欠点は多いが、作品として見れば良くも悪くもない。極めて平凡な作品。(プレー時間は人によって非常に差があると思うが、カード収集が、6時間、メインが3時間といったところ。ただ、攻略が面倒なので、攻略を見ながらという条件付。)(声優は普通に上手い、歌は三曲とも特殊で良い、音楽は無難。)(珍しいものとしては、聖水をかけられたり、男同士のレイプなんかも一箇所ずつある。)(以下ネタばれシステムは使い勝手が悪かった。右クリックで選択できるメニューと設定で設定できる事に違いがあるのには少々戸惑った。だが何よりも無駄に面倒なカード収集のシステムとセーブ、ロードの見出しが問題だ。カード収集については上で書いたが、セーブ、ロード。定型的な展開なのでロードする時に今どの当たりなのかわかりづらい。しかも夜の部はセーブの見出しが全く同じで、右クリックで表示される分には仕方ないが、オプションで表示される時が酷い。2×3列で画像つきで表示されるのだが、あまり変化のない画面なので全く意味を成していない。他にもボタンが小さかったり、雑だったり、目立たなかったり、不親切だと思わずにはいられない。)(ついでなので書くと、戦闘。召還魔法を使えば一発で終わるのは勘弁して欲しかった。初めは、ステータス最高にして、攻撃で戦っていたが、ほぼ勝てなかった。で、蓋を開けてみると召還魔法というのがあったわけだ。最低でも、攻撃だけでもなんとか勝てるバランスが欲しかった。カード収集と戦闘がやりたいなら、徹底して作りこまないと足を引っ張るだけのものになってしまうのは周知の事だとおもっていたんだけど・・・・・。他の作品よりは幾分ましだけれど、それでもかなり面倒。

題名:クロムパラダイス 銀白色の楽園 (_) ACID PLAN 原画:メガ男 原案:青木智彦
D_?? ギャグ 多彩過ぎる登場人物/単調?
面白い。未来、生活を何故か20世紀の様式で行っているコロニーでのバイト物語かな。6つの運送会社から毎朝働くところを決めてご出勤。その場所によって仲良くなる女の子が違います。選択肢は少ないですが各仕事先で3つのエンディングがあります。画面構成は右に選択肢など、下に顔とメッセージ、中央に背景画。女の子と出会うときだけ立ちシーンアリ。と概要はこんな感じ。さてこのゲーム登場人物が非常に多いです。運送会社でバイトということでお客が出てくるわけですね。その人たちがまたネジが取れまくっている人ばかり、しかも人間以外も大勢。後、オオムとか元ネタあるのも多数。とにかく笑わせてくれます。会社によってはこっちが主で女の子が従ですね。とにかく文章には一見の価値アリ。後、女の子達ですが、これも個性的、なんとなくロリ系が多いですが、投稿雑誌を元に強請ったり、コスプレしたり色々。しかも、下のCGのように裏表のギャップが激しいキャラもいて面白いです。ただ、あまりにお客との問答が多くて女の子との恋愛の過程が唐突で薄い感じです。ギャグ専門と考えてもらって結構かも、あ、HCGは絡みじゃなくて女の子だけのやつね。見かけたら即買って下さい。

題名:Close2U ~最後の夏休み~ (_) 赤ちゃん倶楽部 原画:みそおでん シナリオ:苦魔鬼轟丸
W ストーリーロリ シナリオ?/システム
サーファーの兄弟の内一人を選んで最後の夏休みを過ごす。ちらほらと話題になる作品で内容は、システムが前代未聞に最悪、そして、主人公達の年齢。このゲームのキャラクターは127cmの6年なんかですからね全員。システムについてはもうどうしようもない代物で右クリック押しても、画面モード変更と終了しかできない。セーブは一箇所のみ、CG鑑賞などはなし。修正ファイル入れないとまともに動かない。これでメッセージスキップ出来なかったら本当にどうしようもありません。さて、もう一つ話題になるのはストーリーの良さ。しかしこれに関しては賛同出来ない。確かにストーリーはすごい。しかし、6年生という設定もあり個性的ではあるが後半のどろどろうじうじのストーリー展開は好きになれない。シナリオ(台詞)にしてもどうでもいい。なんだかんだいっても恋愛シミュレーションを一直線されているので好きになれないからですけどね。とはいえ平均よりは大分良い作品だとは思います、ストーリーに関しては。恋愛が好きだったら、絶対に買いでしょう。(大体のイベントが全員で重複しているのもマイナス点、それに6年生にしては皆さんおませさん。それで普通の恋愛ゲームとやってることはほとんど同じ。それなのに6年生ぽいのは普通の恋愛ゲームが実際よりかなり幼いからだろうか・・・)(苺みるくから「鈴音たんとお風呂」というファンディスクが1200円で発売されている。)

題名:グレイストン・サーガ ~魔界の泉~ (一般)(_) Pegasus Japan 原画:竹谷直志・洋子、宮崎さより、永田健一、友清真由美、松本浩次 シナリオ:宮崎一男、大隈浩昭、上村明、赤坂泰洋、渡辺雅央
D SLG 長編大作/簡単すぎる
SLG。4つのシナリオで遊べる総プレー時間、40時間以上の大作。ステージクリア型で、クラスや装備、モンスターを仲間に出来るなど非常に多くの他にはない要素を持っている。そして、ステージの合間には修行(経験値+アイテム)や魔法の研究(強い魔法を作れる)、行商、魔法作成、依頼(小マップステージ)などが出来る。戦闘は一般的なスタイルで、魔法など多少アニメーションする。あまり、SLGに慣れていない人にとってはゆっくり長期間遊べる良作になるかもしれない。ただ、SLGに慣れている人にとってはあまりに簡単なので退屈する事請け合い。戦っている敵を倒さないと至近距離でも次の敵は動き出さない。敵の数が非常に少ない。強力魔法なら間違いなく一撃で倒せる。ボス敵も動かず、弓で削れば軽く勝ててしまう。もう少し緊迫感や変化が欲しい所だ。そのくせチマチマ行動しなければならず、集団攻撃もないので地道に倒さなければならない。ストーリーは個別の理由によって旅立つが魔界の泉に関係する陰謀の影を追うことになるというもの。しかし、全15ステージ中、10まではストーリーらしきものが全くない。そのストーリーも大部分で重複する。ステージ10まである依頼(小ステージ)や、大部分のステージは多少変化するがこれまた重複。そして、始まるときにちょっとした説明が流れるだけでキャラクターの会話は一切ない。仲間が新しく入る時でさえ少し話しをするだけでそれ以降一切出てこない。言葉をしゃべるのはほぼ主人公とパートナーだけだ。これで、4つのシナリオを全てプレーした人がいるのならよほどこのゲームが気に入ったのだろう。簡単なのだから最初に書いた様々な要素も活用する必要がない。SLG初心者向けの作品としてはかなりのレベルに達しているとは思うが、楽しむには経験を積み過ぎたし、歳をとりすぎた。(2つのシナリオのみクリア)(ネコ耳キャラも結構いた。女性の割合も結構高い。まぁしゃべらないけど。)(以下、もう少し詳しい説明、攻略心得そしてネタばれ色々あるのだが本当に一般的なゲームにしか思えなかった。ステージの合間の諸々にしてもそうだ。修行でもらえる経験値は変動幅がそれほどなく、大した効果もない。第一、ほとんどのキャラは魔法の研究も行商も出来ないので一応やるだけ。魔法の研究は敵の魔法使いを数名捕獲すれば簡単に終わってしまう。しかも、必要な魔法は、召還、神聖、精神後は特殊くらいで他はいらない、要するに半分はいらないことになる。行商も出来るキャラが限られていて、お金の使い道は魔法作成のみなので大した必要性もない。魔法武器の作成も一部キャラのみでしかも必要性もない。行商で売る特産品の入手はランダムで相場もランダム、全くの運でしかない。このように運に左右されるコマンドは多いが隠し要素などは全くと言って良いほどないようだ。ただ、クリア条件をきちんと見ていないとまだ行っていない洞窟などがあるのにクリアしてしまう。それで少々ストレスが溜まってしまった。さて攻略心得だが、戦闘では敵が少ないので初期メンバーだけでも十分やっていける。行動回数を増やす靴の個数が限られているので、人数が多いと足手まといにしかならない。他の理由として、仲間の飛び越え出来ず場所を取られるというのもある。武器の入手具合からいくと、8、9人のパーティーを想定しているようだが、主人公、魔法使い、神官、戦士、の各一人ずつだけ育てても全く問題ない。何度も書くが簡単でかつストーリーがないので思い入れが出来ない、したがって何の仕掛けがしてあっても意味が見出せない。

題名:グレイストン・サーガ外伝 ~動乱の魔都~ (一般)(_) Pegasus Japan 原画:永田健一 シナリオ:宮崎一男 ディレクター:大隈浩昭
D SLG 長編大作/長すぎる
SLG。前作を大幅にパワーアップした秀作。7つのサイドストーリー(5面)と本編(25面+30面程度の依頼)から成り、主人公だけでなく、登場人物達の物語も楽しむことが出来る。総プレー時間は50時間は下らないだろう。ストーリーは盗賊団のリーダーである、主人公が伝説の宝珠の力を利用としようとして全てを失う所から始まる。何故、主人公は宝珠に手を出そうとしたのか、仲間達は何を背負っているのか、そして宝珠は一体どこにいったのか、そして急増した魔物達と見え隠れする陰謀を軸に登場人物達が運命に翻弄される。前作とは薄く繋がりがある。基本的なシステムは前作の「グレイストン・サーガ ~魔界の泉~」と同じなので合わせて見て欲しい。本作での変更点は、特定の魔物のみ仲間に出来る点、その魔物を売れる点、修行や魔法の研究がお金が掛かる代わりに何度も出来る点、マップに隠しアイテムやイベントが出来た点、戦闘の合間にまぁ充実したストーリーが付いた点、とまぁこんな所。これらの変更点によって、魔物を仲間にして売るということが非常に重要になってきた。何をするにもお金が全ての世界なので出来るだけ魔物を仲間にしておきたい。難易度は高くはないが、突進するとあっけなく死んでしまうので間合いが重要になってくる。ストーリーの方は、硬派な世界存亡の危機に立ち向かう若者達というありがちな内容。ボリュームもバランスもストーリーもこの系統のSLGの中では頭一つ抜きん出ている印象を受けるが、個人的にはあまりに長すぎた・・・・。(SLGというのは、戦闘アニメを切ったら飽きたという事が多いと思うが、サイドストーリー2つクリア、その後、本編10面に行った辺りでアニメを切ってしまった。)(サイドストーリーやっても何が起きているのか良く分からなかった、前作の主人公も出てきたが、名前すっかり忘れてた・・・。とにかく、名前と人間関係覚えるのが上手な人には楽しめるのかも。)(以下ネタばれ、攻略、他>前作同様、ボスは弓で遠くからちまちまやれば無傷で倒せます(数匹例外有り)。25面では強い魔物を複数仲間にしていないと死亡確定。隠し洞窟などは、マップをクリックすれば見つけられます。神経質にお金を稼がなくとも、敵をきちんと倒し経験値を手に入れることさえ考えていれば問題は起きない(最終的に30万以上あまってしまった・・・)。戦闘で使うキャラクターを6人程度に絞り、出てくる敵を全滅させていけば後はなんとかなる、装備は宝箱でまかなえるので、マジックブーツが買える様になったら、主力分+1、2足買っておけば他は買わなくとも良い。とにかく間合いを掴み地道にタコ殴りする事。さて、隠しアイテムなどは大抵色違いの床にあり。町の人たちの話でどこにあるか分かる場合が多い。分かりづらかったり、ヒントがない物で自分が見つけたものを書き出してみます。ところで、依頼の「依頼人が無くした宝物を捜索する」で手に入る隠しアイテムの、モブリスの秘術本がないと取れない宝箱が多くあってちょっとびっくりした。さてでは、5面:マニラーマ神殿、祭壇の左裏、幸福の指輪、6面:依頼(依頼人が無くした宝物を捜索する。)、右の地面(色違い)、モブリスの秘術本(10面:水の洞窟の宝箱が取れる、14面:上の洞窟で橋が架かる、呪いシリーズや純金シリーズ、18面:愚王シリーズ)、中央の地面(色違い)、ミスリルナイフ、6面:右下の色違いの森、エリクサー、マジックブーツ、11面:コーニッグ神殿祭壇裏、エリクサー、16面:隊長格(Lv20)を倒すと、ワースブレード、17面:町の下の森、癒しのしずく、妖しの小刀、+?、祝福の穴(各パラ+5)、21面:南の森の洞窟、ポコポンで行き、全ての質問に「いいえ」と答えると、ゴールドブーツ、下の門の中の木に、トライデント、24面:穴の縁中央、アダマンタイト、ドラゴンがいる川のあるマップ下、川の横、ドラゴンシールド、反対側、牙竜の骨、入り口右上、デモンブレイカー)(女の子がいっぱい出てくるが、20面まではそれでも硬派だった。それなのに、20面の依頼で仲間になる人形の霊のポコポンらが出てきた途端に、自分の中で世界観が崩壊してしまった。)(エンディングでは男のキャラが大抵不幸になるのは一体何故なんだ?

題名:紅蓮 (_) ZONE 原画:AM-DVL シナリオ:ワタナベヒロシ
W RPG コメディータッチ?/エンディング+α
RPG。前作アズガルドと同様の作りになっている。章構成で最初は仲間集め、その後冒険。好感度が上がると章間に仲間との物語が進行する。ストーリーは突如出現し始めた鬼に対抗する幕府直属の退魔組織紅蓮の若き頭として仲間を集め鬼を退治するというもの。敵からはお金だけを入手して訓練によって能力値を上げるシステム。AVGの方がRPGの要素よりも格段に高く女の子モンスターが出てきますがRPG部分は面倒。同じ行動を何度も必要とする訓練、続編を予感させる未完成で一貫性のないシナリオ、そして楽だったり無意味だったり難しかったりとバランスのおかしな戦闘。はっきり言って駄作です。コメディータッチの話も織り交ぜたりCGの使い方に工夫したりひかる物はあります。しかし、グロテスク(鬼に食われたり引き千切られたり)だったり、シナリオがあまりに矛盾や不可解さがあったりで全体的に面白くない作品。しかし、この採点、もしかしたらアスガルドより面白くなかった事や期待外れだったこと、バグでイベントが見れなかったことが影響してそう。あ、そうそう、話の根本はアスガルドをやってみないと理解不能です。(声一部有り、歌、OP動画有り、バグ多数、エンド一つ限り)

題名:穢れなき君を (_) Vanilla 原画:西安 シナリオ:森信幸・島津出水 製作:すたじを実験室
W 退治 不愉快にはならない/全編C級
はっきり言って悪いですが買う価値無し。時々やっていて不快になるゲームもありますがこれは大丈夫でした。見た感じでわかるとは思いますが絵も汚いほうです。ついでに言えばCGは全部で80枚程度ですが立ってる絵もカウントされているので枚数自体は少ないです。ストーリーはエクソシスト要するに悪魔祓いですね。お祓いの最中に妻のお腹の赤ちゃんに憑依してしまった悪霊が夫である、主人公の先生が死んだことによって姿をあらわした。しかし子供は三つ子の三姉妹なので誰に憑いているか分からない。というお話ですが短くて誰に憑いてるの?という謎以外にはほとんど見所(?)のない作品です。もし例えるならばを短く粗悪にしてジョークを取った作品というところです。声無し。

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